『Well-being経営』共同研究スタート! 慶応義塾大学大学院「幸福学」提唱・前野隆司氏 研究室と共に
□共同研究スタートの背景□
幸福度の高い社員の創造性は、そうでない社員と比べて3倍、生産性は31%、売上は37%高く、さらには欠勤率や離職率も低いという幸福感とパフォーマンスの相関関係が証明されています。※1
当社として、お客さまにより良い商品やサービスをお届けするために、まずモノづくりを行う社員一人ひとりが「Well-being」な状態でいることが重要だと考え、Well-being経営について共同研究をスタートしました。
※1ハーバードビジネスレビュー2012年5月号「幸福の戦略」より
□当社の目指す姿・取り組み□
2021年10月に全社員対象に実施した「はたらく人の幸せ・不幸せ診断」※2の診断結果から、社員が現状感じている幸せ因子と不幸せ因子を抽出しました。結果、「役割認識」が全国平均よりも非常に高く、自分の役割に対して強い責任感を持って仕事に取り組んでいることが分かりました。しかし反対に、職場での交流は多いものの、自分の仕事を認められたり、周囲からの関心を持たれている実感が少ないという結果も出ています。
そのため、私たちは「Well-being経営」を通じ、組織力の強化・生産性の向上に繋げ、お客さまにより良い商品やサービスを提供できる企業であるために以下4点が当たり前になされる職場を目指していきます。
・ありがとう(感謝)とよくやった(称賛)があふれる感謝体質の職場
・やってみよう(Try&Learn)があふれる職場
・助け合い、前に進む職場(なんとかなるという心理的安全性)
・皆が躊躇せず全力を出せる職場(自分らしく、ありのままに、お互いに尊重しあえる職場)
今後、当社で実施した前野隆司氏の講演会内容をもとに、まずは全社員対象や対象者を絞っ研修等を実施し、「働く幸せ・不幸せの調査」結果に基づく課題点を解決していく考えです。
※2前野隆司氏率いる研究室・慶應義塾大学大学院SDMとパーソル総合研究所が共同開発したツール。はたらく幸せ・不幸せをもたらす 要因を自身がどの程度持っているか計測できる。
「Well-Beign経営」導入の立役者:桃谷総合文化研究所 瓜野松雄執行役員のコメント
2018年に経営についてより深く学ぶため、会社から慶応義塾大学大学院 経営管理研究科Executive MBA (EMBA)に参加させていただき、前野教授の講義を受講し、感銘を受けました。その時から、これからの時代に欠かせない観点だと感じ、ぜひ当社にも導入したいと考え、今回共同研究が実現しました。
2020年に「Well-being」をコンセプトに開発した「リペア&バランス」もグループ会社明色化粧品から発売しています。
□トップメッセージ□
当社は「人と地球の美しい未来を創る ~For Beauty and Well-being~」をパーパスとし活動を続けています。
今回、「Well-being経営」を取り入れる一番の理由は、お客さまが本質的に求められている商品やサービスを提供することが私たちの使命だと考えているからです。
そのため、それらの商品やサービスを創り出す社員一人ひとりが「Well-being」で働いていただくことは欠かすことができません。社員の存在意義や帰属する意味的価値を高め、当社での「働く幸せ」を向上させることで、生産性や創造性の向上に繋げ、お客さまに、そして社会全体に貢献していく所存です。
桃谷順天館グループ 代表取締役社長 桃谷誠一郎
□前野隆司教授□
<プロフィール>
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務。博士(工学)。著書に、『ウェルビーイング』(2022年)、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2013年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(2004年)など多数。日本機械学会賞(論文)(1999年)、日本ロボット学会論文賞(2003年)、日本バーチャルリアリティー学会論文賞(2007年)などを受賞。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、イノベーション教育など。
□「Well‐being(ウェルビーイング)」とは□
Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(良い)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、「良く在る」「良く居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念です。
従来の健康が身体的に良好な状態を表す狭義の概念であるのに対し、Well-beingは身体的・精神的・社会的にも良好な状態、とより広い概念を表していて、また「状態」としていることからも一時的・瞬間的に良好かどうかではなく、持続的に良好であるとしていることがその特徴です。一方で、幸せと訳されることの多い「Happiness」は一時的・瞬間的な、精神的な面での幸せを表します。Well-beingはこのHappinessを包み込むような一段大きな概念です。
引用:https://www.persol-group.co.jp/sustainability/well-being/about/
□ウェルビーイングスキンケア「リペア&バランス」シリーズ□
現代女性の約8割が、花粉やほこりなどの外的要因や、ストレスや食事などの内的要因の影響にお肌が対応できなくなり、水分や油分のバランスが崩れることが原因で生じる「ゆらぎ敏感肌」を実感しています。※3
※3 当社調べ
「ゆらぎ敏感肌」には肌と心の同時ケアが重要と考え、体調やストレス、季節の変わり目に肌状態が不安定になってしまう「ゆらぎ敏感肌」に悩まれている方のためにWell-Beingをコンセプトに開発した「リペア&バランス」シリーズ。皮膚科専門医監修のもと実施した、アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテスト、48時間パッチテストをクリアし、パラベン、アルコール、合成香料、合成着色料、紫外線吸収剤を使用していない、ゆらぎ敏感肌にも安心な処方です。香りは、心身にも多大に影響し、ストレスを軽減する効果もあると言われていることから、調香師の技術を活用し、心を落ち着かせる植物の香りを目指し、天然植物の香りをブレンド(香料無添加)しています。
2020年発売以降、コロナ禍でマスク敏感肌が増加し、配合している植物成分「CICA(ツボクサ)、モリンガ、バオバブ等」が注目されたこと等により、多くのお客さまにご支持いただいています。
リペア&バランスシリーズ公式ホームページhttps://www.meishoku.co.jp/shop/pages/repairbalance.aspx
◆会社概要■
桃谷順天館グループは、約400年続く薬種業を受け継いだ創業者が1885年(明治18年)にきびに悩む妻のために創った「美顔水」をきっかけにから新たに化粧品製造業を創業し、これまで137美と健康を追求してきた化粧品メーカーです。
「人と地球の美しい未来を創る For Beauty and Well-being」をパーパスに掲げ、4社からなるグループ経営を行っています。
永い歴史とともに培った技術力と品質力をさらに進化させ、国内外で包括的に『美』を提供する企業グループを目指し、企業活動を続けています。
桃谷順天館グループのニュースリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/28974
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