アドビ、世界を牽引する顧客データプラットフォーム「Adobe Real-Time CDP」で新たなイノベーションを発表

アドビ株式会社

• Chipotle、メジャーリーグベースボール(MLB)、ServiceNow、Thermo Fisher Scientific、U.S. Bankなどの主要ブランドが採用するAdobe Real-Time CDPにもとづき、毎年6,000億以上の予測インサイトを提供し様々な業界のパーソナライゼーションを強化
• ヘルスケアやハイテクなどの分野の課題に対処する、的確なパーソナライゼーションによってExperience-Led Growth (エクスペリエンス主導の成長) を支援
• 1日あたり30兆超のオーディエンスセグメントを作成し、コンテンツやメッセージのバリエーションテストを実施することで、コンバージョンを高め、顧客の維持に貢献
【2023年3月22日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、世界最大級のデジタルエクスペリエンスカンファレンスである「Adobe Summit 2023」において、リアルタイムの顧客プロファイルにもとづいて年間6,000億以上の予測インサイトを提供する、Adobe Real-Time Customer Data Platform(Real-Time CDP)の新たなイノベーションを発表しました。これらの最新のイノベーションは、Experience-Led Growth (エクスペリエンス主導の成長) を支援し、潜在顧客の発掘やコンバージョンの向上、B2Bアカウントベースドマーケティングの強化、オンライン購買行動を活用したより高度なパーソナライゼーションを可能にします。

Adobe Experience Platformに搭載されるAdobe Real-Time CDPのインサイトを活用することで、企業は顧客のジャーニーにおける重要な瞬間に直接働きかけることができます。Adobe Real-Time CDP は、企業データのさらなる有効活用を支援し、顧客体験と重要なインサイトを統合的にみられるようにすることでOne-to-Oneのパーソナライゼーションを大規模に提供します。Adobe Experience Platformの450を超えるパートナーと統合された堅牢なエコシステム、およびAdobe Real-Time CDP のコネクタにより、複数のソースにわたるデータを驚異的な速度とスケールで収集、強化、および配信を可能にします。

アドビでAdobe Experience Cloudプラットフォームエンジニアリング担当シニア バイスプレジデントを務めるアンジュル ブバンブリ(Anjul Bhambhri)は次のように述べています。「Adobe Real-Time CDPからAdobe Journey Optimizer、Adobe Customer Journey Analyticsに至るまで、Adobe Experience Cloudアプリケーションを連携させることで、企業はデジタルトランスフォーメーションの次の段階である大規模なパーソナライゼーションを推進できるようになります。消費者がこれまで毎日購入していた製品やサービスを購入するべきかどうかを検討するようになった競争の激しい経済情勢において、消費者の現在のニーズを正確に理解していることを示すことができる能力こそが、企業の長期的な成長ドライバーであると言えます。」

Adobe Real-Time CDPは、顧客体験を生み出すソリューションとして、数多くの業界の主要ブランドに選ばれており、最近ではChipotle、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー、Novo Nordisk、Petco、Qualcomm、Thermo Fisher Scientific、Truist Financial、U.S. Bankで採用されています。また、Metaは、Facebook広告のターゲティングと分析を改善するために、Real-Time CDPを導入し、プライバシー保護に準拠した方法で1stパーティデータを使用し、顧客のパーソナライゼーションを強化しています。Adobe Real-Time CDPは、これまでもColes、Dick's Sporting Goods、FC Bayern、メジャーリーグベースボール、Panera Bread、レアル・マドリード、ServiceNow、Signet Jewelers、Suncorp、T. Rowe Price、TSB Bankなど多くの企業で長年活用されています。

多くの企業は、Adobe Real-Time CDPを使用して、オンラインとオフラインの両チャネルで発生する相互の活動に応じて、リアルタイムに更新される顧客プロファイルを生成しています。多くの企業に活用されるAdobe Real-Time CDPは、毎日30兆以上のオーディエンスを処理し、チャネルごとにパーソナライズされたキャンペーンを活性化し、ビジネスの成長を促しています。

Adobe Real-Time CDPの新しいイノベーション
Adobe Real-Time CDPは、企業が提供できる価値をさらに引き出せるように、規模に応じたパーソナライゼーションと、Experience-Led Growth (エクスペリエンス主導の成長) を支援する新しいイノベーションを加速させています。
  • オーディエンスとジャーニーの生成:Adobe Real-Time CDPは、Adobe Experience Cloudの新サービスである「Adobe Sensei GenAI(http://adobe.com/sensei/generative-ai.html)」を活用し、高度なオーディエンス セグメントの複数のバリエーションを自動生成し、驚異的な精度で、数百万人にのぼる顧客にパーソナライズ キャンペーンを展開することができます。また、Adobe Journey Optimizerを使用することで、オンラインとオフラインのチャネルで発生する顧客体験のシミュレーションが可能であるため、最適なオファーやタッチポイントに関するリアルタイムのインサイトを得ることができます。
  • Generative Playbooks:カスタマージャーニーに関するブレインストーミングやアイデア出しに役立つユースケーステンプレート 「Generative Playbooks」により、マーケターの価値実現を支援します。Adobe Sensei GenAIで構築されたGenerative Playbooksは、アドビの高度な専門知識、独自のデータ、さまざまな業界における経験を活用しています。そのため、マーケターは、対話型のAIを使用してコミュニケーションしながらカスタマージャーニーのシミュレーションを行い、新しいユースケースを作成できます。マーケティング目標にもとづいた、より優れた顧客ユースケースの代替案を検討することができ、AIによって、より好ましい有意義な結果をもたらします。
  • パートナーとともに行うプロスペクティング、エンリッチメント、アクティベーション:Cookielessの未来において、マーケターが直面するプロスぺクティング(潜在顧客の発見と開拓)の課題を解決するために、アドビはReal-Time CDPの新しい機能強化とパートナー企業とのソリューション連携を発表しました。新たな機能強化により、MerkleやEpsilonなどのパートナーとの1stパーティ データのエンリッチメントが可能になります。Amazon AdsやTikTokとの新たな連携により、短編動画を含む幅広いチャネルを通じて顧客にアプローチする機会を提供します。また、LiveRampとの新たな連携により、コネクテッドTVやオーディオでのアクティベーションが可能になります。現在、顧客体験のパーソナライゼーションのうち、60%は3rdパーティCookieに依存しているため、これらのネイティブ連携は、企業が新しいオーディエンスを発掘するのに役立ちます。
  • B2Bアカウントベースドマーケティングの強化:企業は、長い販売サイクルや複雑な購入プロセスなど、独自の課題に直面しています。B2Bビジネスでは、個人をターゲットにするのではなく、アカウントチーム全体を理解し、エンゲージする必要があります。Adobe Real-Time CDPの新機能により、B2B企業は、既知のアカウントにおいて、未知の潜在顧客とつながることができます。Adobe Marketo EngageやLinkedInなどのサードパーティ プラットフォームのインサイトを活用することで、新しいコンタクト先をインテリジェントに取り込み、チーム内でクロスセルの機会を促進することができます。
  • Eコマースを活用した、より高度なパーソナライゼーション:Eコマースの利用が急増する中、Adobe Real-Time CDPとAdobe Commerceの統合により、企業はEコマースの購買行動を最大限に活用することができます。具体的には、オンラインショッピングの購買行動に関するインサイトを利用して、パーソナライゼーションを向上させることができます。その一例が、小売業や消費財などの分野では、webサイトの購買習慣の分析を利用して、異なるチャネルでコンテンツのターゲットを絞ることができます。さらに、Real-Time CDPに保存された顧客の嗜好を利用して、オンラインショッピング体験を向上させ、プロモーションオファーをパーソナライズすることができます。
  • 責任ある消費者データ管理:Adobe Real-Time CDPの新機能は、プライバシー保護を考慮して開発されているため、データの取り込みから有効化までのすべてのステップで適切なガバナンスを確保しています。アドビのPrivacy and Security Shieldにより、規制業界の企業は顧客データのライフサイクル管理のもと、最高レベルのデータセキュリティとコンプライアンスを維持しながら、パーソナライズされた体験の提供が可能です。特に、HIPAA対応のユースケースをサポートするHealthcare Shieldにより、ヘルスケア企業はリアルタイムのインサイトを明確化し、患者の体験を向上させる新たな方法で支援することができます。 

※当資料は、2023年3月21日に米国本社から発表されたプレスリリース(https://news.adobe.com/news/news-details/2023/Worlds-Leading-Customer-Data-Platform-Adobe-Real-Time-CDP-Debuts-Industry-First-Innovations/default.aspx)の抄訳です。

■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud[TK10] は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Senseiを活用しています。 

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。 
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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会社概要

アドビ株式会社

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URL
https://www.adobe.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
大崎1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー19F
電話番号
03-5740-2622
代表者名
中井陽子
上場
海外市場
資本金
1億8000万円
設立
1992年03月