森下仁丹、「森下仁丹グループ環境方針」を策定 環境保全とコンプライアンスを経営の根幹に据え、持続可能な社会の実現に貢献
森下仁丹株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長 森下雄司、以下「当社」)は、事業活動における環境保全への取り組みを一層強化するため、2025年11月1日付で「森下仁丹グループ環境方針」(以下「本方針」)を策定いたしましたのでお知らせいたします。

近年、気候変動や資源枯渇など地球環境への影響に対する関心が高まる中、企業には持続可能な社会の実現に向けて責任ある行動が求められています。特に、事業活動全体を通じた環境負荷の低減や、サプライチェーン全体での環境配慮は、重要な経営課題のひとつです。
本方針では、森下仁丹グループが国際的な環境原則を支持し、事業活動のあらゆる場面で地球環境への配慮を徹底していく姿勢を明確にしました。そして、森下仁丹グループにおける「経営基盤の強化」を図り、環境保全への取り組みを体系的に推進するための重要な一歩となります。
また、社名に含まれる「仁」の文字には「思いやり」「真心」の意が込められています。当社は創業以来、この精神を大切にし、現在はパーパスとして「思いやりの心で、オモロい技術と製品で、一人に寄り添い、この星すべてに想いを巡らせ、次の健やかさと豊かさを、丹念に紡いでゆく。」を掲げています。環境保全はパーパスをもとにしたすべての事業活動の基盤と位置づけています。
今後は、本方針を全事業活動へ反映させるため、環境マネジメントの仕組みを実践するとともに、役員・従業員への教育・啓発を徹底いたします。あわせて、お取引先様をはじめとするサプライチェーン全体にも本方針への理解と協力を求め、ステークホルダーとの対話を通じて信頼関係の構築に努めます。
これらの取り組みを着実に推進することで、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。
■森下仁丹グループ環境方針 概要
基本的な考え方
森下仁丹グループは、当社のパーパスを原点に、この星すべてに想いを巡らせ、未来の地球環境を守り、持続可能な社会を実現することが大切な使命と考えます。
環境保全とコンプライアンスを経営の根幹に据え、全従業員が責任と誇りをもって行動し、一丸となって取り組みます。
基本方針
1. 限りある資源・エネルギーの効率的な活用と省エネ・省資源の推進を通じてCO₂排出量の削減に取り組み、気候変動の抑制と脱炭素社会の実現を目指します。
2. 環境関連の法令、条例、協定、自主基準等、要求事項を順守し、コンプライアンスの徹底とリスクの最小化を図ります。
3. 環境事故の未然防止、排水・排ガス・廃棄物の適正管理、化学物質管理の徹底により、汚染予防、生物多様性及び生態系の保全を図ります。
4. ガバナンスの強化と適切な管理と運用を通じて、環境パフォーマンスの向上とPDCAサイクルによる継続的改善を着実に推進します。
5. 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、食品等の製造・販売及び原料供給事業において、研究開発、調達、生産、販売、廃棄に至るまで、製品のライフサイクル全体で環境に配慮します。
6. 人財の活躍をより一層推進するとともに、全従業員が一丸となって環境改善活動に取り組みます。
7. 従業員教育と啓発活動により、一人ひとりの環境意識の向上と周知徹底を図り、持続可能な行動変容の促進を目指します。
8. 地域社会への思いやりを大切にし、持続可能な社会の一員として地域との共生を図り、社会貢献に取り組みます。
9. 取引先との連携を強化し、環境に配慮したモノづくりに努めます。
10. 本環境方針の開示を含め、責任ある情報開示とリスク管理を推進します。
■コーポレート・ガバナンスの取り組み
当社は、すべてのステークホルダーの皆様からの信頼に応え、持続的な企業価値向上を実現するため、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の最重要課題と位置づけています。経営の透明性・公正性を確保するため、社外取締役が客観的な監督を担う取締役会を中核に、監査、指名、コンプライアンス、リスク管理といった専門領域を審議する委員会を設置しています。これらの体制のもと、全従業員を対象とした研修や相談窓口の設置を通じてコンプライアンス意識の向上を図るとともに、事業継続を支えるリスクマネジメントを強化し、実効性のあるガバナンスを追求しています。今後も、社会環境の変化に対応しながらガバナンス体制の継続的な見直しと強化を図り、健全で透明性の高い経営に努めてまいります。
本方針の詳細な取り組みについては、当社コーポレートサイトおよび統合報告書をご覧ください。
https://www.jintan.co.jp/pdf/integrated_report2024.pdf

社名 :森下仁丹株式会社
代表 :代表取締役社長 森下雄司
創業 :1893年(明治26年)2月
設立 :1936年(昭和11年)11月
主な事業:医薬品、 医薬部外品、 医療機器ならびに食品等の製造および販売
URL : https://www.jintan.co.jp/
業祖 森下博が「社会への奉仕」を信念とし、1893年の創業来、人々の健康や豊かな暮らしの一助となる製品をご提供して参りました。当時、懐中の総合保健薬(当時は赤大粒仁丹)として開発し、その後は口中清涼剤として親しまれる銀粒の「仁丹」(現在は医薬部外品 販売名:仁丹N)、その製造から着想を得て、独自に開発し事業領域を拡大しつつある「シームレスカプセル技術」と、これまでの生薬研究の蓄積と独自技術の確立・育成を通して、幅広い領域で企業活動を行なっています。
当社は、2023年2月11日に創業130周年を迎え、これを契機として更なる企業価値向上の実現を目指し、パーパスを策定しました。

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