20代・30代の求職者に「自分の強みを理解できているか？」を調査

「理解できていない」・「わからない」の合計が約7割

株式会社ジェイック

2023年10月25日 10時30分

株式会社ジェイックが運営するフリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック就職カレッジ®」は、「ジェイック就職カレッジ®」に登録する20代・30代の求職者に対して行った「自分の強み」に関するアンケート結果を発表します（回答者数：161名、調査期間：2023年8月28日-2023年9月29日）。

■「自分の強みを理解できていますか？」：1位「わからない」(39.1％)

「自分の強みを理解できていますか？」と質問したところ、1位「わからない」(39.1％)、2位「理解できている」32.9％、3位「理解できていない」（28.0%）となりました。

■「仕事で自分の強みを実感するとき」：1位「他者に評価されたとき／褒められたとき」（59.0%）

「仕事で自分の強みを実感するときは、どんな時ですか？」（複数回答可）と質問したところ、1位「他者に評価されたとき／褒められたとき」（59.0%）、2位「他者に感謝されたとき」（50.9%）、3位「自分の成長を実感したとき」（47.2%）、4位「仕事で成果が出たとき」（39.8%）、5位「周囲との人間関係を作るとき」（23.0%）、6位「当てはまるものがない」（8.7%）となりました。

今回の調査結果について、18年以上にわたり若年層の就職支援に携わっている、当社執行役員の柳井田は、次のように述べています。

「『自分の強みの理解』について、『わからない』『理解できていない』と答えた方の合計は7割近くにのぼり、『理解できている』と回答した人は3割にとどまりました。内閣府が7か国の13～29歳の男女に対して行った調査においても、『自分には長所があると感じていると思うか』という質問に対し、『そう思う』は62.3％、『そう思わない』は37.7％と、『そう思わない』と割合は7か国中、最多と公表されており(※)、その理由の１つとしては、日々の生活の中で自己分析をする機会が少なく、自分の強みに気づいていない方が多数いることが考えられます。

また、『仕事で自分の強みを実感するとき』については、『他者に評価されたとき／褒められたとき』（59.0%）、『他者に感謝されたとき』（50.9%）などが上位になりました。この結果から、若者は他者からの評価を通して自分の強みを実感するという傾向が見られます。

自分の強みは自分自身では気づきにくいものですが、誰もが持っています。自分の強みを理解したうえで就職活動に臨むことは、自分に合った企業選びや面接での自己アピールに繋がるだけでなく、長期的なキャリアの方向性を検討する際にも役立ちます。そのため、自己分析ツールやエージェントとの面談などを活用し、『自分の強み』の理解を深めてほしいと思います。

また企業においても、部下指導や人員配置の側面から、本人はもちろん、上司や経営層が社員の強みを理解できていることは非常に重要です。そのため企業は、上司が感じる部下の強みを積極的に本人や経営層に伝えること、強みを生かせる人事設計や配置を促すことができると良いでしょう。」　　

(※)内閣府公表：我が国と諸外国の若者の意識に関する調査（平成30年度）

　日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国で実施

ジェイック執行役員カレッジ事業部長　柳井田彰
18年以上若年層の就職支援、中堅・中小企業の採用支援に従事する中で、国家資格2級キャリアコンサルティング技能士も取得。採用コンサルティングやキャリア形成に関するセミナーにも数多く登壇。また現在は、AIを活用した面接練習アプリ「steach」の開発責任者も務める。

【調査概要】

調査名称：「自分の強み」に関するアンケート調査

調査対象：当社サービスに登録した20代・30代の求職者

調査機関：自社調査

調査方法：Webアンケート

調査期間：2023年8月28日～2023年9月29日

回答者数：161名

■ジェイック就職カレッジ🄬概要

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