食べチョク、卵の価格高騰を受け実態調査を実施。生産者の約4割が収穫量減を実感。食べて応援クーポンの配布を開始。
卵の生産現場のリアルを伝えるインタビューを公開。
認知度・利用率など9つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、昨年夏の猛暑の影響で揺れる卵生産のリアルを届ける取材記事を公開しました。併せて卵を「食べて応援」していただけるよう、販売中の卵商品に使えるクーポンをご用意しました。
特集ページ:https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-egg
・背景
■夏の猛暑による影響で、鶏の産卵率が低下。サイズも小さくなったことで価格が高騰
農林水産省の食品価格動向調査(※2)によると、令和7年1月14〜16日の期間において、鶏卵の価格は平年比約1.2倍に高騰しています。農林水産省食肉鶏卵課によると、昨年夏の記録的な暑さで鶏が弱り、産卵率が低下。卵のサイズも小さくなり、供給量が落ちたことが要因で価格が上がっているとのこと。また、2025年1月に入ってから鳥インフルエンザが急拡大しており、さらなる高騰が懸念されています。
(※2)農林水産省 食品価格動向調査(食肉鶏卵)より
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_gyuniku/attach/pdf/index-42.pdf
■卵生産者の4割が生産量減少と回答。夏の猛暑による影響が長引いている。
2025年1月に、食べチョクは登録している卵の生産者に向けて「卵の生産者実態調査」を緊急実施しました(回答者数20名)。
卵生産者の約4割が昨年よりも収穫量が減っていると回答する結果となり、中には50%減少する見込みの生産者もいます。収穫量が減少している要因は、夏の猛暑による影響との回答が多く、「酷暑で産卵率が落ちたり、卵のサイズが落ちている」「夏のダメージが蓄積するのか、秋冬に入っても鶏の卵殻がイマイチで、長期的に良い卵を産みにくい」などの回答が寄せられています。
・昨年夏の猛暑の影響で揺れる卵生産のリアルを届ける取材記事を公開
食べチョクでは、今の生産現場で起こっていることを取材し、伝えていく取り組みを行っています。大分県の久住(くじゅう)高原で平飼い養鶏を営んでいる「グリーンファーム久住」の荒牧さんに、今、養鶏の現場で起こっていること、そして今後に向けての想いを伺いました(取材時期:2025年1月)。
「食べチョク生産現場から」記事
https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-egg
■連鎖する価格高騰の原因
今回の卵の価格高騰は、鳥インフルエンザだけが原因ではなく、酷暑や円安の影響も大きいと考えています。昨年の夏のような異常な暑さが続くと、鶏の体力が奪われて産卵数が減少します。特に、暑さが長引くと鶏の負担も積み重なっていくので、影響がさらに長引くことになります。
その影響がまだ回復しきっていないうちに、鳥インフルエンザのシーズンに突入してしまい、ダブルパンチという状態になったと考えています。
また、卵の生産コストの中で大きな割合(6割)を占めるのは飼料代ですが、その飼料のほとんどは輸入に頼っているため、円安が進むと価格が高騰します。これによって、卵の生産コスト自体が押し上げられてしまい、最終的には卵の販売価格にも影響が出てしまうという状況です。さらに、電気代や燃料費も上がっていて、養鶏場全体の運営コストが増しているのが現状です。
・食べて応援クーポンを配布
食べチョクでは、こうした生産現場の実情を受けて、卵を「食べて応援」していただきやすいように、販売中の卵商品に使えるクーポンをご用意しました。
昨年夏の猛暑による影響や飼料代の高騰で大変な今こそ、産地に目を向け、生産者の苦労を知ることで、より一層卵の美味しさや有り難みを感じられるのではと考えています。「買って食べることで応援する」という行動が、農家の未来を支える一歩になります。
<概要>
・対象商品:販売中の卵商品
・クーポン金額:200円
・有効期限 (取得・利用):2025年2月28日まで
※クーポン取得画面で、クーポンコードをご入力の上ご利用ください。
詳細は下記特集ページをご確認ください。
https://www.tabechoku.com/feature_articles/field-report-egg
クーポンの取得について:
・今後の展望
2024年、日本の一次産業はさまざまな課題に直面しました。1月に発生した能登地震、猛暑によるさくらんぼなど果物の高温障害、さらには海水温上昇による漁獲高の減少など、自然環境の変化は生産者に深刻な影響を与えています。2025年もその影響は続く見込みです。こうした厳しい環境下においても、生産者たちは生産に真摯に向き合い、新たな可能性を模索し続けています。
食べチョクは、今後も、生産現場の現状や生産者のこだわりを消費者にわかりやすく伝え、
両者が共に未来を築いていけるような生産者と消費者をつなぐ場を提供することで、生産者の挑戦をサポートしてまいります。
■メディアの皆様へ
生産者や消費者への取材調整も可能ですので、お気軽に下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:pr@vivid-garden.co.jp
■市況の変化による食べチョクの注文数急増に関するこれまでのプレスリリース
・食べチョク、みかん流通額が1.4倍に急増。生産者の8割が生産量減を実感しており、不作による価格高騰の影響で産地直送のみかんを求める人が増加中。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000025043.html
・食べチョク、キャベツの流通取引総額が昨年比4.1倍に急増。価格高騰の影響で産地直送の野菜を求める人が増加したことを受け、特集ページおよび毎日1名様に野菜BOXをプレゼントする企画を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000025043.html
・食べチョク、卵の注文が2か月で1.6倍に急増。価格高騰の影響で産地直送のこだわり卵を求める人が増加したことを受けて、卵特集ページを開設。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000209.000025043.html
・7月のお米の流通金額が昨対比1.5倍に増加。需要増に対する販売店での在庫不足を受け、食べチョクでお米特集を開設。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000025043.html
・食べチョクの卵商品の紹介(一部)
■【黒麴・50個】オレンジ色が鮮やか🎵濃厚な黄身🍳、黒麴育ちの赤たまご50個
https://www.tabechoku.com/products/185924
薄羽養鶏場(栃木県)
食べチョクアワード3年連続畜産部門1位で殿堂入りを果たし、お客様も「黄身に優しい甘さを感じました」と大絶賛の薄羽養鶏場さんの卵。たまごを取ったその日に配送するため、鮮度抜群で白身はぷりぷり。なかなか白身が切れないほどコシのある卵なので卵に対する意識が変わります。
■平飼い有精卵 20個 輸入とうもろこし不使用
https://www.tabechoku.com/products/81645
ふぁーむbuffo(広島県)
食べチョクアワード2024畜産部門1位を受賞したふぁーむbuffoさんの平飼い卵。その時期に地元で手に入るものを使って餌を作っていくので、季節ごとに色や味も変化していきます。お客様からも「甘い黄味としっかりした白身の絶妙なハーモニー」「見たことがない黄身の綺麗な黄色」と絶賛の商品です。
・食べチョクについて
⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※2)を獲得しています。
野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っており、消費者が生産者に食べた感想を伝えるなど直接やりとりできることが特徴です。
また、好みに合う⽣産者を選んでくれる野菜定期便「⾷べチョクコンシェルジュ」や旬の果物が届く定期便「⾷べチョクフルーツセレクト」なども提供。さらに、企業の福利厚生や販促キャンペーンに活用できる法人向けサービス「食べチョク for Business」も展開しています。
2024年12月時点でユーザー数は100万人、登録⽣産者数は10,000軒を突破し、約5万点のこだわりの逸品が出品されています。
・URL:https://www.tabechoku.com/
・公式X(Twitter):https://twitter.com/tabechoku
・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/
・食べチョクのコンセプトやストーリーがわかるサービス紹介動画
(※1)国内の産直通販サイトの中で「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者数」「生産者認知度」「生産者利用率」「生産者利用意向」の9つでNo.1を獲得。
プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000025043.html
・ビビッドガーデンについて
代表者:代表取締役社長 秋元里奈
本社所在地:東京都港区浜松町1丁目7番3号 第一ビル4F
設立日:2016年11月29日
事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できる産直通販サイト「食べチョク」、ネットスーパー「食べチョクドットミィ」、生産者の顔が見える冷凍食品ブランド「Viivid TABLE」、全国の隠れた銘品をストーリーと共に贈るギフトコンシェルジュサービス「コレダギフト」の開発・運営
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