トイレを学びの場に。バカン、金沢大学の「ふむふむフェムテック」プロジェクトを、トイレサイネージを活用しサポート
~ヘルスリテラシーの向上を目指し、個室内で女性の健康問題とフェムテックの啓蒙コンテンツを配信~
◾️取り組みの背景
近年女性の社会進出が進んでおり、企業などでも健康経営における取り組みとして関心が高いものに「女性特有の健康問題対策」が最多(56%)になる※1など、注目が高まっています。しかし、関心が高くなっている一方で、実際に女性特有の健康課題について学習をしたり、情報に触れる機会はまだ十分では無いのが現状です。
今回バカンは金沢大学と連携し、トイレ個室を選んで女性の健康課題に関する情報を提供する取り組みを開始します。トイレは日常的に多くの人々が利用するのと同時に、プライベートな場所でもあるため、利用者の約40%が考えごとをするといったデータ※2もあり、情報を効果的に伝え、理解を促進する場として適しています。このような環境で、月経や更年期などの女性のデリケートな健康問題や、それらの課題を解決するフェムテックに関する情報を配信します。これにより利用者の女性の健康課題についての理解を深め、ヘルスリテラシーを向上させることを目指します。
※1:出典 健康経営に関する実務者連絡会 参加者アンケート
※2:出典 「オフィス水まわり意識調査」TOTO 調べ(2018) n=1041
◾️取り組みの概要
今回バカンは、金沢大学が取り組むトイレ内フェムテック情報ステーション「思考するトイレ」をサポートします。具体的には大学内の全10か所の「思考するトイレ」のうち、6か所の男女トイレ16個室に設置したアンベールのデジタルサイネージを通して、フェムテック関連の啓蒙コンテンツを配信します。
トイレ個室というプライベート空間を活かすことで、利用者が落ち着いた状態でフェムテックをはじめとした、女性の健康関連情報と向き合える時間を創出します。
◾️「ふむふむフェムテック」プロジェクトの概要
「ふむふむフェムテック」プロジェクトは、「経済産業省令和5年度フェムテック等サポートサービス実証事業補助金」を受けて金沢大学が推進しています。このプロジェクトは、大学内のトイレを健康情報提供の場所として活用するもので、特に女性の健康課題に焦点を当てています。
具体的には学内の男性/女性トイレ、バリアフリートイレを「フェムテック情報ステーション」とし、フェムテックに関連する情報を、モニターを活用して流したり、関連商品のサンプルも設置されます。本プロジェクトは、多様性の推進、女性の職位への登用、金沢大学の構成員の健康改善、そして健康リテラシーの向上を目的としています。
◾️トイレ広告メディア「アンベール」について
2020年末から本格展開を開始し、トイレ広告市場においては現在設置台数No.1※3となっております。都心部を中心としたオフィスや商業施設など約9,400箇所で展開する、トイレ個室内での認知獲得を行うことができる新たなデジタルサイネージメディアです。トイレ空間は、情報量が少ない1on1のプライベート空間であるため、利用者に対して明確に届けたいメッセージを伝えることが可能です。動画コンテンツはトイレ利用時のみサイネージ上で再生され、再生回数や配信結果を数値化できます。
また滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更をしたり、混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整するといった特許技術(出願中含む)を用いることで、トイレの混雑抑制も同時に実現します。
サービス詳細はこちら:https://corp.vacan.com/unveil
※3 株式会社バカン調べ(2023年10月時点)
(メディアの特徴)
・情報量の少ないプライベート空間、だから届く
お手洗いは視覚的な集中を妨げるノイズが少なく、利用者が集中してコンテンツを見やすいといった特徴があります。実証実験では、広告の認知度約95%、配信したコンテンツの理解度約70%、認知リフト率および理解リフト率がそれぞれ613%向上、560%向上といった効果が確認されています。
・性別配信が可能
トイレの特性を活かすことで、男性トイレ・女性トイレ、それぞれへの配信の出し分けが可能となっています。
・購買力のあるビジネスパーソンにリーチ
都内を中心としたオフィスビルに勤務する、平均年収700万円以上の男女※4へコンテンツを届けることができます。
※4 弊社サイネージ導入施設の入居企業の内、年収公開している企業データより(2022年5月時点)
■株式会社バカンについて
代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
本社所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門PREX South 3F
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑情報を起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。
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