ジオコードがWordPress向けセキュリティ診断プラグインの開発に着手、AIがWebサイトのサイバーリスクを要約

株式会社ジオコード（証券コード：7357）

2025年5月14日 08時40分

　Webマーケティングとクラウドセールステック事業を展開する株式会社ジオコード（本社：東京都新宿区、代表取締役：原口大輔、証券コード：7357）は、Webサイトのセキュリティリスクを自動で検出し、評価するWordPressプラグインの開発に着手したことをお知らせいたします。本プラグインは、専門知識がないWebサイトオーナーでも、自社サイトのセキュリティ状況を容易に把握することができます。

■プラグイン開発の背景

　近年、Webサイトを狙ったサイバー攻撃は増加の一途を辿っており、その手口も巧妙化しています。多くのWebサイトオーナーは、セキュリティ対策の重要性を認識しているものの、専門的な知識や時間的な制約から十分な対策を講じることが難しい現状があります。

　本プラグインは、そのような課題を解決するため開発いたしました。AIの力を活用することで、誰でも手軽に自社のWebサイトのセキュリティ状況を把握し、必要な対策を講じられるようになることを目指します。

■開発中のプラグインの主な機能（予定）

　本プラグインは、Webサイトの脆弱性となりうる以下の要素を自動的に抽出し、総合的なリスクレベルを5段階で評価します。さらに、AIによる診断結果の要約機能により、専門的な知識がなくてもリスクの内容が理解しやすくなっております。

　・サーバー情報：OS・サーバーソフトウェア・データベースなど、サーバー構成情報を確認

　・WordPressバージョンチェック：WordPressのバージョンや既知の脆弱性を確認

　・PHPバージョンチェック：PHPのセキュリティサポートの状況や既知の脆弱性を確認

　・インストール済みプラグインチェック：プラグインの脆弱性や使用状況を確認

　上記をはじめとした合計10個程度の要素に基づき、Webサイトのリスクレベルを判定します。

■セキュリティリスクの早期発見と通知

　本プラグインは、定期的にWebサイトのセキュリティレベルを自動でチェックし、リスクが発見された場合にはサイトオーナーに速やかに通知します。

　・週に一度の自動セキュリティチェック：定期的にサイトのセキュリティ状況を検査

　・定期的なレポート：セキュリティに問題がない場合でも、毎週サイトオーナーに状況をレポート

　・問題点の明確な指摘：セキュリティ上の問題が発見された場合は、具体的な問題点と推奨される対策を提示

■今後の展開

　今後はプラグインの機能をさらに拡充し、サイトのセキュリティレベル向上に役立つ機能も追加する予定です。このプラグインがあることで、Webサイトのセキュリティリスクを検知できるようになり、検知されたリスクに対して具体的な対策を実施する場合は、当社が提供する「WordPress セキュリティプラン」（参考：https://www.geo-code.co.jp/webdev/securityplan/）にて、より専門的かつ包括的なサポートも可能です。

　「WordPress セキュリティプラン」では、Webサイトの不具合発生時の修正対応やWebエンジニアへの電話問い合わせなど、お客様のトラブル状況に合わせてお困りごとをスピーディーに解決いたします。

　より多くのWebサイトオーナーのセキュリティ対策を支援できる様、サービスの改善や機能の開発を進めてまいります。プラグインの正式リリース時期や詳細な機能については、改めてご案内させていただきます。

■ジオコードのWebサイト制作について

　長年の実績と経験に裏打ちされた高い技術力が特長です。創業翌年の2006年にWebサイト制作のサービス提供を開始し、これまでに4,800サイト以上の制作実績を積み重ねてきました。SEO対策やWeb広告サービスも提供しており、検索に強いWebサイト制作とマーケティングを一気通貫で行えるのが最大の強みです。コンテンツマーケティング、Web広告の運用、効果的なLP制作、UI･UXの改善など、制作から集客までをジオコード1社で完結できます。