博報堂・堂上研氏がiUの教授に就任 2025年度からプロジェクトを推進
iUは「プロジェクト教授」と称する正教授ポジションを創設します。学生や客員教員・研究員が参加するゼミを開設することを通じて産学連携プロジェクトを率います。2025年度までに総勢10名程度のプロジェクト教授を採用する計画です。
堂上 研氏はその1名です。(面白法人カヤックCEOの柳澤大輔氏、起業家・国際社会文化学者のカンハンナ氏の就任も決定しています。)
堂上 研氏 プロフィール
1999年 国際基督教大学教養学部卒業、博報堂入社。主に食品・飲料・金融・エネルギーのマーケティングプロデュースに従事した後、2012年には博報堂ビジネスアーツで、事業化クリエイティブのプロデュースを担当。2019年、博報堂内の新規事業開発組織「ミライの事業室」設立、室長代理・ビジネスデザインディレクターに就任。現在はウェルビーイングメディア事業Wellulu編集部プロデューサー(https://wellulu.com/)ほか社内外の委員も務める。
Better Co-Beingプロジェクトファウンダー、経団連DXタスクフォース委員、日本イノベーション協会 理事、「ウェルビーイング市場を拓く技術開発組織」(日経BP)編集協力。
担当プロジェクト「ウェルビーイング共創学」
企業内起業家の育成・インキュベーションによる事業創出をベースとした、ウェルビーイングとビジネス共創というテーマでプロジェクトを走らせる。本プロジェクトは、ウェルビーイング共創産業を生むことを主眼とする。生活者の「生きる」に関わるQOLの向上、ヘルスケア・家族との関係・食・睡眠・コミュニティ・介護などウェルビーイングな生活をつくるために、新たな生活者に価値をデザインする。ウェルビーイングの「Nice to have」のものを、ビジネスとして「must have」へと、共感の中から事業共創を生み出す。
堂上 研氏のコメント
「生きる」を共創するということはどういうことだろうか? そもそも、ひとりひとりのウェルビーイングな生活は、ひとりひとり違って良いと思っています。自分の価値観の押し付けではなく、お互いがお互いをリスペクトし、利他の気持ちをもって、自分の想いを開放する。そんなコミュニティが生まれていけばと思っています。そもそもビジネスとは、だれかを幸せにするために発明されてきたはず。Wellulu(ウェルル)で出会った人たちとのつながりをウェルビーイングへ。自分たちが、主体性と協調性と多様性の先に生まれる新たな可能性をいっしょに探していきましょう。みなさまとの共創の機会に今からワクワクしています。
「生きる」をビジネス共創する10の行動指針
① まずは、自分を好きになる
② 生活者にとってのウェルビーイングを探求する
③ 常に「問い」を立てることからはじめる
④ リベラルアーツ視点で、アンラーニングする
⑤ 失敗を恐れず、行動するスピードを求める
⑥ 構想で終わらない、常に新しいことをやってみる
⑦ 隠しごとはしない、すべてをオープンにする
⑧ 相手の立場に立って、リスペクトする
⑨ 時代を先読みして、未来の生活者を巻き込む
⑩ プレイフルネスに、生きるを楽しむ
iU中村伊知哉学長のコメント
ウェルビーイングとビジネス共創。旬です。ウェルビーイングメディア「Wellulu」なる発明品を持ち込んで、堂上さんがiUで何を生み出されるか。新しいウェルビーイングを作ってくれるはずです。博報堂からの教授派遣。そのメディア、デザイン、クリエイティビティーの強みも持ち込んでくださることを期待します。
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