【タイガー魔法瓶「熱中症と水筒に関する意識調査」】熱中症特別警戒アラートが4月24日から運用開始 熱中症警戒アラートや特別警戒アラートを意識している人は全体の3割に満たない結果に
地球沸騰化の時代、4月に30度を超える可能性もあるなか、熱中症対策を始めるのは6月・7月から、という人が半数以上。
スポーツドリンクや経口補水液も入れられるタイガーボトルも紹介!
熱制御テクノロジーで世界をリードし、マイボトルによる水分補給を推奨するタイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)は、2024年4月24日から環境省と気象庁により運用が開始される「熱中症特別警戒アラート」の発表を受け、熱中症対策への意識と水筒の使用実態を調べるために、15歳~59歳までの男女544人に調査を実施しました。
気象庁は、今年4月から6月にかけての3か月間の長期予報(※1)を発表し、エルニーニョ現象の影響などを受け、気温は全国的に平年より高くなる見込みだと予想しています。今年は、2023年の新語・流行語大賞にノミネートされた「地球沸騰化」にも注目が集まり、それによる熱中症をはじめとする健康被害の増加が懸念されています。そのような中、環境省と気象庁は、「熱中症警戒アラート」よりも、より深刻な健康被害が発生しうる場合に発信される一段階上の「熱中症特別警戒アラート」の運用開始を発表しました。
そのような背景を受け、正しい熱中症対策としてマイボトルによる水分補給を推奨しているタイガー魔法瓶は、熱中症対策として、熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートを意識している人がどれぐらいいるか調査しました。その結果、毎日様々なメディアを通して伝えられているアラートにも関わらず、意識している人は全体の3割に満たないことが判明しました。
当社は創業以来101年もの間、真空断熱技術と熱コントロール技術を軸に、温かさや冷たさ、品質に向き合い続けてまいりました。これからも「温度」に関わる技術や想いをもとに、マイボトルによる水分補給での熱中症対策を呼びかけてまいります。
※1 気象庁「向こう3か月の天候の見通し」 https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M
◎調査サマリー ・「夏の暑さ」が昔と違い危険を感じる人は85.9%、 さらに85.8%の人が最高気温が25度以上の「夏日」の観測が年々早まっていることを実感。 ・一方で、実際に熱中症対策を始めるのは、6月や7月からと回答した人が全体の半数以上。 「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」の発信があるも、 意識しているのはたった26.1%と3割未満という結果に。 ・熱中症対策で大事なこととして82%が水分補給と回答し、中でもお茶類・水を飲む人が大半。 ・さらに、75%の人が脱水症状があるときには「経口補水液」が効果的であると知っているが、 半数以上が「ステンレス製の水筒にスポーツドリンクや経口補水液を入れるのはよくない」という情報を 見聞きしたことがなく、スポーツドリンク・経口補水液対応ではない水筒を使用している可能性がある。 ➡ステンレスの表面に滑らかで光沢のある「スーパークリーン(Plus)加工」を施したタイガーボトルはスポーツドリンクや経口補水液に対応。 ※飲み物はできるだけ早く飲みきり、ご使用後はすぐにお手入れをしてください。カビの発生・サビ・穴があくなど故障の原因になります。 |
【調査概要】
調査対象:全国の15歳〜59歳の男女 調査機関:タイガー魔法瓶株式会社
調査期間:2024年3月15日(金)~3月19日(火) 調査方法:インターネット調査 有効回数数:544名
※結果数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は【タイガー魔法瓶「熱中症と水筒に関する意識調査」より引用】と注釈をご記載ください。
「夏の暑さ」が昔と違い危険を感じる人は85.9%。
さらに85.8%の人が最高気温が25度以上の「夏日」の観測が年々早まっていることを実感。
昨年5~9月に熱中症で緊急搬送をされた人数は91,467人(※2)で、これは平成 20 年の調査開始以降2番目に多い搬送者数でした。さらに今年は「熱中症特別警戒アラート」も新設されるなど、過去に例のない危険な暑さが予測されます。年々厳しくなる夏の暑さに対し、「昔とは違い危険だ」と感じる人は85.9%。また、最高気温が25度以上の夏日が観測される日も、年々早くなっていると感じている人が85.8%もいる結果となりました。実際に、今年の3月31日は全国100地点以上で夏日が観測(※3)されており、東京都心などでは3月の観測史上最高気温を更新しました。
※2 総務省「令和5年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r5/heatstroke_nenpou_r5.pdf
※3 日本気象協会「季節外れの暑さ 全国100地点以上で夏日 東京は3月過去最高気温を大幅更新」
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/03/31/28140.html
実際に熱中症対策を始めるのは、6月や7月からと回答した人が全体の半数以上。
年々夏日が早くなっていると感じる人が全体の約8割ほどいるにも関わらず、実際には6月や7月に熱中症対策を始める人が全体の約6割の59.9%という結果に。「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始される4月と答えた人はたった2.0%で、熱中症は“夏本番中だけの危険”と誤った認識をされていることがわかります。
「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」の発信があるも、意識しているのはたった26.1%と3割未満という結果に。
「熱中症警戒アラート」、および「熱中症特別警戒アラート」を知っているか、という質問に対して、現行の「熱中症警戒アラート」を意味まで知っている人は52.6%、今年より新たに開始する「熱中症特別警戒アラート」においては42.1%と、半数以上が意味を知らない、もしくは知らないということがわかりました。本来、“暑さへの気付き”を促し熱中症への警戒を呼びかけるものとして活用されるべきアラートの認知率としてはやや低い印象を抱きます。
実際に、熱中症にならないために、日頃気にしているものについて質問したところ、「気温」や「天気」「湿度」などが多く、「熱中症警戒アラート」は26.1%、「熱中症特別警戒アラート」は今年からの発信ですが16.0%と、3割未満ということがわかりました。
2024年4月24日から運用が開始される「熱中症特別警戒アラート」とは
「熱中症特別警戒アラート」とは、環境省と気象庁が「熱中症による重大な健康被害の恐れがある」と判断した際に発表されます。基準は、気温や湿度などに基づく暑さ指数が都道府県内の全観測地点で35以上になると予想されること。すでに運用されている熱中症警戒アラートの1つ上の段階として扱われます。
参考:環境省熱中症予防情報サイトhttps://www.wbgt.env.go.jp/about_alert.php
熱中症対策で大事なこととして82%が水分補給と回答し、中でもお茶類・水を飲む人が大半。
熱中症対策として82%の人が水分補給が大切と認識しており、次いで62.7%の人が塩分補給も大切と回答しました。
また、実際に熱中症対策として選んでいる飲み物は、お茶(緑茶・麦茶など)が最も多い67.1%という回答に。次いで水が54.1%と、定番ドリンクが上位となりました。
3位のスポーツドリンク以降の飲み物は、お持ちの水筒によっては入れることができない飲み物もあります。特に、夏場に失われやすい水分・塩分の補給として選ばれやすいスポーツドリンクや経口補水液は、塩分を含むため、一般的な金属製の水筒に入れるとサビや穴があくなど故障の原因になるおそれがあります。
※ステンレスの表面に滑らかで光沢のある「スーパークリーン(Plus)加工」を施しているタイガーボトルはスポーツドリンクや経口補水液に対応しています。(飲み物はできるだけ早く飲みきり、ご使用後はすぐにお手入れをしてください。カビの発生・サビ・穴があくなど故障の原因になります。)
75%の人が脱水症状があるときには「経口補水液」が効果的であると知っているが、半数以上が「ステンレス製の水筒にスポーツドリンクや経口補水液を入れるのはよくない」という情報を見聞きしたことがなく、スポーツドリンクや経口補水液対応ではない水筒を使用している可能性がある。
全体の75.0%が、脱水症状が出たときは、スポーツドリンクよりも経口補水液の方が効果的なことを知っている、と回答しました。
しかし、前述した通り、スポーツドリンクや経口補水液は塩分を含むため、一般的な金属製の水筒に入れるとサビや穴があくなど故障の原因になるおそれがあります。実際、半数以上の人が「ステンレス製の水筒にスポーツドリンクや経口補水液を入れるのはよくないということを知らない」と回答をしており、スポーツドリンクや経口補水液に非対応の水筒を使用している可能性があることがわかりました。
タイガー魔法瓶の真空断熱ボトルには、ステンレスの表面になめらかで光沢のある「スーパークリーン(Plus)加工」を施しており、汚れやにおいがつきにくくサビにも強いので、スポーツドリンクはもちろん経口補水液の使用も可能となっております。(飲み物はできるだけ早く飲みきり、ご使用後はすぐにお手入れをしてください。カビの発生・サビ・穴があくなど故障の原因になります。)
例年以上の暑さが予想される今年の夏は、スポーツドリンクと経口補水液の両方に対応している真空断熱ボトルをマイボトルとして使用し、体の症状に合わせて上手に使い分けて熱中症・脱水症状対策にお役立てください。
※スポーツドリンク・経口補水液は単体で熱中症対策に直結するものではありませんので、その他の対策と合わせてご活用ください。
参考:スポーツドリンク&経口補水液対応技術
タイガー魔法瓶の真空断熱ボトルは、ステンレスの表面に滑らかで光沢のある「スーパークリーン/スーパークリーンPlus(プラス)加工」を施しているので汚れやにおいがつきにくくサビにも強いため、塩分が含まれているスポーツドリンクや経口補水液も安心して入れられます。
※飲み物はできるだけ早く飲みきり、ご使用後はすぐにお手入れをしてください。カビの発生・サビ・穴があくなど故障の原因になります。
※外出先など充分なお手入れができない際でも、本体内側を水でよくすすぐなどのお手入れををしてください。
熱中症対策に関する意識調査をうけて、服部益治医師からのコメント
■「地球沸騰化時代」のいま、4月から「熱中症危険月」は始まっています。
2023年から使われ始めた、地球の厳しい環境を示す言葉が「地球沸騰化時代」です。以前は「地球温暖化」が使用されていましたが、そのような生易しい環境ではなくなったのです。「暑さ災害」と、災害目線で考えて、環境変化に対応することが求められます。四季の変化を楽しめた素晴らしい気候の日本は、残念ながら“夏と冬”の“二季の国”に変化してしまったと頭を切り替え、以前よりも徹底した暑さ対策が必要です。
4月は春ではなく夏に向かう月で、「熱中症危険期」の始まりと考えましょう。熱中症は、体調不良に留まらず、重症の場合は死へ直結しますので油断大敵です。
■まずはこまめな水分補給が大切。発汗量に合わせた水分補給を心がけて。
汗をかいたとき、口に入るとしょっぱいと感じることがあるかと思います。これは汗に混じり、体内の塩分(NaCl)を喪失しているからです。発汗時の対策として、1時間毎に100~200mLのこまめな塩分を補う水分補給が必要です。軽い発汗程度であればスポーツドリンク、アウトドアや長時間の外出などそれなりの発汗がある際には経口補水液を飲むなど、発汗量と体調に合わせた水分補給を行いましょう。外出時には、いつでもどこでも冷えた飲水で身体を冷やし、こまめな飲水による予防対策ができる、真空断熱構造(魔法瓶)の水筒が必需品です。
ただし、スポーツドリンクや経口補水液といった飲み物は塩分を含有しているため、対応可能な水筒を使用するなどの注意が必要です。非対応の水筒の場合、サビや穴があくなど故障の原因になる恐れがあります。安心してお使いいただくために、お持ちの水筒がそういった飲料対応のものであるかご確認ください。
また、日中や外出時のみならず、睡眠時にも熱中症の危険は潜んでいます。枕元に水筒を置いて、口渇で目を覚ました時にすぐに補う対策もおすすめです。
※弊社から依頼し頂いたコメントを編集して掲載しています。
服部益治医師 プロフィール
【プロフィール】
服部 益治(はっとり ますじ)
社会福祉法人 枚方療育園 医療福祉センターさくら(慢性期病院) 院長
兵庫医科大学病院 医師
医学博士。小児科専門医・腎臓専門医。
1982年 兵庫医科大学大学院医学研究科(内科系小児科学)修了。
医学博士授与
1982年 重井医学研究所付属病院 腎臓病センター医長
1983年 兵庫医科大学 小児科学講座助手
1988年 兵庫医科大学 小児科学講座講師
1990年 米国ミネソタ州立大学に留学(糖尿病性腎症の研究)
1996年 兵庫医科大学 小児科学講座助教授
2004年 兵庫医科大学 小児科学講座教授
2009年 米国ワシントン大学(シアトル)(生命倫理セミナー受講)
2018年 医療福祉センターさくら(慢性期病院)院長&
兵庫医科大学 特別招聘教授、兵庫医科大学病院 医師
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真空断熱炭酸ボトル MKB-T036/T048/T060
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傾斜がついたスラントハンドルで持ち運びもしやすい。
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/vacuum-insulated-products/mkb-t/
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※画像はMKB-T048
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【カラー】ストーンブラック<KK>、マットステンレス<XM>、イーグレットホワイト<WK>
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