検索SaaSを展開するHelpfeelがシリーズDで総額20億円を資金調達 累計調達額は33億円を突破

生成AI×検索SaaS分野でトップシェアを目指す

株式会社Helpfeel

株式会社Helpfeel(京都府京都市、代表取締役/CEO:洛西一周、以下 当社、https://corp.helpfeel.com/)は、検索SaaS『Helpfeel』を中心にさらなる発展を目指して、グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:堀 義人)をリード投資家とし、シリーズDラウンドにて総額20億円を資金調達いたしました。累計調達額は約33億円になります。

  • 生成AIを活用し、国や企業の生産性向上へ大きく貢献

当社は、情報伝達における課題をテクノロジーで解決することを目指し、企業サービスの問い合わせ削減や社内情報の検索による業務効率化に邁進してまいりました。ユーザー接点のデジタル化に伴い市場も拡大し、2023年11月には導入社数は200社を突破いたしました。

日本の労働力人口は減少を続け、国や企業が抱える生産性向上への課題は深刻さを増しています。例としてコールセンターサービスの市場規模は国内1兆円(※1)、かつ拡大が予測されるため、労働生産力不足が大きな問題となっています。当社は企業の生産性向上を後押しし、生成AIを活用し企業および公共団体(国・地方公共団体)向けの検索SaaS『Helpfeel』の提供を通じてこの課題解決に努めてまいります。

(※1)出典:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3138


  • 生成AIの研究とプロダクトへの活用

当社は、数年前から機械学習の研究を進め、『Helpfeel』の機能開発を加速してきました。以前から研究を進めていたこともあり、2023年3月のChatGPTのAPIの公開とほぼ同時に、生成AIを活用しFAQの回答文の作成業務を50%(当社比)削減する『Helpfeel Generative Writer』(※2)を発表いたしました。また検索キーワードのデータを活用したVOC分析機能や、PDFのマニュアル検索を可能とする『Helpfeel User Manual Search』(※3)など、カスタマーサポートのお問い合わせ削減だけでなく、あらゆる場面でナレッジ(=役に立つ情報/知識)を検索できる機能を実装してまいりました。

今後も、生成AIに関する研究開発を続け、企業および公共団体(国・地方公共団体)向け検索SaaS市場の分野で国内シェアNo.1を目指してまいります。

(※2)Helpfeel Generative Writer サービスサイト:https://helpfeel.com/generative_writer 

(※3)Helpfeel User Manual Search サービスサイト(2024年ローンチ予定):https://helpfeel.com/user-manual


  • 資金調達について

グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社をリード投資家として、シリーズDラウンドで総額20億円を資金調達いたしました。累計調達額は約33億円になります。


投資家一覧(順不同)

グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社、インベストメントLab株式会社、One Capital株式会社、Salesforce Ventures、トレイダーズホールディングス株式会社


▼資金調達の使途

1、『Helpfeel』を始めとするプロダクトの開発推進

検索SaaS分野における『Helpfeel』の機能拡張、および各プロダクトの機能拡充等プロダクト開発に注力いたします。

2、各プロダクトのセールス・マーケティング活動の拡充

あらゆる顧客接点のDX化を推進し、カスタマーサービスの強化および生産性の向上と、社内業務の効率化が急務となる分野を中心に、各プロダクトの導入を進めます。セールス・マーケティング組織の拡充と体制を強化いたします。

3、採用の強化

調達した資金を元に、Helpfeelの事業戦略と組織戦略のために事業をドライブできるビジネス人材と開発メンバーを強化していきます。自律性を持って組織の成長に貢献できる人材を幅広く募集してまいります。

Helpfeel採用ページ:https://corp.helpfeel.com/ja/recruit


株式会社Helpfeel 代表取締役/CEO 洛西 一周のコメント

生成AIの技術的な進展により、社内外のカスタマーサービスのDXの進化を計ることが企業にとって重要な経営課題になっています。この課題に対して、確実に成果に直結させることができるサービスとして選ばれているのがHelpfeelです。Helpfeelを使えば検索の力を使ってユーザーの疑問を解決し、自己解決率を高めることができます。また、検索して辿り着けるナレッジを組織的に改善するための方法論を持っています。検索SaaS市場のカテゴリリーダーとして、さらに多くの顧客の課題を解決していく所存です。調達した資金を使い、少数精鋭の組織のカルチャーはそのままに、さらに優秀なメンバーの採用を進め、事業をスケールさせてまいります。


▼投資家からのコメント

グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社

代表パートナー 今野 穣 氏

 この度、Helpfeel社のシリーズDラウンドに、リード投資家として参加させて頂くことができたことを大変嬉しく、かつ10年以上懇意にさせて頂いてきた代表取締役の洛西さんとの今回のご縁は、非常に感慨深いものがあります。

顧客ニーズの多様化による少量多品種化や複雑化、ECなどの発展による商品・提供者のラストワンマイルまでのバリューチェーンの拡大、新規顧客のみならず既存顧客との関係性強化の必要性、などの不可逆なトレンドに対して、同社のソリューションは不可欠なものとなっています。

加えて、技術的観点においても、世界初のアルゴリズムをベースに検索SaaSという形でプロダクト化に成功し、昨今のビッグテーマである生成AIを最も有効に活用できる企業の一つになるであろうと思っています。

今後の同社の益々の発展に微力ながら貢献し、ユニコーン企業への道中を伴走させて頂く所存です。


インベストメントLab株式会社

ファウンディングパートナー 杉村 康晴 氏

Helpfeelが提供する「意図予測検索」技術をエッジとした検索型FAQに初めてふれたときは「素早く」、「簡単に」、「欲しい情報が見つかる」というユーザー体験の高さに驚きました。ヒット率98%、顧客からの問い合わせ件数6割削減、FAQ訪問率4割向上などの高いROI実績にも納得する内容で、導入から運用・改善まで伴走するサポート体制も相まってエンタープライズを中心に顧客開拓が一段と加速して行くことを期待しています。エンタープライズサーチ市場において、FAQ以外にもマニュアル検索などのユースケースにも拡大しながら、リーディングカンパニーとなっていかれると考えており、インベストメントLabも全力で伴走してまいります。


One Capital株式会社

代表取締役CEO, General Partner 浅田 慎二 氏

この度、初回投資を含め3回目の投資をさせていただきました。毎年プロダクト、チーム、カスタマーサクセスの度合いが進化しており、本当に良い経営チームになってきたと感じています。0120への電話で発生する摩擦を少しでも減らすことで、社会を前進させるHelpfeelを今後も熱くサポートさせていただきます。Globis Capital Partnersという日本のTop tierのVCに今回ラウンドをリードいただき感謝しておりますし、より大きなインパクトを出せるステージへと進出できることに既存株主として嬉しく思います。今後の更なる発展を祈念しています。


Salesforce Ventures

プリンシパル 細村 拓也 氏

Helpfeelがリリースされた直後のシリーズBから投資支援させていただいており、今回が3度目の出資となります。この2年半における会社の急成長を側で見ているからこそ、今回も追加出資を即決いたしました。今年は生成AIという技術進化で多くの企業が社内外のナレッジをいかにビジネスに活用するかというテーマに注目をしていますが、Helpfeel社の開発チームは生成AIをいち早くプロダクトに取り入れ進化させ続けています。生成AIを実装したプロダクト間の競争は一層激しくなると思いますが、Helpfeel社がカスタマーサポート領域で積み上げてきた実績を活かして幅広いユースケースへの応用を加速させていくことに期待しています。


トレイダーズホールディングス株式会社

取締役 金丸 武嗣 氏

世界初の独自アルゴリズム「意図予測検索」を開発し検索型FAQシステム「Helpfeel」に実装させた卓越した技術力、この画期的なSaaSサービスを急速な普及に導いた洛西CEOを中心とした経営・組織力は、Helpfeel社が掲げる「テクノロジーの発明により、人の可能性を拡張する」を具現化した原動力であり、未来に向けてそのビジョンの実現が加速化するものと考えております。当社グループのトレイダーズ証券におきましても、12月中旬に検索SaaS「Helpfeel」を導入することを決定しております。今回の出資を通じてHelpfeel社の更なる成長を支援してまいります。


  • ビジネスメディアPIVOTにて、投資家との対談を公開

当社代表取締役/CEOの洛西が「資金調達の裏側」をテーマに、ビジネスメディア『PIVOT』に出演いたします。

【番組情報】

 番組名:PIVOT & questions

 番組公開日:2023年12月11日(月)

 視聴URL:https://www.youtube.com/watch?v=wZAASGhGgRw


  • 当社のプロダクトついて



▼知識を届けるエンタープライズサーチ『Helpfeel(ヘルプフィール)』

ユーザーが思いつくままの言葉で答えを探せる革新的な検索SaaS。エンタープライズ企業をはじめとし200社以上に導入。ユーザー自身での課題解決を導き、顧客とカスタマーサポートの体験を向上します。FAQをはじめ、社内ナレッジの検索や、商品の推薦など幅広い用途に最適です。

サービスサイト:https://helpfeel.com/


受賞歴と導入企業(一部)

  • 「Industry Co-Creation(ICCサミット)KYOTO 2023」ガーディアン・アワード優勝、ガーディアン・カタパルト優勝

  • 「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」FAQシステム部門 6つの賞受賞

  • 「Industry Co-Creation(ICCサミット) FUKUOKA 2023」ガーディアン・アワード優勝

  • 「2021年度グッドデザイン賞」受賞

  • 「Industry Co-Creation(ICC)サミットKYOTO 2021」

  • 「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」優勝

  • 「Mizuho Innovation Award」2020年度第4四半期受賞

  • 「 X-Tech Innovation 2020」グランプリファイナル進出

  • 2019年IVS LaunchPad出場


▼知識を磨き上げるアイディエーションツール『Scrapbox(スクラップボックス)

チームで協働してアイディアを磨き上げます。何万ものページをリンクし、社内の知識をインターネットのように渡り歩けます。ページのネットワーク構造から関連ページが推薦され、過去のアイディアと現在を接続し、未来の発想を生み出します。総ユーザー数34万人、総ページ数1,500万ページ。

サービスサイト:https://scrapbox.io/


▼情報を知識にするメディアキャプチャー『Gyazo(ギャゾー)』

ユーザー構成は欧米を筆頭に海外比率約80%以上(Gyazoは世界237の国と地域で活用)。総アカウント数2,000万件以上、総キャプチャー数24億枚以上と世界中で利用されています。スクリーンショットやウェブ、写真などあらゆるメディアをキャプチャーして、それらすべてのデータから素早く探し出せるツールです。情報は、撮影元のメタデータとタグを元に関連付けられ、自分の知識として活用していくことができます。

サービスサイト:https://gyazo.com/


  • 会社概要

社名:株式会社Helpfeel

創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)

代表取締役/CEO:洛西 一周

京都オフィス:〒602-0023 京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階

東京オフィス :〒105-7105 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階

コーポレートサイト:https://corp.helpfeel.com/


■Helpfeelに関する資料ダウンロード・お問い合わせはこちら

お問い合わせ                  :https://helpfeel.com/contact

サービス資料ダウンロード:https://helpfeel.com/download_resource/helpfeel_service_guide

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会社概要

株式会社Helpfeel

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URL
https://corp.helpfeel.com/
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市上京区御所八幡町110-16かわもとビル5階
電話番号
-
代表者名
洛西一周
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2007年12月