大日本印刷 第2回「サステナブル マテリアル展」に出展
「環境ビジネスに+(プラス)DNP」をテーマに環境負荷低減等に貢献する新しい価値を紹介
大日本印刷株式会社(DNP)は、2022年12月7日(水)~9日(金)に幕張メッセ(千葉県)で開催される「第2回サステナブル マテリアル展」(通称:SUSMA(サスマ)展)に出展します。
DNPは独自の「P&I」(印刷と情報)の強みを活かし、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしを実現する新しい価値の創出に取り組んでいます。脱炭素社会や循環経済の実現に向けてサステナブル関連製品が多数出展される本展示会にDNPブースを出展し、環境負荷低減等の価値を提供する各種製品・サービスを紹介して、多様なステークホルダーとの「対話と協働」につなげていきます。
DNPは独自の「P&I」(印刷と情報)の強みを活かし、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしを実現する新しい価値の創出に取り組んでいます。脱炭素社会や循環経済の実現に向けてサステナブル関連製品が多数出展される本展示会にDNPブースを出展し、環境負荷低減等の価値を提供する各種製品・サービスを紹介して、多様なステークホルダーとの「対話と協働」につなげていきます。
【出展の背景と狙い】
DNPは、成長領域の一つに「環境とエネルギー」を定め、高い収益性と市場成長性を見込む注力事業の一つに「環境関連事業」を設定しています。独自の「P&I」の強みを掛け合わせ、多様なパートナーとの連携を深めて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える価値の創出を進めています。また、2020年3月には「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定し、“2050年のありたい姿”を描いて、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた取り組みを加速させました。本展示会では、「環境ビジネスに +(プラス)DNP」をテーマとして、この3つの社会の実現に貢献する製品・サービスについて、「環境取り組み支援」「再生材活用」「省資源・省エネルギー」「ロングライフ」「リサイクル性」の5つの提供価値に分類して展示・紹介します。
【DNPブースについて】
■コンセプトコーナー「環境ビジネスに +DNP」
DNPは、「ビジネス面での価値創出」と「経営基盤強化」の両輪で環境課題の解決に向けた取り組みを進めています。サステナブルマテリアル展では、サプライチェーン全体のさまざまなシーンで、多様なパートナーの環境ビジネスや生活者の暮らしに提供していく価値について、事例を交えて紹介します。
■出展製品・サービス
主な提供価値 | 出展製品・サービス | 説明 |
環境取組み支援 | DNP GREENサポートプログラム | 各企業の持続的な成長に向けて、環境配慮の視点に立って、ビジョンや環境方針の策定、資源循環コミュニケーション、モノづくりやサービス開発など、さまざまな取り組みを支援します。 |
再生材活用 | オリジナル紙再生ボード | 製造工程で排出される廃棄用紙をボードとして再生。木工同様の加工ができ、デザインや設計次第で、売り場・事務所・ホテル等の商業施設のインテリアにも利用できます。産業廃棄物の量を減らし、資源の有効利用率の向上につなげます。 |
〃 | 環境に配慮したICカード | 2021年に、リサイクルプラスチックを使用したICカードの提供を開始。2022年5月にはバイオマスカードを開発し、環境に配慮したICカードの製品ラインアップを拡充。各企業のカード発行ニーズに合わせて、環境負荷の低減を支援します。 |
省資源・ 省エネルギー |
半導体製造のカーボンニュートラルに貢献するナノインプリントリソグラフィ(NIL) | NILは高性能な半導体に必要となる微細パターンを形成することができる技術です。従来のリソグラフィ技術と比較して、消費電力が非常に少ないため、増大傾向にある半導体製造時の消費電力を低減させることができます。同技術は「NILによる超微細半導体の省エネルギー加工技術」として、「第49回 環境賞」の優良賞を受賞しました。 |
〃 | DNP防錆性フィルム | 鉄は湿度が60%を超えると急激に錆びやすくなります。錆対策は金属製品や部品にとって大きな課題です。本製品はDNP独自のハイバリア技術で、製品を清潔に錆から守ります。食品パッケージにも使われる素材によって、防錆剤や防錆油なしで錆を抑制できるため、内容物にも環境にも優しい防錆包装材です。 |
〃 | クリーン2重層袋(Ultra Clean Peelable Film) | 内容物を直接包む「一次包装」と、外箱等の「二次包装」が一体となったクリーン包装材です。粉塵等を出さない低パーティクル性、気体を発生させない低アウトガス性を維持しながら、梱包工程の簡略化が可能なため、半導体や医療・医薬など高度な品質が要求される業界でも活用できます。 |
〃 | 自動車用2トーンルーフフィルム | 従来の2トーン(2色)塗装と比べて、工程の短縮と環境負荷の低減を実現するデザイン性に優れたフィルムです。塗装の替わりに自動車のルーフに貼り付けることで、塗装工程で発生するCO₂を削減。印刷の特性を活かした複雑なデザインも簡易に実現します。 |
〃 | 樹脂パーツ用ハードコート転写フィルム | ピラー(窓の柱)等の自動車外装樹脂パーツに対し、高品位なピアノブラック(ピアノのような黒色)と優れたハードコート性能を成形時の同時転写で実現するフィルムです。従来の塗装方式に比べ加工プロセスが短縮されるため、CO₂排出量を大幅に低減します。 |
ロングライフ | 建装材分野における環境配慮製品 | DNPは、製品・サービスのライフサイクルを通じて環境負荷を低減するという視点から「環境配慮製品・サービスの開発指針」を定め、開発段階から環境に配慮した製品・サービスづくりを行っています。本製品は、DNP独自の評価により、環境配慮に優れた製品・サービスである「スーパーエコプロダクツ」として特定されています。 |
〃 | DNP抗菌・抗ウイルスマテリアル Pure Effects® |
抗菌もしくは抗ウイルス性能表示について、第三者機関で認定された一連の商品です。従来からの環境配慮材料である「オレフィン」と、省エネで耐久性に優れた「EB技術」(電子線=Electron Beam照射による表面加工)を掛け合わせて開発。「健康」と「環境」への配慮に加え、これからの「暮らしスタンダード」として「衛生」に配慮した取り組みも推進してまいります。 |
リサイクル性 | DNP環境配慮パッケージング GREEN PACKAGING® |
「3R(リデュース・リユース・リサイクル)+Renewable(再生可能資源代替)」を基本に環境負荷を低減し、さらに持続可能な社会を実現していくため「CO₂の削減」「資源の循環」「自然環境の保全」という3つの価値を社会に提供する製品・サービスです。リサイクル可能な素材を活用した環境配慮設計を推進しています。 |
〃 | 自治体との連携/埼玉県プラスチック資源循環プラットフォームに参画 | 2021年6月に設立された 「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」に参画。埼玉県および参画企業6社と連携して、プラスチック資源回収の“見える化”実証実験を行っています。DNPは今後も、多くの自治体や企業等と連携し、実装を見据えた資源循環の取り組みを推進していきます。 |
*関連リンク
・サステナブル マテリアル展Webサイト : https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp/about/susma.html
・サステナブル マテリアル展 (高機能素材Week 2022内)のDNPの出展内容:https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/event/20168472_1594.html
・DNPの考えるサステナビリティ : https://www.dnp.co.jp/sustainability/
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