第7波の影響で不安度は一気に高まる 値上げにより「野菜」「お菓子」「果物」が買い控え傾向に
- 2022年7月 新型コロナウイルス生活影響度調査(食生活編)-
■調査結果
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は16p増の43%、「将来に対する不安度」は8p増の50%、「直近1週間のストレス度」は2p増の42%と、いずれも先月から増加に転じた。特に直近1週間の不安度は顕著に高くなった。<図1>
項目別の不安度は全項目において増加。「重症患者増加による病床逼迫」「自分が感染する」の不安項目は10p以上増加した。<図2>
【食生活の困りごと・値上げによる影響】
食生活の困りごとは「食材や食品の値上げ」が最も高く、次いで「献立を考えることが面倒」「片付けが面倒」など。60代は「食材や食品の値上げ」「外食がしにくい」「食べすぎによる体型変化」が他世代より突出して高い。<図3>
値上げの影響を受けて外食が減った人は32%、買い物頻度が減った人は23%。<図4>
買い控えした食品は「野菜」「菓子類」「果物」「肉・肉加工品」「パン」が多い。年代別には、20代の「野菜」、30代は「野菜」「肉・肉加工品」「パン」「卵・チーズ・乳製品」「冷凍食品」「麺類」、60代は「果物」の買い控えが目立っている。買い控えした食品の平均個数は、3.1個。20代の買い控えしている食品個数は他の世代より少なかった。<図5>
【マスクの着用意識】
熱中症が懸念される季節のなか、外でのマスク着用意識は「外さない」が76%を占める。過去3か月を見ても、感染者数の多い7月は「外さない」が増加した。<図6>
外でマスク着用すべき子どもの年齢は、先月から増加に転じた。小学生以上で6割超え、5~6歳でもマスクを着用すべきは38%におよんだ。<図7>
【ワクチン接種状況・意向】
ワクチンを3回接種した人の「4回目の接種意向」は61%であるが、2回接種した人の「3回目の接種意向」は30%と低い。<図8>
「接種するつもりはない」と回答した人に理由を尋ねたところ、「副反応が辛かった」「接種をしていても感染の可能性がある」「安全性・信頼に不安」が多かった。3回目の接種意向がない人では「安全性・信頼に不安」が一番手の理由にあがっている。<図9>
■レポート項目一覧
□ 属性設問 (性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/ 同居家族/同居子ども/世帯年収/職業/ワクチン接種状況)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間と流行前との行動変化度合い、外出頻度、外出目的
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 ワクチン接種/マスク着用について
□ ワクチン接種状況と追加接種意向
□ ワクチン追加接種阻害要因
□ 家の外や外出時におけるマスク着用意向
□ 活動シーン別のマスク着用意向
□ 「外出時にマスクを着用すべき」と思う子供の年齢・学齢
▼第3章 コロナ禍における食生活について
□ 食事・飲食に関する行動別頻度/コロナ前と比べた増減変化
□ コロナ禍による食生活・行動の変化・利用意向
□ テイクアウト・デリバリーの利用増加理由
□ 調理・キッチン家電の所有・利用実態/コロナ禍での購入状況/購入理由
□ コロナ禍における食事に対する意識変化
□ 外食・会食への意識
□ 食全般に対する意識
□ 意識して摂っている栄養成分
□ コロナ禍で意識して摂っている食べ物・飲み物の具体的な商品名・食材名(自由回答)
□ 食生活で困っていること
□ 値上げによる外食や買い物頻度への影響
□ 値上げによって買い物を控えた食品
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
□ 新規感染者数推移×調査期間 など
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/health/20220801corona/
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2022年7月22日(金)~7月24日(日)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
広報担当 : マーケティング部
TEL : 03-6859-1192
FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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