学校法人大和学園と京都市で「食」を通じた地域活性化、観光振興及び文化振興に関する包括連携協定を締結!
~京都市域に根差した「食」を通じた地域活性化、観光振興及び文化振興へ~
協定式では、京都市産業観光局産業企画室による協定の概要説明のあと、
門川大作京都市長、学校法人大和学園副理事長 田中幹人による挨拶、
そして協定締結に係る取組の説明として学校法人大和学園 京都調理師専門学校で開発された
「VR(仮想現実)」を活用した教育プログラムと、この日の協定のために京都製菓製パン技術専門学校が新たに開発した京都市内の特産品を使った焼き菓子を紹介しました。
そのほか、協定に謳われている連携・協力項目に関して新たに4つの取組を進めていくことを発表しました。
【取り組み例】
(1)市内農業生産者と連携した市民・学生向け料理教室・講義の開催や、市内産食材を使った商品開発の充実な
ど、地産地消の推進
(2)多様なエリアでの食をはじめとした魅力の掘り起こし等による観光の分散化など、学生の発想力を活かし
た持続可能な京都観光の推進
(3)学生、卒業生等に対する啓発、情報発信を通じた食品ロス削減の推進
(4)子どもや若者たちへの生活文化(茶道,華道等)の普及に関する取組
【大和学園公式YouTubeでは記者発表のダイジェスト動画を公開しています。】
今後も順次、具体的な事業を企画し、これまでからの取組も一層連携を強化しながら大和学園・京都市の両者で推進してまいります。
【協定の目的】
大和学園と京都市が相互に連携・協力を深め、人的、知的資源の交流及び活用を図り、
それらを通じて、京都市の食に関する施策の充実・発展、学校法人大和学園における教育・研究その他の事業展開の充実・発展に寄与する取組を行い、SDGsの達成に貢献することを目的としています。
【協定内容】
・京の食文化及び食に関係する生活文化(茶道,華道等)の普及・発展並びに人材育成に関すること
・中央卸売市場流通産品の消費拡大及び市内産食材の利用拡大に関すること
・京の食文化を活用した観光振興及び商品開発に関すること
・健康長寿・食育の推進に係る活動に関すること
・食品ロスの削減の推進に係る活動に関すること
・その他双方が必要と認めること
これまでの本学園の各取り組みについて
包括連携協定の連携・協定の各項目に関連して、本学園においてはこれまでから以下のとおり 取り組んでおり、今後も京都市との連携を強化しながら推進します。
https://www.taiwa.ac.jp/news/wp-content/uploads/2022/02/kyototaiwa202202.pdf
締結式レポート
■挨拶 : 門川 大作 京都市長
学校法人 大和学園様におかれては昨年で創立90年、京の食文化やおもてなしの文化を支える担い手を数多く輩出しておられます。
加えて、本市が進める食品ロスの削減や健康長寿・食育活動など様々な分野で多大な御協力をいただいております。
本協定を契機に、大和学園の学生の豊かな発想力をいかした持続可能な京都観光や地産地消の取組などを更に進め、京都に息づく文化の継承・発展等々に努めます。
そして京都が誇る食文化と京都観光の復活、地域活性化、ひいてはSDGsの達成に向けて、共々に力を尽くしてまいります。
皆様の御支援・御協力をお願いいたします。
■挨拶 : 学校法人大和学園 田中幹人副理事長
本学園は長年にわたりホスピタリティにあふれた職業人を養成、社会に輩出すべく地域に根差した職業教育を実践してまいりました。
とりわけ、この2年間はコロナ禍にあっても、学生の学びを止めない職業教育の展開や、
京都ならではの産学連携プロジェクトの立ち上げ等を行っております。
さらには、調理師や製菓衛生師養成教育の常識を変えるVRやAI等の先端技術を活用したプロジェクトや、
長年の栄養士、管理栄養士や診療情報管理士等の養成のノウハウ・知見を活かした地域健康栄養支援センターの立ち上げ、観光人材のための産学連携のリカレント教育プログラム等などを筆頭に、
本学園各学校ではSociety5.0社会・健康長寿社会等を見据えた数々の取り組みも実践しております。
本協定を機に、これまでの京都市様との協力関係を更に発展させ、本学園が注力している各種取り組みに加速度的に取り組み、
アウトカム、すなわち成果にこだわった事業を展開し、具体的なアクションを起こしてまいります。
奇しくも本日2月16日は17年前に京都議定書発効がされた区切りのタイミングであり、京都市様による「環境に良いことをする取り組み(Do You Kyoto)デー」であることにも大変良いご縁を感じております。
今後ともご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
写真:大和学園が開発する「VR調理師学校」を体験する門川市長
写真:京都製菓製パン技術専門学校が京都市内の特産品「水尾の柚子」を使った焼き菓子を発表。今後は学生レストランやショップなどで京都市内の食材を活用した実践授業&事業を展開
・水尾の柚子を使ったマドレーヌ-柚雫(ゆずな)-
水尾の柚子の味と香りをしっかり感じてもらえるよう、
自家製ペーストを作り生地に使用しました。
食べた後まで柚子の余韻が感じられるマドレーヌです。
・囲み取材
協定式後は、メディア各社による副理事長・市長との囲み取材があり、
今後の具体的な事業について質疑応答がなされました。
囲み取材では、大和学園各専門学校での食品ロス関連講義での京都市職員の出前講義や、
食品ロスをテーマとした学生・市民参画レシピコンテストの構想、
京都市が推進する市内農家と事業所をマッチングする「アグリビジネスカフェ」をきっかけとした
農家と連携した演習授業、食文化発信の新拠点「京都・太秦Taiwa Museum(食文化ミュージアム)」事業
等について、副理事長・市長それぞれから発信がなされました。
【出席者】
・ 京都市
門川 大作 京都市長
北村 信幸 産業・文化融合戦略監
谷口 淳 農林振興室長 ほか
・ 学校法人大和学園
田中 幹人 学校法人大和学園 副理事長(京都調理師専門学校/京都製菓製パン技術専門学校/京都ホテル観光ブライダル専門学校校長)
影山 弘典 学校法人大和学園 理事・京都栄養医療専門学校校長
作岡 友樹 学校法人大和学園 京都ホテル観光ブライダル専門学校校長代行
大谷 剛範 学校法人大和学園 法人事務局総務・経営情報グループ部長 ほか
【学校法人大和学園について】
建学の精神:「人の和の広がりを大きくし、もって人類の福祉増進に寄与する」
本部所在地:〒604-8006 京都府京都市中京区河原町三条上ル
代表者:理事長 田中誠二
設立:1931年2月
学校法人大和学園は1931年創立。京都市内に京都調理師専門学校、京都栄養医療専門学校、京都製菓製パン技術専門学校、京都ホテル観光ブライダル専門学校の4つの専門学校とラ・キャリエール クッキングスクールを展開。「栄養、医療・福祉、調理、製菓・製パン、食育、ホテル、ブライダル、ツーリズム」分野の職業教育を提供し、専門知識と技能やホスピタリティマインドと人間力を兼ね備えたスペシャリストを養成しています。
https://www.taiwa.ac.jp/
【学校法人大和学園グループ】
京都栄養医療専門学校
京都調理師専門学校
京都製菓製パン技術専門学校
京都ホテル観光ブライダル専門学校
ラ・キャリエール クッキングスクール(大和学園生涯学習事業部)
大和学園ホスピタリティ産業振興センター
大和学園地域健康栄養支援センター
【大和学園SDGs推進の取組について】
学校法人大和学園は、おもてなし文化の都、京都の地でtaiwa流のホスピタリティ教育を追求し、学生や受講生の満足度を高めるとともに、社会との共通価値を創造。
高等教育機関として「SDGs(エスディージーズ)」の17項目すべてを網羅し、各課題を解決し、持続可能な社会を実現するため、今後も継続してさまざまなCSV(Creating-Shared-Value)活動を通して各目標の達成に貢献します。
大和学園SDGs特設サイト:https://www.taiwa.ac.jp/sdgs/
【京都で「デジタル×食文化」を体感できる”京都太秦Taiwa Museum”】
京都・太秦「Taiwa Museum」は京都が時代とともに育んできた豊かな食文化と精神性を後世に普及・継承することを目的として、
大和学園太秦キャンパス(京都調理師専門学校、京都製菓製パン技術専門学校)内に開館。
日本の教育機関では初採用となるの非接触タッチパネル式フォトギャラリーサイネージを導入し、
来場者に「デジタル京の食文化体験」の提供を開始。
食文化・生活文化等の本質的な魅力に触れ、食文化・茶道・華道を中心に、
生活文化を有機的に連動させた独自の講習会、ワークショップ等を開講し、
地域の人々や観光客が継続的に食文化等に親しむ機会を提供します。
(現在来場者には”大和学園が開発した”taiwaフレグランス”付ポストカードを配布中)
京都・太秦 Taiwa Museum 特設サイト:https://taiwamuseum.kyoto.jp/
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