「太っていないのに糖尿病になる人」が増加している謎を解明!  糖尿病&予備軍以外の人も必読の、糖尿病革命療法「マグネシウム」本が発売

『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい!』発売

株式会社主婦の友社

 株式会社主婦の友社は、2014年2月28日(金)、『糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい!』http://p.tl/e-Xv(著:横田邦信/東京慈恵医科大学教授)を刊行いたしました。
 近年、カロリー制限の意識が高まり、日本人の平均エネルギー摂取量や脂肪摂取量は減少していながら、患者や予備軍が増え続ける糖尿病。本書は、「糖尿病患者の増加背景には“マグネシウムの摂取不足”がある」と指摘する著者が、マグネシウム摂取不足の事実と糖尿病との因果関係について、さらには不足を補って予防・改善するための食事方法など、新しい視点から糖尿病を解明し、すぐに活用できる内容にまとめたものです。


エネルギー摂取量は減っているのに糖尿病は増えている!

 1960年代ころから欧米型の食事が家庭に入り込み食生活が変化するとともに、日本人の平均エネルギー摂取量も脂肪摂取量も上昇。時期を同じくして糖尿病患者数が増加したため「肥満が原因で起こる病気」というイメージを持たれてきました。しかし、厚労省のデータを詳しく見ると、実際には脂肪やエネルギー摂取量は1996年頃から下がっていることが判明しています。それでも、データと反比例するように糖尿病患者・予備軍は増え続けているのはなぜか。肥満や運動不足のほかに、ストレスや加齢、糖尿病の家族歴なども発症の要因とされていますが、今、「あるもの」の摂取不足も、要因として注目されています。

図1 日本人の脂肪摂取量(本誌41P)

エネルギー摂取量は、1970年代前半を境に明らかに減少。現在の日本人平均エネルギー摂取量は、成人の目安摂取量の「1800~2200キロカロリー」の範囲内である。エネルギー摂取量は、1970年代前半を境に明らかに減少。現在の日本人平均エネルギー摂取量は、成人の目安摂取量の「1800~2200キロカロリー」の範囲内である。


図2 日本人の糖尿病有病率、および糖尿病患者・予備軍の人口に占める割合(本誌35P)

日本でほとんど見られなかった糖尿病患者が急増したのは1960年以降。この頃は、欧米の食生活が本格的に日本の食卓に入り込み、交通手段の発達やデスクワークの増加で運動不足の人も増え、肥満を助長した。日本でほとんど見られなかった糖尿病患者が急増したのは1960年以降。この頃は、欧米の食生活が本格的に日本の食卓に入り込み、交通手段の発達やデスクワークの増加で運動不足の人も増え、肥満を助長した。


「マグネシウム」の摂取不足と糖尿病の発症には大きな関わりが
 以前から「肥満で糖尿病の方」よりも「肥満でないのに糖尿病の方」は同じ程度か、むしろ後者の方が多いという臨床的感触をつかみ、「定説」と「現実」のギャップを感じていた横田邦信教授は、調べていくうちに「マグネシウムの摂取不足」にたどりつきます。マグネシウムの宝庫である「大麦やあわ、ひえなどの雑穀等」の摂取量が1960年代に激減。

 さらに1972年に法律で全国の塩田が廃止され、機械化された「イオン交換膜製塩法」が登場したことにより、それまで食塩10グラムにつき50ミリグラムあったマグネシウムが、3ミリグラムにまで激減してしまったのです。現在、日本人のマグネシウム摂取量は厚生労働省による推奨量をはるかに下回り、およそ3分の2しか摂取できていません。
図3 大麦や雑穀等の穀物摂取量と糖尿病推定有病率(本誌51P)

図4 主穀のマグネシウム含有量・摂取量(本誌54P)

表中にある穀物でマグネシウム含有量が一番多いのは、あわ。これは白米の8倍弱の量! どの雑穀も白米と比べると豊富にマグネシウムを含んでいるのがわかる。表中にある穀物でマグネシウム含有量が一番多いのは、あわ。これは白米の8倍弱の量! どの雑穀も白米と比べると豊富にマグネシウムを含んでいるのがわかる。


図5 日本人のマグネシウム摂取量の推移(本誌59P)

厚生労働省の健康局総務課生活習慣病対策室のデータによるもの。かなりの量が足りていないのがわかる。ちなみにマグネシウムの摂取量が調査されるようになったのは最近になってから。厚生労働省の健康局総務課生活習慣病対策室のデータによるもの。かなりの量が足りていないのがわかる。ちなみにマグネシウムの摂取量が調査されるようになったのは最近になってから。




この標語を覚えて、マグネシウム摂取不足を解消!

マグネシウムは、人間が分泌するホルモンの中で、唯一血糖(値)を下げる働きをするインスリンの働きに大きく関わっています。本書では、糖尿病の症状を改善・予防のためにも、マグネシウムをたっぷり含んだ食材を積極的に毎日のメニューに取り入れることをすすめており、数多い食材を簡単に覚える標語を紹介しています。

「そばの孫とひ孫わ(は)優しい子かい?納得!」
(そばのまごとひまごわ(は)、やさしいこかい? なっとく!)

無理することなく日々のメニューにとり入れられる食材が多い。続けるうちに自然とヘルシーな食事になっていく。無理することなく日々のメニューにとり入れられる食材が多い。続けるうちに自然とヘルシーな食事になっていく。




ほかにも、意外と見落とせない「水」や「塩」のこと、主食や果物をはじめ、嗜好飲料・アルコール類からマグネシウムを上手に摂取する方法も掲載。どの食材もスーパーで手に入るようなものばかりで、糖尿病の有無に関わらず、マグネシウムの必要性を強く感じる一冊です。


【著者 横田邦信 プロフィール】
東京慈恵会医科大学教授。同大学附属病院糖尿病・代謝・内分泌内科診療医長。医学博士。マグネシウム啓発目的で研究組織(MAG21研究会 http://mag21.jugem.jp)を共同設立。昭和26年生まれ。昭和59年東京慈恵会医科大学大学院を卒業後、富士市立中央病院内科医長、横須賀北部共済病院内科部長を経て、平成13年東京慈恵会医科大学助教授、平成22年より現職。日本生活習慣病予防協会参事。日本糖尿病学会学術評議員。日本マグネシウム学会理事。著書に『マグネシウム健康読本』(現代書林)がある。


【書籍概要】


◆タイトル:糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい!
◆著者:横田邦信
◆定価:本体1100円+税
◆発売日:2014年2月28日(金)
◆仕様:B5判 192ページ
◆ISBN:978-4-07-29135-2


本件に関するお問い合わせ先
株式会社主婦の友社 広報宣伝課
TEL 03-5280-7577 FAX 03-5280-7578
pr@shufutomo.com

 

 

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会社概要

株式会社主婦の友社

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URL
https://shufunotomo.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
電話番号
03-5280-7500
代表者名
大宮 敏靖
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1916年09月