エフピコ、PC(プロセスセンター)から店舗への輸送に特化した容器の新製品「ウラカタ®トレー」を開発
エフピコは、食品業界の現場が抱える課題を解決する新製品「ウラカタ®トレー」を発表いたしました。この「ウラカタ®トレー」は、人手不足が深刻化する中、効率化とコスト削減、そしておいしさの両立を目指して開発された、PC(プロセスセンター)から店舗への輸送に特化した容器です。
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【開発背景:現場の「困った」を解決】
近年、多くの企業で人手不足が共通の課題となっており、生産性の向上とコスト削減が喫緊のテーマとなっています。特に、PCと店舗の連携により、「作業性」と「おいしさ」を両立させながら効率的に独自性のある商品を作ることが求められていました。

これまでのPCから店舗への「輸送」では、総重量約2kgにもなる商品をラップで包むと中身が潰れてしまったり、緩衝用のダンボールが必要になりコストが発生する、といった問題がありました。エフピコはこれらの現場の声に応え、「ウラカタ®トレー」を開発しました。
【ウラカタ®トレーの特長と機能】
• 「輸送」での活用
◦ PCから店舗への「パン粉付け」「タレ漬け」された精肉(メンチカツ、トンカツ、豚肉、鶏肉)や鮮魚(アジフライ、エビフライ、漬け魚)などの半製品輸送に特化しています。
• 優れた輸送効率と安定性
◦POINT1: 標準コンテナ(クレートⅡ型浅・深)にぴったり収まるサイズで、輸送中のズレを防ぎます。これにより、効率的で安定した輸送が可能です。
◦ POINT2:重さのある中身でも耐えられるよう、約2kgの総重量に耐えうる本体強度を実現しています。これは、強度を保つためのリブ(補強部)の工夫によるものです。
◦POINT3: 互い違いに重ねることで、中身を潰さずに積み重ねて輸送できます。同じコンテナに2段重ねて入れることができ、輸送量を2倍にすることが可能です。 トレーを反転させるとしっかりと重なり、コンパクトに保管できます。



• 現場にやさしい軽量設計
◦ ウラカタ48-38(71)は1枚わずか34.2gと非常に軽量です。同サイズのステンレスバットが1kgを超えることを考えると、その軽さは際立っています。女性のパートさんでも持ち運びが楽で、作業負担を大幅に軽減します。
• 衛生的で効率的な「ウオッシュレス」運用
◦ PSP素材製でワンウェイのため、バット洗浄の手間が不要になります。これにより、洗い物担当の人員を製造に回せるなど、人件費削減や作業効率向上に貢献します。


エフピコは、今後も「ウラカタ®トレー」を通じて、食品業界の「働き方」を「裏側から」支え、より効率的で持続可能な食の提供に貢献してまいります。
【製品ラインナップ】

【ご参考】
<株式会社エフピコ>
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで使用される簡易食品容器を製造販売する国内最大手メーカーです。エフピコ方式のリサイクル「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」による地上資源の循環及び CO2 排出量削減、環境負荷の低い容器の開発による省資源化などを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
所在地:〒163-6036 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号新宿オークタワー36 階
代表者:代表取締役会長 佐藤 守正/代表取締役社長 安田 和之
設 立:1962 年 7 月
【みんなでリサイクル】エフピコ みんなでリサイクル |株式会社エフピコ
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