スーパー耐久レース2022全戦でマツダ車両に次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」供給
「サステオ」は、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)等を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料です。このバイオ燃料は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、使用済みの食用油の原材料である植物も、ユーグレナも、成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。
今回マツダが参戦した車両は、軽油と混合しない100%の「サステオ」を使用しており、同車両に搭載されているディーゼルエンジンSKYACTIV-Dは十分な性能を発揮することが出来ました。「サステオ」を100%で使用するのは、2021年のシリーズ 第6戦「スーパー耐久レース in岡山」に続いて2例目となります。
また、水素エンジンでレースに継続参戦しているトヨタ自動車株式会社の再生可能エネルギー由来水素を運ぶ大型トラックでも、2021年のシリーズ 第6戦「スーパー耐久レース in岡山」に続いて「サステオ」が使用されました。
ユーグレナ社は、今後も「サステオ」の普及拡大に向けて、今シーズンは全戦で燃料供給を行う予定です。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
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