「日経BP 10大徹底予測2026」初公表!世界分断とAI産業革命の先に日本の未来が見えてくる

「企業のAI活用、新たな雇用創出の突破口に」「Deep Decouplingが巻き起こすTriple Track」「コスパ、タイパの次は『メンパ』が消費を左右」

株式会社 日経BP

 株式会社日経BP(本社:東京都港区、社長CEO:井口哲也)は2026年に世界と日本に何が起きるかを大胆に予測する「日経BP 10大徹底予測」を初めて発表します。

「日経BP 10大徹底予測!2026」

  • 世界供給網は米・中・アジアに分断加速

  • AI活用は雇用減より創出の突破口に

  • ステーブルコイン、創造的破壊の主役

  • バイブコーディングが広げるDX格差

  • 光電融合がAIユビキタス時代のカギ

  • フィジカルAI、人口減日本の救世主に

  • ブタの腎臓移植、「永遠の生命」へ一歩

  • 日本は四季から「二季」の国に

  • 第3の消費トレンド「メンパ」が来る

  • 日本人は「個室」にこもる

本予測のポイント

・注目の生成AIはリストラを招く影響よりも、むしろ企業の生産性を向上させる効果が大きく、収益の改善を通じて新たな雇用を創出する「AI産業革命」の突破口になる  

・世界情勢では米中対立と戦争の影響がさらに深刻化し、不可逆的な「Deep Decoupling」が起こり、企業が米・中・アジアの3軸でサプライチェーンの再構築を迫られる「Triple Track」の時代が訪れる  

・消費者が重視するのは「コスパ(コストパフォーマンス)」、「タイパ(タイムパフォーマンス)」に続き、買い物でメンタルを浪費しない「メンパ(メンタルパフォーマンス)」になる

 詳細は11月27~28日に開催するオンラインイベント「日経BP 10大徹底予測!2026特別シンポジウム(参加料無料・事前登録制)」【https://nkbp.jp/2026yosoku_pr】で、専門メディアの編集長らが解説します。

 各メディアの予測関連記事は特設サイト「徹底予測2026」【https://nkbp.jp/2026fcasts】でご覧いただけます。予測関連の書籍や調査レポートも26点発行予定です。日経BPが40を超える専門メディアの総力を挙げて展開する未来予測にぜひご期待ください。

10大徹底予測・3行解説

【経営・社会3大予測】

◇Deep Decoupling~不可逆の世界分断に備えよ
サプライチェーンは米・中・アジア太平洋のTriple Trackに 

 米中対立と戦争により、世界は不可逆的な分断「Deep Decoupling」の時代に突入する。企業は自由貿易体制を前提としたサプライチェーンの再構築を迫られており、2026年は米・中・アジア太平洋を3つの軸とした「Triple Track」の供給網が必須の条件となる。

◇AI活用、雇用減より創出の突破口に~人間と仕事の「質」が変わる
「生産性向上→企業収益改善→雇用増」の好循環へ

 膨大な情報を収集分析するAIの能力を掌握すれば、人間は思考判断する能力を飛躍的に高められる。生成AIがホワイトカラーなどのリストラを招く影響よりも、むしろAI活用で生産性が向上し、収益改善を通じて新たな雇用を生むという好循環の突破口になる。

◇ステーブルコインの裏表~国際金融秩序、創造的破壊の主役
金融イノベーションの起爆剤か、通貨安定揺るがす異端児か

 ステーブルコインの登場で従来の国際金融システムでは不可能な「70秒で国際資金決済」「手数料ゼロ」が実現する。一方で通貨や国債の暴落で価値が棄損するリスクなど既存システムへの悪影響は見過ごせない。ステーブルコインがもたらす国際金融の創造的破壊の行方を探る。

【テクノロジー4大予測】

◇バイブコーディング~だれでも「システム開発」が広げるDX格差
生成AI駆動開発の実力、優勝劣敗の決め手に

 自然言語で指示するだけでAIがコードを生成する「バイブコーディング」が台頭。プログラミングの専門知識が無くてもシステムを開発できる時代が到来しそうだ。生成AIを活用して自前でシステムを開発できる実力を備えた企業が生き残り、追随できない企業とのDX格差は否応なく広がる。

◇光電融合~日本の技術がAIユビキタス時代のカギ
NTTは電力効率100倍めざす 電力不足解消の切り札に

 生成AIの普及で懸念される電力不足問題。これを解消する切り札が電気回路と光回路の統合で消費電力を減らす光電融合だ。NTTは2030年に電力効率を100倍にする目標を掲げる。いつでもどこでもAIを使える時代になるかどうかは日本の技術がカギを握る。

◇フィジカルAI~人口減少ニッポンの救世主に
「E2E自動運転」と「人型ロボット」が登場

 現実世界を認識し、物理的な行動を生成する「フィジカルAI」。その代表格はAIが制御の主役を担う「E2E自動運転」と「ヒューマノイド(人型ロボット)」だ。人口減少による労働力不足に悩む日本にこそ、フィジカルAIは救世主となり得る。

◇ゲノム編集でブタの腎臓移植~「永遠の生命」への一歩か
心臓・肝臓移植も続く プーチン・習近平も「不老不死」に関心

 ヒト以外の動物から臓器を移植する「異種移植」が実用化し、先陣を切る米国では遺伝子改変したブタの腎臓移植が成功した。日本でも臨床試験の準備が始まった。心臓や肝臓移植の可能性も検討が進み、「永遠の生命」に向けた扉が開かれつつある。

【消費・トレンド3大予測】

◇日本は四季から「二季」の国に~商品開発の常識が一変
暑すぎる+長すぎる夏、進化する機能性衣料、屋内でアウトドアレジャー

 地球温暖化の影響で夏がますます長期化している。春と秋は瞬く間に消え去り、日本は夏と冬しかない「二季」の国になろうとしている。進化する機能性衣料、屋内でアウトドアレジャー……。この気候変動が消費行動と商品開発に与えるインパクトは計り知れない。

◇第3の消費トレンド「メンパ」が来る~買い物はAI任せ、ブランドが希薄化
コスパ、タイパに続き、メンタル削られない消費にシフト

 AIエージェントはひとりひとりの趣味嗜好を把握した上で合理的な買い物を代行してくれる。そうなると消費者がこだわるのは買い物でメンタルを削られないことだ。コスパ重視、タイパ重視に続く第3のトレンド「メンパ(メンタルパフォーマンス)」重視の時代が来る。

◇「個室」にこもる日本人~プライベートラグジュアリー市場誕生
喧騒を避け静寂を求めて 新幹線・秘境宿に求める非接触の価値

 オーバーツーリズムに悩む大都市や観光地の喧騒を避け、静寂を求めて個室を選ぶ日本人を狙ったプライベートラグジュアリー市場が誕生する。東海道新幹線は個室タイプの座席を導入する。電気や水を自給する「オフグリッドホテル」の登場で秘境宿にも注目が集まる。

■「日経BP 10大徹底予測2026」の詳細はオンラインイベントで発表します

「日経BP 10大徹底予測!2026特別シンポジウム」(参加料無料・事前登録制)
11月27日(木)・28日(金) 午前10時~16時(予定)
イベント詳細・登録 https://nkbp.jp/2026yosoku_pr

■「日経BP 10大徹底予測2026」の記事はBP特設サイト・各メディアで随時更新します

「徹底予測2026」特設サイト https://nkbp.jp/2026fcasts

日経ビジネス電子版 https://business.nikkei.com/

日経クロステック https://xtech.nikkei.com/

日経クロストレンド https://xtrend.nikkei.com/

日経クロスウーマン https://woman.nikkei.com/

■「日経BP 10大徹底予測2026」関連特集を予定する主な雑誌

日経ビジネス臨時増刊「徹底予測2026」(2025年12月16日発売予定)

日経トレンディ12月号「2026年ヒット予測100&2025年ヒット商品ベスト30」(販売中)https://www.amazon.co.jp/dp/B0FWS53B2J

日経トレンディ1月号「大予測2026-2050」(2025年12月4日発売予定)

■「日経BP 10大徹底予測2026」関連の主な書籍

日経テクノロジー展望2026 未来をつくる100の技術(2025年9月)
https://www.amazon.co.jp/dp/4296208128

A.T.カーニー 業界別経営アジェンダ 2026(2025年10月)
https://www.amazon.co.jp/dp/429612546X

これからの日本の論点2026 日経大予測(2025年10月)
https://www.amazon.co.jp/dp/4296125753

BCGが読む経営の論点2026(2025年11月)
https://www.amazon.co.jp/dp/4296002716

■「日経BP 10大徹底予測2026」関連の主な調査レポート

人型・AIロボット未来予測2035(2026年1月30日予定)
https://info.nikkeibp.co.jp/nxt/campaign/b/291070/

テクノロジー・ロードマップ2026-2035 全産業編(2025年10月31日)
https://project.nikkeibp.co.jp/mirai/techroadall/

光電融合シリコンフォトニクス未来戦略(2025年11月25日予定)
https://project.nikkeibp.co.jp/bpi/report/compendium/photonics/

未来調査2026-2035 先端テクノロジー編(2025年12月12日予定)
https://project.nikkeibp.co.jp/mirai/res_edge/

【本リリースに関するお問い合わせ】

本リリースに関する取材のお申し込みは、日経BPのコーポレートサイトお問い合わせページ(https://www.nikkeibp.co.jp/faq/)からお願いいたします。

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会社概要

株式会社 日経BP

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号
-
代表者名
井口 哲也
上場
未上場
資本金
4億円
設立
1969年04月