インドネシアのジャワ1 LNG火力発電所が商業運転開始
インドネシアでは発電の60%を石炭火力発電に依存しており、再生可能エネルギーへの移行や環境負荷の低いLNGガス火力発電所の整備が重要となっています。本事業は、2017年1月にプルタミナと丸紅、双日の3社が共同出資するPT. Jawa(ジャワ) Satu(サツ) Power(パワー)社(以下「JSP」)と、インドネシア国営電力会社PT. PLN(ピーエルエヌ)(以下「PLN」)が25年間の長期電力売買契約を締結し、2018年12月より首都ジャカルタ近郊のカラワンでLNGを燃料とする火力発電所(1,760MW)と洋上LNG貯蔵・再ガス化設備(以下「FSRU」)の建設を進めてきたものです。FSRUはプルタミナと丸紅、双日、商船三井などが共同出資するPT. Jawa(ジャワ) Satu(サツ) Regas(リガス)社が建造・所有・操業しています。
本事業は発電施設とガス関連施設を一体として開発するGas-to-Powerとしてはアジア初のプロジェクトであり、CO2排出量削減(330万トン/年)に貢献します。本事業ではJSPはPLNに対して電力供給を行い、約430万世帯の電力需要を賄う見込みです。
双日は今後も、インドネシアでさらなるエネルギーインフラ事業の展開を目指し、地域の電力供給の安定化や脱炭素化に貢献していきます。
(ご参考)
【ジャワLNG火力発電プロジェクト 概要】
1)LNG火力発電所
事業会社 | PT. Jawa Satu Power |
出資比率 | プルタミナ40%、丸紅40%、双日20% |
所在地 | 首都ジャカルタ近郊のカラワン(ジャカルタの東方約100km) |
発電設備容量 | 1,760MW |
売電先 | PT. PLN |
売電期間 | 25年間 |
2)洋上LNG貯蔵・再ガス化設備
事業会社 | PT. Jawa Satu Regas |
出資比率 | プルタミナ26%、丸紅20%、商船三井19%、双日10%、その他25% |
所在地 | 西ジャワ州チラマヤ沖 |
貯蔵容量 | 170,000 m3 |
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