石垣島マラソンの先導車にユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用
「サステオ」は、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)等を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料です。このバイオ燃料は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、使用済みの食用油の原材料である植物も、微細藻類ユーグレナも、成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。
石垣市は「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣言※に賛同しており、また、ユーグレナ社は石垣島マラソンに協賛していることから、このたびのSDGs×スポーツがテーマであった第19回石垣島マラソン先導車への「サステオ」の使用に至りました。なお、今回「サステオ」を使用した先導車の走行距離は約42.195kmです。
※ GREEN OIL JAPANとは:https://www.euglena.jp/businessrd/energy/greenoiljapan/
■株式会社ユーグレナ生産技術開発部部長 兼 八重山殖産株式会社社長 中野良平コメント
「ユーグレナ社が製造するバイオ燃料『サステオ』を、第19回石垣島マラソンに参加される皆さまの安全を守る先導車の燃料として使用いただき、大変光栄です。
私どもユーグレナ社は石垣島で藻の仲間である石垣島ユーグレナの生産を行い、事業を展開しています。石垣島ユーグレナには、食品や化粧品、肥料や飼料など、さまざまな用途の可能性がございますが、そのひとつにバイオ燃料がございます。いま、バイオ燃料は化石燃料に代わる新たなエネルギーとして注目されています。2020年に『サステオ』を使用して、初めて船を動かしたのは、ここ石垣島でした。『サステオ』は化石燃料由来の軽油に100%代替することができる、まさに次世代のバイオディーゼル燃料です。『サステオ』を使用すればするほど、地球温暖化の負担がなくなります。
今回、石垣島で車に初めて『サステオ』を使用するのが、石垣島マラソンという晴れの舞台であることを大変嬉しく思います。」
今後も、石垣市とユーグレナ社は相互連携しながらサステナブルな取り組みを実施していきます。
<石垣市について>
石垣市は、2020年7月に「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。「自然と文化で創る未来~守り・繋ぎ・活きる島 石垣~」をテーマに掲げ、2020年8月に策定された「石垣市SDGs未来都市計画」では、観光客や市外在住者向けの石垣ブランド商品のみならず、市民向けの農産物の生産と流通の推進、地産地消の普及啓発、給食での活用に向けた生産体制の構築、台風をはじめとする厳しい自然環境に対してもレジリエントな農業生産体制の構築等により、農産物生産額の向上を図ると定めています。
※参照:石垣市SDGs未来都市計画
https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/9/SDGs_keikaku.pdf
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。石垣島で生産したユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の製造開発や遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
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