【生成 AI 投資の実態調査】KPI 設定企業の 80.2% が目標を達成。成果の主流はコスト削減額が最多に
〜未達要因の 8 割以上が「出力品質の不安定さ」と回答。成功企業は「モニタリング基盤」への投資を加速〜
クラウドエース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉積 礼敏/以下「クラウドエース」)は、生成 AI 活用・推進担当者 111 名を対象に、「生成 AI 投資の成果実感と成功要因に関する実態調査」を実施しましたので、お知らせいたします。なお、本プレスリリースでは、調査内容の一部を掲載しています。調査結果の全データをご覧になりたい方は、下記よりダウンロードください。

01|生成 AI 活用で KPI を設定している企業の 80.2%が KPI を達成。コスト削減額と品質・精度向上率が主要な成功指標に
02|KPI 未達企業の 81.8%が AI 出力の品質・再現性の不安定さを要因に挙げ、技術的課題が顕在化
03|今後の高度化施策として 54.1%がモニタリング基盤構築を検討も、AI 出力の自動分析は 37.8%に留まりギャップが顕在化
■調査概要
調査名称:生成 AI 投資の成果実感と成功要因に関する実態調査
調査方法:IDEATECH が提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査日:2025 年 11 月 21 日
有効回答:生成 AI 活用・推進担当者(DX 推進部門、情報システム部門、経営企画部門など)の方 111名
※合計を 100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「クラウドエース株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。 URL:https://cloud-ace.jp
■生成 AI 活用における KPI 、「コスト削減額」が 59.5% で最多。
「Q1.現在、生成 AI 活用において設定している KPI を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「コスト削減額」が 59.5%、「品質・精度向上率」が 56.8%、「業務効率化率(作業時間削減など)」が 33.3%という回答となりました。
・コスト削減額:59.5%
・品質・精度向上率:56.8%
・業務効率化率(作業時間削減など):33.3%
・売上・収益増加率:33.3%
・顧客満足度:30.6% ・利用率・定着率:28.8%
・AI 出力品質・精度:24.3%
・AI 出力の再現性・一貫性:15.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■設定した KPI について、約 8 割が「達成できている」と回答 「Q3.現在、設定した生成 AI 活用における KPI はどの程度達成できていますか。」(n=111)と質問したところ、「十分に達成できている」が 23.4%、「おおむね達成できている」が 56.8%という回答となりました。
・十分に達成できている:23.4%
・おおむね達成できている:56.8%
・一部達成できていない:18.9%
・ほとんど達成できていない:0.9%
・わからない/答えられない:0.0%
■KPI 未達の最大要因は「AI 出力の品質・再現性が不安定だった」が 81.8%で突出 Q3で「一部達成できていない」「ほとんど達成できていない」と回答した方に、「Q4.生成 AI 活用における KPI が十分に達成できなかった要因を教えてください。(複数回答)」(n=22)と質問したところ、「AI 出力の品質・再現性が不安定だった」が 81.8%、「KPI の設定が曖昧で目的が不明確だった」が 31.8%という回答となりました。
・AI 出力の品質・再現性が不安定だった:81.8%
・KPI の設定が曖昧で目的が不明確だった:31.8%
・プロンプトや利用方法が属人化していた:27.3%
・現場の活用が定着しなかった:27.3%
・関係部門との連携が不足していた:27.3%
・効果測定の仕組み・ツールが不十分だった:22.7%
・データが分散し分析が困難だった:22.7%
・リソース不足で改善サイクルを回せなかった:13.6%
■まとめ
今回は、生成 AI 活用・推進担当者の方 111 名を対象に、生成 AI 投資の成果実感に関する実態調査を実施しました。調査の結果、生成 AI 活用の KPI として「コスト削減額」を設定する企業が約 6 割で最多となりました。また、全体で見ても 80.2% が目標を達成していることが明らかになりました。一方で、目標未達の企業においては、その 8 割以上が「AI 出力の品質・再現性の不安定さ」を要因として挙げており、プロンプトの属人化といった運用面の課題以上に、技術的な品質担保が大きな壁となっている実態が浮き彫りになりました。
本調査の全データ(KPI 重視点、具体的な改善行動、今後の取り組み意向など)を含む詳細レポートは、以下よりダウンロードいただけます。
■クラウドエースの生成 AI 活用支援
Google Cloud の先進的な AI プラットフォームとクラウドエースの技術・知見を融合し、貴社のビジネス課題を解決する生成 AI ソリューションを提供します。Vertex AI 、 Gemini といった Google Cloud の最新技術と、クラウドエースが培ってきた豊富な導入実績に基づく知見を最大限に活用し、お客様のビジネスにおける生成 AI の企画から開発、導入、そして運用に至るまでを一貫してご支援いたします。堅牢なセキュリティを備えた環境で、業務効率の大幅な向上、革新的な新サービスの創出、そして企業全体のデジタル トランスフォーメーション(DX )推進を実現。クラウドエースがお客様のパートナーとして伴走し、生成 AI 活用の成功へと導きます。
詳しくはこちら:https://cloud-ace.jp/service/generative-ai/
クラウドエース株式会社について
本社 : 東京都千代田区大手町 1-7-2 東京サンケイビル 26 階
代表取締役社長 : 吉積 礼敏
ウェブサイト:https://cloud-ace.jp
事業内容:クラウドエースは Google Cloud の日本トップクラスの実績をもち、海外にも複数の拠点をもつシステム インテグレーターです。クラウドの導入設計や運用・保守、システム開発、生成 AI 活用までをワンストップで提供いたします。 Google Cloud 認定トレーナーが多数所属しており、高い技術力とサービス品質で、Google Cloud プレミアパートナーとマネージド サービス プロバイダ、Google Maps Platform のパートナーにも認定されています。製造、小売、情報通信、ゲームなどあらゆる業界において 1,000 社を超える顧客をサポートしてきた知見を活かし、ビジネスの成功に直結するクラウド活用を提案いたします。
お問い合わせ先
クラウドエース株式会社 広報担当
E-mail:pr@cloud-ace.jp
※Google Cloud、Vertex AI 、Gemini は Google LLC の商標です。
※IDEATECH、リサピーは株式会社IDEATECH の登録商標です。
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