まん延防止等重点措置解除、不安度はさらに低下 20~30代は貯蓄意向/貯蓄額ともに上昇
- 2022年3月 新型コロナウイルス生活影響度調査(支出編)-
■調査結果
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は6p減の31%、「将来に対する不安度」は5p減の43%、「直近1週間のストレス度」は、1p減の40%といずれも先月に続き減少。<図1>
先月と比べ項目別不安度は、「病床逼迫」「自分が感染する」など全項目で割合は低下した。一方で、「日本の経済が悪くなる」「世界の経済が悪くなる」は不安度のTOP2であった。この2項目は新型コロナウイルスの影響に加え、2月末からの世界情勢の行方への懸念が起因したものと推察される。<図2>
【支出の増減・支出欲求・支出意向】
コロナ禍以降、支出が「とても+やや増えている」は32%であり、現在”お金を使いたい””何かを買いたい”気持ちは、「とても+やや強くなっている」が24%と、支出への意欲はみてとれる。支出欲求は、男女ともに20代、30代で高い。この世代の”お金をかけたい”項目は、「貯蓄・投資」がTOP、「貯蓄額」の増加も2割を超える高さであり、若い世代は将来を見据えて「貯蓄・投資」を増やしたい意向が強いといえる。<図3>
項目別の支出は、2021年9月結果と同様に「光熱費」「食生活」「育児・子供の教育」の3項目の増加が多い。特に「光熱費」は値上げも重なり2021年9月より7p増加。”お金をかけたい”項目は、「貯蓄・投資」と「旅行・レジャー・イベント費」。「貯蓄・投資」は、9月結果より上昇、「旅行・レジャー・イベント費」は横ばい。<図4>
【中古品・リユース品の購入実態】
直近1年間、中古品・リユース品の購入経験は35%であり、経験者の1年間平均購入回数は10.4回。特に男性20代、30代は年平均14~15回と多い。購入した品物は、男性で「本・書籍」「音楽・ゲーム」、女性は「衣料品・アクセサリー」が多い。購入先は「メルカリ」「ヤフオク!」「ブックオフ・ハードオフ」が高く、「メルカリ」は女性で、「ヤフオク!」は男性の利用が目立つ。 <図5、6>
■レポート項目一覧
□ 属性設問 (性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/ 同居家族/同居子ども/世帯年収/職業/ワクチン接種状況)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間と流行前との行動変化度合い、外出頻度、外出目的
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 コロナ禍における支出について
□ 買い物に対する意識や行動の変化
□ 全体的な支出の増減と支出欲求の変化
□ 分野別にみた支出変化
□ 分野別にみた今後の支出意向
□ 支出に関して経験したこと
□ 値上げをしてほしくない分野
□ 貯蓄額の増減変化
□ 主な支払い方法(キャッシュレス化の現状)
□ 中古品・リユース品の購入頻度
□ 購入した中古品・リユース品
□ 中古品・リユース品の購入先
□ 気になる商品・サービスとその理由
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
□ 新規感染者数推移×調査期間 など
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/health/20220404corona/
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2022年3月25日(金)~3月27日(日)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
広報担当 : マーケティング部
TEL : 03-6859-1192
FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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