<全国20歳~69歳の男女500名に聞いた、リユースに関する調査>リユース市場に追い風!’20年以降リユースのハードルが下がった人は半数以上物価高がきっかけでリユースを利用した人が約3割いることが判明

一方リユースリテラシーが課題?未経験者はモノの売買で重要視する項目がない人が約6割も

日本最大級のリユースデパート「KOMEHYO」を展開する株式会社コメ兵(以下、KOMEHYO)は、リユース市場が拡大する中、一般生活者の中でリユースがどう利用されているかの実態を明らかにすることを目的に、全国の20歳から69歳の男女500名を対象に「リユースに関する実態調査」を行いました。
  • 調査結果サマリー                                     

リユースのハードルについて

✓リユース品を購入したことがある人が55.2%に対して、モノを売ったことがある人は45.8%。一方で、過去に、リユース品を購入したことを隠したことがある人が13.4%に対して、モノを売ったことを周囲に隠したことがある人が9.2%。リユース品の売買は身近になりつつも、周りに知られたくない人も一定存在する結果に。

✓リユース品の売買に対してハードルがなくなったと回答した人の約半数が2020年以降にハードルを越えたと回答。

✓リユース品の売買に昔はハードルがあったが、現在はなくなった人のきっかけは、「物価高」「コロナウィルス」「家族・知人・友人・インフルエンサーからの勧め」が上位にランクインする結果に。


リユース利用のきっかけについて

✓物価高で節約意識が高まったことによってリユースに興味を持った/利用した人は31.2%。

✓ヴィンテージなど、今では手に入らない希少性の高いリユースアイテムに興味を持った/利用した人が26.8%。


  • 調査結果を受けて     

2021年のリユース市場規模は前年比11.7%増の2兆6988億円となり、12年連続で成長しています。2025年には3.5兆円規模のマーケットに拡大すると予測される大きな市場になります。(※1)調査結果においてもリユース品は売買ともに2020年以降からハードルがなくなってきており、一般生活者にとってもリユースは身近な存在となっています。


このようにリユース市場の拡大の背景は、新型コロナウィルスや円安・物価高といった社会背景や、環境配慮やサステナビリティ意識の高まりといった価値観の変化や、リセールバリューを意識した賢い消費の登場などが追い風になっていると考察できます。実際に調査結果でも、リユースを利用、興味を持つきっかけは、「安価」や「お手頃」という理由だけではなく社会背景や価値観の変化によりリユースが身近でポジティブなイメージに変わってきていることがうかがえます。KOMEHYOでも、特に2020年以降は買取イベントや新規出店といった「生活導線上での接点づくり」による利便性向上をきっかけにリユースの買取や購入をされる新規顧客層が増えています。


リユースが身近になる一方で、リテラシーがないことが要因でリユース売買に失敗してしまうケースもあります。リユース品を適切に売買するためには、一次流通の買い物よりも「モノの価値」を考える必要があり、それを判断できるリテラシーが求められます。KOMEHYOではリユースの需要が高まっている昨今だからこそ、習慣化させるためのアクションが必要であると考え、接点を増やすために編集型店舗を立ち上げたり、リユースを身近に体験してもらうためにLINEでの査定を実施したりしています。また、リユースに対して安心感を印象付けるために、コンタクトセンターでの売買を含めた相談対応やスマホでの接客を提供しています。

(※1 リサイクル通信「リユース業界の市場規模推計2022」)


  • 調査結果の詳細                                                              

<リユースのハードル関する結果>

●リユース品を購入したことがある人が55.2%に対して、モノを売ったことがある人は45.8%。


●過去に、リユース品を購入したことを隠したことがある人が13.4%、モノを売ったことを周囲に隠したことがある人が9.2%。


2020年以降からリユースの売買に対してハードルがなくなっている人は約5割。リユース品の購入に昔はハードルがあったが、現在はない方のきっかけは、「物価高」、「家族・知人・友人・インフルエンサーからの勧め」、「コロナ」がリユース売買ともに上位にランクイン。

●リユース品を購入することに昔はハードルがあったが、現在はない方のリユース品へのハードルを越えた理由は、1位「金銭的な理由から」2位「中古(リユース)品の品質が向上しているから」3位「フリマアプリが普及しているから」。モノを売ることへのハードルを越えた理由は、1位「フリマアプリが普及しているから」2位「リサイクルショップが増加しているから」3位「金銭的な理由から」という結果に。


<リユース利用のきっかけに関する結果>

●リユースを利用するきっかけは、社会背景やリユースの特異性が大きな影響している結果に。

・物価高で節約意識が高まったことによってリユースに興味を持った/利用した人は31.2%。

・ヴィンテージなど、今では手に入らない希少性の高いリユースアイテムに興味を持った/利用した人が26.8%。

・サステナブルファッションを意識してリユースを利用した/興味を持った人が22.8%。


<リユースリテラシー関する結果>

●リユース売買におけるリテラシーとして持っておくべきマスト条件は、1位「リユース可能な商品かどうかを判別できる」2位「安心してモノを売れる企業・お店を知っている」3位「大体いくらくらいでモノが売れるか知っている」という結果に。また、リユースに関する項目で最も意識されているモノは、モノを買うときも売るときも「自身が使用している商品がリユース可能なモノがどうか判別しようとしている」(25.0%)。


●モノを売るときに満足する金額は、買った価格の平均40.3%以上だという結果に。モノを売るときに満足する金額が買った価格の80%以上の人は80%未満の人に比べて、モノを売るときのリテラシーとして持っておくべき要素の「自分に最適なモノを売る方法を知っている」、「安心してモノを売れる企業・お店を知っている」が低い数値に。リユースリテラシーがモノを売るときの満足度に影響する傾向がある。


  • 調査概要                                                                                                

調査名      :リユース品に関する意識調査

調査期間   :2023年5月26日~2023年5月29日

調査方法   :インターネット調査

調査機関   :自社調査

性別         :男女

年齢         :20~69歳

地域         :全国

その他      :性世代均等割付

 サンプル数:500ss


  • 株式会社コメ兵 会社概要

                                                        

会 社 名: 株式会社コメ兵  

代 表 者: 代表取締役社長 石原 卓児

本社所在地: 愛知県名古屋市中区大須3丁目25番31号

設立年月   : 1979年(昭和54年)5月

URL         : https://www.komehyo.co.jp/

事業内容   : 

コメ兵はリユースをより身近に、便利で、安心できるものに進化させるべく、 リユース市場の価値向上を実現する取り組みを進めています。 専門の鑑定士とAIなどのリユーステックによる真贋判定や品質チェック、 商品メンテナンスなどを丁寧におこなうことで、独自に仕入れた商品に信用をのせ市場に提供しています。 オフラインとオンラインのシームレスな購買体験を目指し、お客様や社会の「好奇心」をうみだすことで、 リユース市場全体のスタンダード向上と、サステナブルな社会を実現していきます。

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会社概要

URL
http://www.komehyo.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
愛知県名古屋市中区大須3-25-31
電話番号
052-242-0088
代表者名
石原 卓児
上場
東証2部
資本金
18億378万円
設立
1979年05月