【年賀状と写真に関する調査2025】20代子育て層、年賀状は「家族写真より推し画像」が約6割

年賀状マウント回避でも、実は9割が歓迎する「自然体な家族写真」

ピクスタ

家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」(運営:ピクスタ株式会社 東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介、東証グロース:3416)​​が運営するfotowa家族フォト総研は、20代〜40代の男女674名を対象に「年賀状と家族写真に関する調査」を実施しました。 

SNSが普及し年賀状の発行枚数が減少を続ける中、あえて年賀ハガキを出す理由や目的、送る友人の選定基準、年賀状に家族写真を使うことの是非について、子どもの有無や年代の違いによってどのような差があるかを分析。

その結果、共感度が高いZ世代の子育て層特有の年賀状事情が見えてきました。

(fotowa:https://fotowa.com/family

<調査結果サマリ>

・ 子育て層の年賀状送付率は、子どもがいない層の約2倍

・ 20代があえて年賀状を出す理由は?「届く喜び、届かない寂しさ」への共感

・ 子育て層が気にする「年賀状マウント」、20代子育て層の8割が懸念

・ 気を使いすぎた結果の逆転現象 20代は「家族写真」より「推し画像」が約6割

・ 年賀状の相手の状況「気にする」子育て層は86.98%、懸念は「相手の婚姻状況」

・ 年賀状をもらう側は「家族写真」に約9割が好意的

・ 見たい写真は「友人家族らしい自然体で健やかな写真」が7割強

<調査概要>

調査名:年賀状と家族写真に関するアンケート調査2025

調査対象:20代〜40代の男女674名 / 子どもの有338名、子ども無336名(子どもの有無と各年代毎に112〜114名)

調査期間:2025年11月19日〜12月8日

調査方法:インターネット調査

調査元:fotowa家族フォト総研 ( https://fotowa.com/labo )

 ■ 子育て層の年賀状送付率は、子どもがいない層の約2倍

20代〜40代の男女17,194人に、昨年、親族以外の友人・知人に年賀状を出したかを尋ねると、子どもがいると回答した子育て層は38.46%、子どもがいない層は19.24%で、子育て層の方が約2倍も年賀状を出している人が多いことがわかりました。


年賀状文化が縮小していく中で、年賀状を出す理由は何か。そこで、令和時代の年賀状事情を調査。

「年賀状を出している」と回答した20代〜40代の男女を子どもの有無でグループに分け、各約330名ずつ、20代・30代・40代で各約113名ずつの合計674名を対象に「年賀状と家族写真に関する調査」を実施しました。

 ■20代があえて年賀状を出す理由は?「届く喜び、届かない寂しさ」への共感

SNS等のメッセージではなく、あえて「年賀ハガキ」である理由はどこにあるのか。

子どもの有無と年代別に分析してみると「年賀状を届く喜びを提供したい」は、子どもの有無や年代でそこまで大きな差がない一方で、「年賀状が届かない寂しさを感じさせたくない」では、子育て層の20代は60.53%と突出して多いことがわかりました。

SNS等で、いつでも気軽に近況報告ができるはずのデジタルネイティブ世代である20代の子育て層が最も多いことに注目し、さらに年賀状を送る友人の選定基準を尋ねたところ、20代子育て層は「日頃のコミュニケーション頻度が低い人」に送付していることがわかりました。

逆に、日頃のコミュニケーション頻度が高い人に送ると回答した人で最も多かったのは「子どもがいない20代」で40.18%でした。


子どもがまだ幼いことが想定される20代子育て層は、友人たちと気軽な交流もままならないことも想像に難くありません。だからこそ、年賀状という風習を活用している可能性がうかがえる結果となりました。

 ■ 子育て層の「年賀状マウント」、20代子育て層の8割が懸念

「年賀状マウント」という単語を知っているかを尋ねると、子育て層の約7割が認知していることがわかりました。子どもがいない層の認知率と比較しても2倍近い開きがあります。

年代別にみると、「20代の子育て層」は78.07%と突出して高く、次いで「30代子育て層」(69.64%)が続いています。他者への配慮が、令和の年賀状マナーの主流になっていることが伺えます。

 ■ 気を使いすぎた結果の逆転現象 20代子育て層は「家族写真」より「推し画像」が約6割

友人に出す年賀状のデザインについて尋ねたところ、子どもがいない層は「干支や正月らしいデザイン」が48.21%で最も多かったのに対し、子育て層は「趣味や推しに関する自分らしいデザイン」(47.04%)が最も多い結果となりました。

年代別にみると「推しデザイン」は20代の子育て層が57.02%、次いで30代子育て層50.00%と20代〜30代の子育て層が突出していることがわかります。「自分や家族写真を使ったデザイン」で最も多いのは40代子育て層(36.61%)で、次いで20代の子どもがいない層(30.36%)でした。

なぜ、子どもの年齢も幼いことが想定されやすい20代・30代の子育て世帯が「家族写真を使ったデザイン」ではなく、「趣味や推しに関する画像のデザイン」なのか。

その疑問に答えるヒントになりそうなのが、次の設問です。

 ■ 年賀状の相手の状況「気にする」子育て層は86.98%、懸念は「相手の婚姻状況」

「年賀状を送る相手の状況をどの程度気にするか?」を問うと、子育て層の86.98%が「気にする」と回答。年代別にみると、やはり「20代子育て層」が97.37%で最も気にしており、次いで「30代子育て層」(89.29%)、「20代の子どもがいない層」(83.93%)が続いています。

具体的にどのようなことを気にしているかを尋ねると、子育て層が最も気にするのは「相手が既婚か未婚か」(54.42%)、子どもがいない層は「相手やその家族の健康状態」(46.96%)であることがわかりました。

これらの結果から推測できるのは、子育て世帯は友人たちに意図せぬ「年賀状マウント」にならないよう気を使っているのではないかということ。若い世代ほど敏感になっているのではないかということです。

では、年賀状を受け取る側の気持ちはどうか。

 ■ 年賀状をもらう側は「家族写真」に約9割が好意的

令和以降、友人から家族写真付きの年賀状を受け取ったことがあると回答した569名に受け取った時の気持ちについて尋ねたところ、子育て層は96.51%が「ポジティブな気持ち」と回答。一方、子どもがいない層も、73.38%がポジティブな気持ちになったと回答しています。「どちらでもない」を含めれば子どもがいない層も9割に達します。

年代別にみると子どもがいない40代はややネガティブな気持ちになる層がいますが、「どちらでもない」を含めると子どもがいない40代も88%が気にしていないことが伺えます。

友人の家族写真付きの年賀状についてのスタンスについて尋ねると、やや子どもがいない層が減るものの「家族写真付きで送ってほしい」「気にしないので送りたいものを送ってほしい」「どちらでもかまわない」をあわせると、子育て層は99.7%、子どもがいない層は95.24%にのぼり、送る側が気にするほど、受け取る側は気にしていないことがわかります。

年代別にみると、子どもがいない層は年代が上がるごとに少しずつ「家族写真付きの年賀状はやめてほしい」という回答も増えますが1割にも届きません。

 ■ 見たい写真は「友人家族らしい自然体で健やかな写真」が7割強

では、受け取る側はどのような家族写真なら良いのでしょうか。「家族写真付きで送ってほしい」と回答した181名に尋ねると、子育て層も子どもがいない層も「友人家族らしい自然体で健やかな写真」であることがわかりました。

子育て層は「友人の子どものかわいい写真」にも需要があることがわかりますが、一方で子どもがいない層は2割に届かず。「友人(とその家族)の健やかな様子」が嬉しいのであって、「友人の子ども」にはそれほどの感慨を覚えづらいのかも知れません。

わが子のかわいい写真を見せたい気持ちはあるでしょうが、子どもだけの写真よりも「家族写真」にした方が、喜ばれやすいようです。

 ■ fotowa家族フォト総研によるコメント

「年賀状用に家族写真を撮影したい」というお声が当社に寄せられることが多く、年賀状離れが叫ばれる令和世代でも年賀状の撮影需要があるのか、と不思議に思ったことから、今回の調査を実施しました。

見えてきたのは20代〜30代の「気づかい」です。2〜3年前から年賀状マウント(家族写真や結婚写真などを載せた年賀状が、幸せ自慢と受け取られ、相手に意図せず不快感を与えてしまうこと)が取り沙汰され、万が一でも友人たちを傷つけまいとする配慮を感じます。特にZ世代である20代は、多様性を受け入れやすい一方、他者の評価を気にする特徴があると言われています。20代の子育て層が最も年賀状マウントに敏感だったのは、そういった世代の特徴もあるのでしょう。

もちろん配慮しあえる優しい世界は喜ばしいと思う一方で、"当然の配慮”の認識ハードルが上がるばかりでは疲弊してしまいます。

年賀状マウントに代表される「幸せな家族写真」は本当に友人たちを傷つけてしまうのか。本来幸せなものが本調査で「気にしない」という回答が9割という結果を得て、多くの寛容な回答に安心しました。しかし、正解は「個別事情による」なのでしょう。

家族写真付き年賀状なら「友人家族らしい自然体で健やかな写真」が見たいという声を参考に、子どもだけの写真は避け、友人の友人である「あなた」らしい家族写真を年賀状にしていただければと思います。

その時は「わが家らしい」撮影を叶える、fotowaにぜひお手伝いさせていただければと思います。

■ 家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa」について

「fotowa」は、撮影して欲しい人とプロのフォトグラファーをつなぐ、家族・子ども向けの出張撮影プラットフォームです。

シンプルな料金設計と、好きな場所に好きな作風のフォトグラファーを指名して撮影予約ができるのが特徴。

マタニティ、ニューボーン(新生児)、お宮参り、誕生日、七五三、卒入園・卒入学、成人式、結婚式の前撮り・後撮り、長寿祝いなど、ご家族の記念日はもちろん、日々の残したい愛おしさに寄り添う「わが家の専属フォトグラファー」として、全国のご家族にご利用いただいています。

◾️fotowaサービス概要

概要

家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム

依頼料金

[平日]33,000円(税込) [土日祝]39,600円(税込)

※指名料、出張料、撮影料、データ納品料を含みます

納品枚数

原則、75枚以上データ納品(ニューボーンフォトの「らくらくおまかせプラン」は60枚以上、「こだわり指名プラン」は40枚以上の納品)

※撮影時の状況または天候等により、当該枚数に達しない場合もあります。

所要時間

60分

保証

全額返金保証

提供地域

全国47都道府県

URL

https://fotowa.com/

特徴

・作品・面談・実技の3審査を通過したフォトグラファーのみ登録

・「選ぶ自由」も「任せる安心」のどちらも叶える2つの撮影プラン

・らくらくおまかせプランなら、フォトグラファー選びをfotowaにおまかせ

・こだわり指名プランなら、撮影作風から好きなフォトグラファーを選べる

・どのフォトグラファーを指名しても同一料金の明瞭会計

・撮影した写真はデータで納品納品された写真に満足できなければ全額返金保証

fotowaの感染予防の取り組み:https://fotowa.com/safety

【会社概要】

社 名:ピクスタ株式会社(東証グロース:3416)

設 立:2005年8月25日

所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 33階 JustCo Shibuya Hikarie

TEL:03-5774-2692

資本金:332,437千円(2025年9月末時点)

代表取締役社長:古俣 大介

URL:https://pixta.co.jp/

事業内容:デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」、

     法人向け出張撮影・カメラマンサービス「PIXTAオンデマンド」、

     出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営

子会社:PIXTA ASIA PTE. LTD.

    PIXTA VIETNAM CO., LTD.

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
出産・育児ネットサービス
関連リンク
https://fotowa.com/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ピクスタ株式会社

44フォロワー

RSS
URL
http://pixta.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 33階 JustCo Shibuya Hikarie
電話番号
03-5774-2692
代表者名
古俣 大介
上場
東証グロース
資本金
3億3243万円
設立
2005年08月