【家を買うべきか買わないべきか…】買った人も買っていない人も、大半は“後悔なし”!

日本トレンドリサーチ・家についての調査

日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、「家」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので、その中から一部を紹介します。
■マイホームに関するアンケートを実施
一生の買い物ともいわれていた「マイホーム」。
しかし近年では、将来の売却や賃貸を見越した「半投半住」と言われる住宅購入戦略をとる方も珍しくないようです。また、「マイホームは買わないほうが良い」という経済の専門家も少なくなく、書籍やネット上などには“マイホームを買う買わない問題”について書いてあるものが多数あります。

それでは、実際に購入した住宅や賃貸住宅に住んでいる方、長く住んでいる方は、住まいについて現在のところどのように感じているのでしょうか。

今回は、全国の男女計1,800名を対象に、「家」についてアンケートを実施しました。

「家に関するアンケート」調査概要
調査期間:2021年2月4日~2月12日
質問内容:
1:あなたの現在の「家」について、当てはまるものを選んでください。
2:現在の「家」での居住年数を教えてください。
3:あなたの現在の「家」の購入者について、当てはまるものを選んでください。
4:持ち家に住むうえで、「購入して良かった(賃貸住宅でなくて良かった)」と思うことを教えてください。
5:持ち家に住むうえで、「購入しなければ良かった(賃貸にしておけば良かった)」と思うことを教えてください。
6:戸建てに住むうえで、「戸建てで良かった(集合住宅に住まなくて良かった)」と思うことを教えてください。
7:戸建てに住むうえで、「戸建てにしなければ良かった(集合住宅に住めば良かった)」と思うことを教えてください。
8:家についての現在の気持ちとして、最も当てはまるものを選んでください。
9:集合住宅に住むうえで、「集合住宅で良かった(戸建てに住まなくて良かった)」と思うことを教えてください。
10:集合住宅に住むうえで、「集合住宅にしなければ良かった(戸建てに住めば良かった)」と思うことを教えてください。
11:家についての現在の気持ちとして、最も当てはまるものを選んでください。
12:賃貸住宅での合計の居住年数を教えてください。
13:賃貸住宅に住むうえで、「賃貸住宅で良かった」と思うことを教えてください。
14:賃貸住宅に住むうえで、「購入すれば良かった(賃貸であることを後悔)」と思うことを教えてください。
15:家についての現在の気持ちとして、最も当てはまるものを選んでください。
集計対象人数:1,800人
集計対象:男女

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■戸建て住宅に住んでいる方の94.7%が「購入して良かった」と回答
まず初めに、現在住んでいる「家」の居住形態について、当てはまるものを選んでもらいました。


「持ち家(戸建て)」が54.3%「持ち家(集合住宅)」が16.9%、合計で71.2%の方は、「持ち家」に住んでいると回答しました。

「持ち家」に住んでいる方に、現在住んでいる「家」の居住年数を聞いた結果は、このようになりました。


今回のアンケートでは、「21年以上」住んでいるという方が最も多く48.2%でした。

現在持ち家に住んでいる方は、持ち家を購入したことについてどのように思っているのでしょうか?

「持ち家を購入して良かった」と思うことを聞いているので一部を紹介します。

持ち家を購入して良かったと思うこと
  • 自分の所有不動産であるという心の余裕が持てた。(70代・男性)
  • 将来の住む場所に不安がない。(50代・男性)
  • 自分の家なのでいつでも模様替えやリフォームができる。(60代・男性)
  • ローンが終われば住居にかかる固定費がなくなること。(40代・女性)
  • 契約期間や家賃を気にしなくて良いところ。(50代・女性)
  • 災害や経年劣化などの時に、自分と家族の意思だけで自由に修理や建て替えができる。高齢になっても追い出されたり、住むのを断られたりしない。(40代・男性)

これに対し、「持ち家を購入しなければ良かった」と思うことも聞いているので、こちらも一部を紹介します。

持ち家を購入しなければ良かったと思うこと
  • 家のローンでお金の余裕が無く、貯金が出来ない。(50代・女性)
  • 近所付き合いが基本的に長期となるのでトラブルがあると厄介。(40代・男性)
  • 家の税金や修繕費がいろいろかかること。(30代・女性)
  • 好きな場所に気軽に引っ越せない。(40代・女性)
  • 不動産税や火災保険、家屋修理費等のメンテナンス費用を考慮すると、不動産取得後も毎年かなりの金額を見ておく必要がある。(70代・男性)
  • 騒音問題などがあっても引っ越しできない。(50代・男性)

■購入した戸建てに住む人の94.7%が「買って良かった」
現在、持ち家に住んでいる方の中でも、「戸建て住宅」と「集合住宅」では、どのような違いがあるのでしょうか。

まずは、持ち家の中でも「戸建て住宅」に住んでいる方に「戸建てで良かった」と思うことを聞いているので、一部を紹介します。

戸建てで良かったと思うこと
  • 住民とのわずらわしい接触がないのが良い。(50代・男性)
  • ピアノ等少々うるさくても近所に気兼ねなく生活できる。(60代・男性)
  • 車・バイク好きなので自宅の敷地内にガレージを建て、車とバイクを自由に置ける点。(50代・男性)
  • 子供が小さい頃は大きな音を出すので、近所迷惑にならないかと悩まなくてよかった。(40代・女性)
  • 戸建て、特に庭付きだと今回の新型コロナ禍でのお家ライフが苦痛にならない。(70代・男性)
  • ペットも飼えるし、洗車も家でできる。(30代・女性)

反対に「戸建てにしなければ良かった」と思うことも聞いているので、こちらも一部を紹介します。

戸建てにしなければ良かった良かったと思うこと
  • 庭木の手入れが大変なこと。(40代・女性)
  • 小さい子がいると、ワンフロアのほうが楽。掃除もワンフロアのほうが楽。(30代・女性)
  • 集合住宅のほうがセキュリティ等の設備が充実している。(40代・男性)
  • ゴミステーションの掃除当番など、町会の仕事がまわってくること。(30代・女性)
  • 出かける時に戸締りする箇所が多いこと。(70代・男性)
  • ローンで自由に遊べなかったこと。(60代・男性)

持ち家の「戸建て住宅」に住んでいる方に、家についての現在の気持ちとして、最も当てはまるものを選んでもらいました。


94.7%の方が「戸建てを購入して良かった」と回答し、最も多くなりました。

この結果を居住年数別で集計したのがこちらです。

居住年数による差は、特にはないようです。

■購入した集合住宅に住む人の85.9%が「買って良かった」
続いて、持ち家の「集合住宅」に住んでいる方に「集合住宅で良かった」と思うことを聞いているので、一部を紹介します。

集合住宅で良かった良かったと思うこと
  • 家のメンテナンスをしなくても良い。ゴミ出しが何時でも出来る。(60代・女性)
  • 天災や災害などで被った被害は、管理組合が対応してくれた。(40代・男性)
  • 年を取ったので戸建住宅を卒業し、マンションに移ったが、玄関の鍵を施錠するだけで安心して出かけられる。(70代・男性)
  • 戸建てより集合住宅のほうがセキュリティがしっかりしている。街中に住めるので便利がよい。一人暮らしに戸建ては管理が大変だと思いました。(60代・男性)
  • 毎月修理費を積み立てているので万一の修理でも一度に莫大な修理費を準備しなくて良い。(70代・男性)

反対に「集合住宅にしなければ良かった」と思うことも聞いているので、こちらも一部を紹介します。

集合住宅にしなければ良かったと思うこと
  • 騒音が気になる時がある。(30代・女性)
  • マンションでの管理組合による決まりごとが多いこと。(50代・女性)
  • ネット環境がこれ以上改善できない、ペットが飼えない。(60代・男性)
  • ベランダはあるが庭がなくガーデニングに物足りなさを感じる。(70代・男性)
  • 住みにくさを我慢しなければならないこと。(50代・男性)

持ち家の「集合住宅」に住んでいる方に、家についての現在の気持ちとして、最も当てはまるものを選んでもらいました。



85.9%の方が「集合住宅を購入して良かった」と回答しました。

この結果を居住年数別に集計した結果がこちらです。


こちらも戸建ての結果と同様、居住年数による差はほとんどないようです。
しいて挙げるなら、居住年数が長いほど「集合住宅で良かった」と思う方の割合は大きくなっているといえるでしょうか。

■賃貸住宅に長く住む人の78.0%が「賃貸で良かった」
現在、賃貸住宅に住んでいる方に、賃貸住宅での合計の居住年数を聞いた結果はこのようになりました。

 


今回のアンケートでは、41.4%の方が回答した「21年以上」が最も多くなりました。

賃貸住宅に住んでいる方に、「賃貸住宅で良かった」と思うことを聞いているので、一部を紹介します。

賃貸住宅で良かったと思うこと
  • 住宅トラブルがあっても引っ越しがしやすい。(50代・男性)
  • 状況により住み替えられるから。(60代・男性)
  • 子供の大きさによって住み替えできるところ。(30代・女性)
  • 環境に飽きたら変えられるし、ご近所付き合いで変な人がいても引っ越せば大丈夫。(40代・女性)
  • 固定資産税や維持費などのランニングコストがかからない。(50代・男性)
  • 住宅の仕様や素材や内装がどんどん進歩していく中で、賃貸なら新しい住宅が借りられるから。(60代・男性)

反対に「購入すれば良かった、賃貸であることを後悔した」と思うことも聞いているので、こちらも一部を紹介します。

購入すれば良かった・賃貸であることを後悔したと思うこと
  • 一生涯お金を払いつづけても自分のものにならない。(60代・男性)
  • いつまで賃貸に住んで暮らすのか、不安になる。(50代・女性)
  • 長い目で見れば、買った方が良かった気もする。(60代・男性)
  • 毎月家賃を払ったり更新時には更新手数料がかかるのでこの支払いを購入ローンにできていたのでは?と思うことがある。(40代・女性)
  • キッチンの使い勝手が悪いし、収納が少ない。(30代・男性)
  • 自分の好みにリフォームできない。(40代・女性)

賃貸住宅に住んでいる方の場合は「21年以上」という長く住んでいる方に限定して、家についての現在の気持ちを聞いています。
結果はこのようになりました。


78.0%の方が「賃貸住宅で良かった」と回答しました。

■家を買うか買わないか問題、正解は本人次第?
今回の調査では、「持ち家」「賃貸」に住んでいる皆さんが感じる、それぞれのメリットとデメリットがわかりました。

「持ち家」を購入して良かったことには「将来的に安心」「ローンが終われば住居にかかる固定費がなくなる」「自由にリフォームできる」といった回答がありました。
一方で、「トラブルの際、引っ越しがしやすい」「状況により住み替えられる」といった点では、賃貸住宅にメリットを感じる方もいるようです。

また現在のところ、家を買ったこと、もしくは買わなかったことについて、どちらも後悔している部分はあるにしても、その“決断”に対しては後悔はしていないようです。

しいて言うなら、後悔している方の割合が最も高かったのは「賃貸住宅」に長く住んでいる方でした。

「戸建て・集合住宅を購入してよかった」「賃貸住宅で良かった」、それぞれの回答を一つのグラフにまとめるとこのようになります。



家は、長い目で見ると“消耗品”であり、「購入して以降価値は下がり続けるもの」という見方があります。
また、今後の超高齢社会や空き家問題、その他さまざまな観点で考えると「家は買わないほうが良い」と言えるようですが、少なくとも今回の調査時点では、購入したほうが「良かった」と思っている方の割合のほうが大きい結果となりました。

家を買うか買わないかについては、あまり周りの意見に左右されずに自分の考えのもとで決断をすれば、後悔することは少ないのかもしれません。


本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/7142/

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