上越吉川の棚田米を食べ比べ 在来種青大豆とともに生産者来訪12月16日(土)〔東京〕
「おいしさと健康」を追求し猛暑と渇水のなか減農薬栽培
「茶碗の向こう側」の声
上越市吉川区から来訪する山本さんは、中山間地域の棚田で収量より食味の良さを追求する「永田農法」で特別栽培米のコシヒカリを生産しています。一般の栽培基準より化学肥料は9割、農薬は8割削減しているため草取りなど膨大な労力がかかりますが、「おいしさと健康につながる」との信念を持ち、地域の環境にも配慮しています。
今年は例年を超える猛暑と渇水により、棚田米にも山本さんにも厳しい作柄となりました。目まぐるしく変化する自然との対話を日常とする「茶碗の向こう側」にいる山本さんの話を聞きながら、参加者は棚田米を食べ比べ、米ぬかまでおいしく食べられることを確認します。
当日は、きな粉や豆もちに加工する吉川地区特有の在来種青大豆も紹介します。一般的な大豆の1.6倍のイソフラボンを含み、低脂質で甘みが強い品種です。1年でも休めば種子の保存が難しくなるため、山本さんが30年以上栽培し続け、地域ならではの味わいを引き継いでいます。
今年の猛暑と雨不足のなか、中山間地域で生産された農作物や加工品の作り手の努力を聞くことで、産地と参加者のつながりを実感できるイベントです。
グッドデザイン賞の「予約登録米」
山本さんが栽培する「上越棚田米こしひかり」は、パルシステム東京の「予約登録米」で届ける銘柄の1つです。「予約登録米」は、田植え前に利用者が年間の定期購入を約束する制度で、生産者は安定的に販売ができ余剰の心配なく栽培に集中できます。利用者には災害時なども優先的に玄関先まで届けられ、食べているだけで産地を応援できます。
2023年度は、米消費が減少するなか「予約登録米」で生産と消費をつなぐコミュニケーションデザインが評価され、「グッドデザイン賞」も受賞しました。
▼予約登録米制度で「グッドデザイン賞」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000319.000006976.html
パルシステム東京はこれからも、米食文化や生産地域の景観の保全、地域活性化につながる米作りが継続されるよう、利用者とともに産地を応援していきます。
「一度食べたら忘れられない!棚田米コシヒカリ&青大豆の秘密!」開催概要
【開催日時】2023年12月16日(土)10時~12時
【開催会場】パルシステム東京東新宿本部7階(東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿)
【アクセス】都営大江戸線・副都心線東新宿駅B3出口から徒歩3分、JR新大久保駅から徒歩10分
【講 師】山本秀一さん(ファームみなもと)
【企画詳細】https://www.palsystem-tokyo.coop/event/129599/
イベント告知動画
https://www.palsystem-tokyo.coop/cms/wp-content/uploads/2023/10/tanadadouga.mp4
【組織概要】
生活協同組合パルシステム東京
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6、理事長:松野玲子
出資金:217.1億円、組合員数:52.6万人、総事業高:864.8億円(2023年3月末現在)
HP:https://www.palsystem-tokyo.coop/
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
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