【人事制度改革事例インタビュー】年功序列からの転換で、人と組織をアップデートする人事制度改革
-株式会社鹿児島讀賣テレビ様が語る、社員を「当事者」にした制度改革と現場から改善提案が生まれる組織づくり-
組織・人事コンサルティングファームであるセレクションアンドバリエーション株式会社(以下、当社、東京都千代田区丸の内、大阪市西区、名古屋市西区 / 代表取締役社長:平康慶浩/ URL:https://sele-vari.co.jp/ )は株式会社鹿児島讀賣テレビ様における人事制度改革の取り組みを紹介したインタビュー記事を当社ホームページに公開しました。放送業を取り巻く経営環境が大きく変化するなか、年齢に応じた処遇からの転換を目指して人事制度改革に踏み切った背景、社員を巻き込みながら進めた導入プロセス、そして地域の報道機関として目指す今後の姿について、代表取締役社長の小石川伸哉氏に伺った内容をまとめています。
概要
鹿児島県を放送地域とし、日本テレビ系列(NNN)のテレビ局として1994年の開局以来、地域に密着した報道・情報発信を続ける株式会社鹿児島讀賣テレビ様(以下、KYT様)。放送業を取り巻く経営環境が大きく変化するなか、同社は年齢に応じた処遇からの転換を目指し、人事制度改革に取り組みました。
年功序列型の仕組みからの転換
開局から30年が経つなかで、会社運営に関わる制度の多くが当時のまま大きな見直しをされずに続いており、人事制度も、年齢や勤続年数を重ねれば給与が上がっていく、いわゆる年功序列型の仕組みでした。社員の年齢構成も、求められる仕事の中身も当時とは大きく変わるなかで、特に若い世代から制度の見直しを求める声が挙がっていたといいます。
・「特に若い世代からは、年齢に応じて処遇が決まる仕組みよりも、担っている仕事や成果、日々の働きぶりに応じて処遇が決まる、今の時代に合った制度のほうがよいのではないかという声を聞いていました。まずはそこをアップデートする必要があると感じました。」(インタビュー記事より抜粋)
・「組織は結局のところ人です。とりわけテレビ局は、決まった商品を仕入れて売る事業ではありません。一人ひとりのアイデアを番組や企画という形にして、価値として提供している事業です。だからこそ、社員の意識を変えていくことが真っ先にやるべきことだと思いました。」(インタビュー記事より抜粋)
・「大変なのはわかっていましたが、一番時間がかかることだからこそ、早く着手しなければいけないと考えたのです。」(インタビュー記事より抜粋)
社員を当事者に ―「皆さんは今の制度をどう思いますか」から始めた改革
改革は、経営陣が方針を示すかたちではなく、社内への問いかけから始まりました。社員アンケートに加えて複数の社員へのインタビューを実施し、そこで挙がった課題に一つずつ手を打ちながら、年齢に応じた人事制度からの転換を軸に制度設計を進めています。
・「『経営陣がそう思ったから改革します』という進め方では、決してうまくいきません。」(インタビュー記事より抜粋)
・「社員にも当事者として関わってもらいながら進める必要があります。その体制をどうつくるかが、一番難しいところだと感じています。」(インタビュー記事より抜粋)
・「年功的な給与体系のなかでは、『報酬が何に対して支払われるものなのか』が曖昧になっていました。」(インタビュー記事より抜粋)
制度の浸透と現場の変化 ― 評価シートよりも「そこに至るまでの対話」
新制度の導入前に実施した説明会では不安の声も少なくありませんでしたが、現在は「もっとこう変えた方がいいのではないか」といった改善提案も現場から出てきています。新たに導入した目標管理の仕組みについても、人事が主体となって管理職の目標を吸い上げ、部署ごとにすりあわせを重ねています。
・「現場から改善提案が出てくるようになったのは、社員が制度を自分たちのものとして考えてくれている証拠だと受け止めています。」(インタビュー記事より抜粋)
・「各部署のトップである局長が何を伝え、それを本人がどう受け止め、どう考えて目標に落とし込んだのか。」(インタビュー記事より抜粋)
今後の展望 ―「KYT+α」に向けて人事制度を整える
地域の報道機関としての役割をきちんと果たすことを大前提に、新しい収益源を見つけていくことを目指す同社。今年は「KYT+α」という目標を掲げ、社内でも月に一度、新しいアイデアを募集する取り組みを進めています。
・「過去の業績をベースに積み上げた目標というよりも、収益構造そのものが変わるような大胆な取り組みを見つけたいと考えています。」(インタビュー記事より抜粋)
・「新しい取り組みに向けたリソースを確保するためには、テレビ事業に関する諸制度や、社内の『人・モノ・カネ』をしっかりと精査したうえで、余力をつくっていく必要があります。」(インタビュー記事より抜粋)
インタビュー記事の掲載ページ
以下より全文をご覧いただけます。
株式会社鹿児島讀賣テレビ様 インタビュー記事(年功序列からの転換で、人と組織をアップデートするための人事制度改革)
https://sele-vari.co.jp/interview/15957/
当社サービスのご紹介 ― 役割等級制度設計/評価制度設計
セレクションアンドバリエーション株式会社では、年功序列型の制度からの転換を実現する「役割等級制度設計」および「評価制度設計」を提供しています。
役割等級制度設計では、組織における役割の大きさを基準に等級・評価・報酬を再構築し、責任と役割に応じた最適な人材配置と、移行コストを抑えた公平な報酬設計を実現します。
あわせて、評価制度を単なる給与決定の作業ではなく「人材育成と組織成果のためのコミュニケーション基盤」として機能させることを重視し、評価者研修や運用改善を含めた導入後の定着支援まで継続的に伴走します。
詳細サービスページ:
役割等級制度設計 https://sele-vari.co.jp/servicepage/role-job-grade/
評価制度設計総合 https://sele-vari.co.jp/servicepage/personnel-evaluation/
セレクションアンドバリエーション株式会社について
「組織・人事領域」に特化した高い専門性を持つ人事コンサルティングファーム。東証一部上場企業から従業員数数十名規模の中小企業まで多様な業種、規模の企業に対して戦略実現と業績向上に資する変革を支援。
企業の人事戦略策定、人事制度設計、人事制度運用、組織風土改善、その他経営幹部教育など、人と組織にかかる変革を促進している。
■「ジョブ型雇用」にいち早く対応した実績をもとに改革を支援
代表の平康は、90年代の成果主義人事制度が広がっていた時代にいち早く大手電機メーカーに対し、ジョブ型雇用に対応した人事制度導入を実現しました。以来、新卒一括採用、年功序列昇格、定期昇給、終身雇用に対し「本当に企業は成長できるか」「事業を伸ばし利益を出すために人事にできることは何か」を問いかけつつ200社以上の変革を支援してきました。
今私たちはコロナショックによる働き方の変化、ライフスタイルの変化をもとに、ピンチをチャンスとして伸ばすためのマネジメント変革を支援しています。
■2020年度以降のご支援実績企業の一部
製薬業(東証プライム上場)
ITプラットフォーマー(東証プライム上場)
専門商社(東証プライム上場)
システム開発業(東証プライム上場)
監査法人系コンサルティングファーム
通信建設業(東証プライム上場)
その他非上場企業(製造業、サービス業等)
【会社概要】

ミッション: 企業と個人の成長をあたりまえにする
会社名: セレクションアンドバリエーション株式会社
本社所在地: 〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1丁目2-17 本町グランドビル 7F
事業内容: 組織・人事コンサルティング
設立: 2006年3月有限会社として設立(2011年6月株式会社化)
会社HP: https://sele-vari.co.jp/
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