MS-Japanが「管理部門・士業の給与アップと人事評価の実態調査」を発表。2024年度の人事評価で44.5%が給与アップ!アップした割合が最も高い職種は?
人事評価に満足している人は「37.7%」と半数以下であることが明らかに
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)が運営する、管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、【管理部門・士業の給与アップと人事評価の実態調査】を発表しましたので、お知らせいたします。
本調査は、管理部門・士業のためのビジネスメディア「Manegy(マネジー)」にて管理部門・士業の方298人にアンケート調査を実施いたしました。
「管理部門・士業の給与アップと人事評価の実態調査」調査サマリー
◆2024年度の給与アップについて
・2024年度の人事評価で管理部門・士業の44.5%が給与アップ
・給与アップの割合が多い職種は「総務」・「人事」
◆人事評価制度について
・人事評価に満足している人の割合はわずか37.7%
・人事評価に不満を感じる理由No.1は「評価基準や目標設定に納得できない」
・71.8%が転職活動で人事評価制度を重要視している
調査結果の詳細
「【管理部門・士業の実態調査】2024年度の給与アップと人事評価の実態とは?」
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12498.html
調査結果
①【2024年度の人事評価で管理部門・士業の44.5%が給与アップ】
「新年度に変わるタイミングで、あなたの月給(※)は上がりましたか?」という設問に対し、上がった人の割合は44.5%でした。昨年度の43%と比較すると、給与が上がった人の割合が1.5%増加しています。
アップ額については、昨年度と同様に「10,001円以上」の回答者が最も多いという結果となりました。
※基本給に加え一律の手当を含む
上がった人の割合を従業員数別に見ると、「1,000名以上」の66.7%と、「100~499名」の54.4%が半数を超えています。
②【給与アップの割合が多い職種は「総務」・「人事」】
同設問の回答を職種別に分類した結果、上がった人の割合が過半数に達した職種は「総務」の58.6%と、「人事」の57.6%でした。
年代別に分類すると、「40代」の52.2%が唯一過半数に達していることが分かります。
③【人事評価に満足している人の割合はわずか37.7%】
人事評価制度への満足度を質問すると、「満足」と回答した人の割合はわずか37.7%でした。
従業員数別に見ると、「10名以下」の53.6%が唯一過半数に達し、「1,000名以上」の47.2%が2番目に多い結果となりました。
従業員数が極端に多い・少ない企業の方が、比較的満足度が高い傾向にあることが分かります。
また、人事評価に不満を感じている人へ理由を質問すると、「評価基準や目標設定に納得できない」が57.3%と過半数に達し、1位となりました。
これは、管理部門・士業は業務の成果を数値化しにくいため、評価の基準や目標設定が曖昧になりやすいことが原因だと考えられるでしょう。
④【71.8%が転職活動で人事評価制度を重要視している】
転職活動において、人事評価制度の重要度は、「非常に気にする」が16.1%、「どちらかというと気にする」が55.7%と、合計71.8%でした。
人事評価制度は昇給・昇格にも関わるため、転職先の制度が気になる方も多いようです。
転職活動における人事評価制度の重要度を職種別・年代別に分類しました。
職種別では、「人事」の82.1%が最も高い割合を占めています。人事では自身が評価されるだけでなく、業務として携わる場合もあるため、重要度が高まっていると考えられます。
年代別では、年齢に伴って重要度が下がり「20・30代」の78.8%が最も高い結果となりました。
「20・30代」は、評価される側の割合が多く、キャリアアップの前段階にいるため、人事評価制度の重要度が高いと考えられます。
本調査の全結果はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12498.html
調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国の管理部門
調査テーマ:「管理部門・士業の給与アップと人事評価の実態調査」
有効回答数:298名
調査実施日:2024年4月17日~4月23日
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
※調査結果の掲載・利用時につき、本調査で公開しているサムネイル・結果グラフ画像の使用を許可いたします
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本調査結果を掲載・利用される場合は、出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12498.html)」と明記をお願いいたします。
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