円滑な「部門間の連携」を阻む最大の壁は"担当者探し"だった。9割がストレスを感じる実態が明らかに
~"組織の壁に関する実態調査レポート"を公開~
すべての企業をウェルビーイング企業にアップグレードすることを目指す、株式会社PHONE APPLI(本社:東京都港区、代表取締役社長:大林 春彦)は、ハイブリッドワークを実施しており、他部署と定期的に連携を行っている企業(従業員数1,000名以上)に勤める部門管理職・中堅社員108名を対象に実施した、「組織の壁に関する実態調査」の結果をお知らせします。
調査レポートのダウンロードはこちら:https://go.phoneappli.net/organization_report

■調査背景
ハイブリッドワークの普及など働き方が多様化する現代において、部門間の円滑な連携は、企業の成長にとってますます重要になっています。しかし、実際には多くの企業で部門間の連携がスムーズに行われず、業務の非効率や従業員のストレス増大に繋がっている可能性があります。このような仮説のもと、部門間連携における課題の実態を把握するため、本調査を実施しました。
■調査結果サマリー
①部門間連携に約9割がストレス・心理的負担を実感
「他部署と連携して業務を行う際に、ストレスや心理的負担を感じることはありますか」という設問に対し、「非常に頻繁に感じる」が13.0%、「ときどき感じる」が51.8%、「たまに感じる」が25.0%となり、合計89.8%もの従業員が何らかのストレスや心理的負担を感じていることが明らかになりました。

②連携時の最大の壁は「担当者探し」。40.7%が課題と回答
「他部署と仕事をする際に、どのような心理的・組織的な障壁を感じていますか」という設問(複数回答)では、「適切な担当者を見つけるのに時間がかかる」が40.7%で最多となりました。次いで「相手の在席状況や対応可能な状態がリアルタイムでわからない」(31.5%)、「対面機会が少なく、特に初めての相手に話しかけづらい」(28.7%)と続き、円滑なコミュニケーションを阻む要因が浮き彫りになりました。

③連携をスムーズにする鍵は「部署の情報開示」。スケジュールや担当者の可視化が求められる
「他部署と連携する際に、どのような情報やツールがあれば業務がスムーズに進むと思いますか」という設問(複数回答)では、「各部署の業務スケジュールや繁忙期がわかる情報」が32.4%で最も多く、次いで「必要な担当者をすぐに見つけられる仕組み」「部署間で共有された明確な目標や優先順位」が同率の31.5%となりました。従業員が誰に、いつ、どのように連携を求めればよいかを判断するための情報が求められていることが示唆されます。

■まとめ
今回の調査で、部門間連携において約9割がストレスを感じ、その最大の要因が「担当者探し」であることが明らかになりました。多くの従業員が、誰に相談すればよいかわからないまま業務を進めることに時間的・心理的コストを費やしている実態が浮き彫りになったと言えます。この課題を解決し、組織全体の生産性を向上させるためには、各部署の業務内容や担当者、さらには各従業員のスキルや専門性を可視化し、必要な情報を誰もが簡単に見つけられる環境を整備することが不可欠です。
■調査レポートのダウンロードはこちら
全10問の設問と詳細な分析をまとめたレポートを、以下よりダウンロードいただけます。
※調査レポートのダウンロードはこちら:https://go.phoneappli.net/organization_report
■調査概要
調査名称:組織の壁に関する実態調査
調査日:2025年5月29日
調査対象:以下の条件をすべて満たす者
・従業員数1,000名以上の企業に勤務している
・ハイブリッドワークを実施しており、他部署と定期的に連携を行っている企業に勤める部門管理職・中堅社員
有効回答数:108
調査機関:自社調査(調査委託先:株式会社IDEATECH)
調査方法:オンラインアンケート
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社PHONE APPLI」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
《「PHONE APPLI PEOPLE」について》

PHONE APPLI PEOPLEは、コミュニケーションを変え、風通しの良い組織をつくるコミュニケーションポータルです。名刺・Web電話帳の連絡先管理、人材・スキルの可視化、居場所表示、サンクスカードなど社内に浸透させたい様々なツールと連携し、集約することで利用ユーザーの導線や煩雑化しやすい複数ツールの管理環境をシンプルにします。そして、キーワードやスキルなどで社内の専門家を、名刺データからお客様や取引先を、それぞれ簡単に見つけだし、最適なツール(チャット、メール、電話、Web会議等)でコミュニケーションをとることができ、人と人のコラボレーションを活性化させます。この「シンプルな導線」と「人と人をつなげる情報」の集約により、お互いの強みや個性を知るきっかけを提供します。多様な働き方を実現する企業を支援し、組織を強化するコミュニケーションポータルとして、多くの企業様への支援実績を有しています。
《株式会社PHONE APPLI会社概要》
代表取締役社長 :大林 春彦
所在地 :〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル8階
設立 :2008年1月
資本金 :398,365,710円
業務内容 :PHONE APPLI PEOPLE(組織を強くするコミュニケーションポータル)等クラウドサービスの企画・開発・販売、アプリケーション開発・販売(Microsoft、Cisco、Salesforce等の連携アプリケーション)、ウェルビーイング経営のコンサルティング事業、各種IP-PBX対応アプリケーションの開発・運用
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