20代正社員に「社内イベントの幹事経験」を調査 7割以上が未経験、その内4割以上が「今後経験したくない」と回答
企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイックは、20代の正社員を対象に実施した「社内イベントの幹事経験」に関するアンケート調査の結果を発表します。(回答者121名、調査日2024年12月1日~12月8日)
■社内イベントでの幹事経験の有無:「経験なし」が7割以上(71.1%)
「社内イベントで幹事(リーダー等)を経験したことがありますか?または今、経験していますか?」と質問したところ、「いいえ」が71.1%、「はい」が28.9%となり、7割以上の方が社内イベントにおいて幹事の経験がないことがわかりました。
■社内イベントでの幹事経験:「プラスの経験になった」が7割以上(71.4%)
冒頭の設問で「はい」と回答した方へ「その経験はプラスの経験になりましたか?」と質問したところ、「プラスの経験になった」が71.4%、「どちらともいえない」が28.6%、「プラスの経験にならなかった」が0%となりました。
■社内イベントでの幹事経験がプラスの経験になった理由:
1位「上司・先輩と仲良くなれた」(56.0%)、2位「社内の雰囲気や文化が理解できた」(48.0%)
「プラスの経験になった理由として当てはまるものすべて選択してください」と質問したところ、「上司・先輩と仲良くなれた」が56.0%、「社内の雰囲気や文化が理解できた」が48.0%、「同期や他部署との関係が深まった」「イベント運営スキルが向上した」が40.0%、「会社や職場に貢献できた実感があった」が36.0%、「チームワークや協力の大切さを実感した」が28.0%、「リーダーシップが身についた」が20.0%、「自分の提案やアイデアが評価された」が16.0%、「その他」が4.0%となりました。
■今後、社内イベントの幹事や運営スタッフを経験したいと思うか:
「経験したいと思わない」が4割以上
冒頭の幹事経験を問う設問で「いいえ」と回答した方へ、「今後、社内イベントの幹事(リーダー等)や運営スタッフを経験したいと思いますか?」と質問したところ、「いいえ」が44.2%、「わからない」が36.0%、「はい」が19.8%となりました。「いいえ」「わからない」の合計は80.2%となり、半数以上が今後の幹事やリーダー経験に対し意欲的ではない傾向が見受けられました。
■今後の社内イベントの幹事や運営スタッフの経験についての回答理由(自由記述・一部抜粋)
「その理由を教えてください」と質問したところ、以下の回答が寄せられました。
▼「はい/経験したい」と回答した方の声
・何事も経験したいから
・自分の企画で皆に楽しんでもらいたいから
・計画を遂行する経験と従業員との関係性が深められる可能性があると思ったから
・社内での他部署の方との交流を深めたいから
・物事を先導して進める経験は、役職に就く上で必要だと考えたから
▼「いいえ/経験したくない」と回答した方の声
・イベントにあまり参加したいと思わないから
・社内イベントが好きじゃないから
・大変そうだから
・通常業務で手一杯だから
・仕事以外に幹事の仕事をしないといけないとなると、負担になるから
・仕事以外の場面で他の方と関わり、時間を使うのが面倒くさいから
・経験が浅く会社の人の名前や顔が把握できていないから
▼「わからない」と回答した方の声
・務まるか分からないから
・やっても楽しそうだけど大変そう
・やりたくない訳では無いが面倒くさいというのが見えるから
・年齢層が広く、万人受けを考えると難しいと思ってしまうから
・どういう動きをしたら良いのか分からないので段取りが悪くなってしまって迷惑をかけてしまいそう
・若手なのでその立場をやることはありそうだが、先輩たちの大変さを見ているとやりたいとは言えないから
・経験としてはしてみたいが上司がノリノリで幹事をしているので邪魔はしたくないから
今回の調査結果について、当社執行役員の東宮は、次のように述べています。
「今回の調査では、社内イベントの幹事経験について、7割以上が『幹事を経験したことがない』と回答し、そのうち4割以上が『今後も幹事を経験したくない』と答えています。主な理由として、通常業務との両立の難しさやイベント自体への関心の低さなどが挙げられました。一方で、『幹事を経験したことがある』と回答した約3割のうち7割以上が、『幹事経験はプラスの経験になった』と回答しています。その理由として、『上司・先輩と仲良くなれた』や『社内の雰囲気や文化が理解できた』といった回答が多く、幹事経験が社員間の交流や組織理解の促進に役立ったと感じていることがわかりました。加えて当社には、社内イベントで若手社員に幹事等を経験してもらった企業から、「会社への貢献度が低いと感じてしまっている若手社員から、『(幹事等を経験することで)自信がついた』『役割がもらえてうれしかった』という意見もある」という声も届いています。幹事経験は自信を深めたり、社内での役割意識を高めたりする貴重な機会にも繋がります。
このようなプラスの面を活かすには、社内イベントが強制参加であっても任意参加であっても、幹事等の役割を若手社員に担ってもらう場合は、通常業務と合わせて本人の負担が増えないようにすること、また、『恒例行事』や『若手の仕事』として押し付けるのではなく、その背景や目的を丁寧に説明し、理解してもらうことが大切です。適性を考慮した役割分担や、先輩社員をサポート役として配置し、フォロー体制を整えることで、心理的負担を軽減し、安心して取り組める環境を提供することができます。単なる社内イベントの実施にとどまらず、社員の参加意欲を引き出し、社内イベントの意義を高める工夫を行うことで、社員エンゲージメント向上にもつながるでしょう。」
株式会社ジェイック執行役員 兼 株式会社Kakedas取締役 東宮 美樹
ハウス食品株式会社で営業職を経験、人材紹介会社で求職者(3000人)のカウンセラーを経験した後、2006年ジェイックに入社し、「研修講師」としてのキャリアをスタート。2014年には前例のない快挙となる、講師として「リピート率100%」を3年連続で達成。組織開発相談など支援実績多数。定着・活躍推進、キャリア自律、イクボス、女性活躍推進などを中心に活躍中。グループ会社、株式会社Kakedasの取締役を兼任。
【調査概要】
調査名称:「社内イベントの幹事経験」についてのアンケート
調査対象:当社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20代の正社員
調査機関:自社調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2024年12月1日~12月8日
回答者数:121名
■教育支援サービス(教育事業部)の概要
当社にて20年以上続いている事業で、受講者の“マインド面”を重視して行動変容を促す研修を得意としています。主な研修としては、世界的ベストセラー書籍を基にした「7つの習慣®」研修や、目標達成メソッドとして著名な「原田メソッド®」の研修、『人を動かす』等で有名な「デール・カーネギー・トレーニング」研修、その他顧客企業のニーズに合わせた各種カスタマイズ研修を提供しています。
サイトURL:https://www.jaic-g.com/service/education/
■会社概要
社名 :株式会社ジェイック
代表取締役:佐藤 剛志
設立 :1991年3月
資本金 :2億6,205万円(2024年7月末現在)
本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル7F(受付6F)
事業所 :名古屋、大阪、福岡オフィス、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ
事業内容 :フリーター・既卒・第二新卒者向けの就職・採用支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」
中退者の就職・採用支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ®」
新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」
新卒スカウトサイト「Future Finder®」
企業向け教育研修事業
既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/
新卒向け就職支援サービス:https://shinsotsu.jaic-college.jp/lp/2023/
企業向け採用支援サービス:https://www.jaic-g.com/service/adoption/
企業向け教育研修サービス:https://www.jaic-g.com/service/education/
採用×教育チャンネル 「HRドクター」:https://www.hr-doctor.com/
【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック 担当:松尾
E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600 FAX 03-5282-7607
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