大手私鉄「京浜急行電鉄」がHandbook Xを採用し、約800人の乗務員に導入!“紙”で配布していた1,000ページ以上の規程集等を電子化しタブレットで共有
ペーパーレス化を通じて、サステナブルな社会の実現にも貢献
アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、京浜急行電鉄株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)が規程集やマニュアルの完全電子化による業務効率化と、環境保全への取り組みとしてペーパーレスによるOA用紙使用枚数の削減を目的に、デジタルコンテンツプラットフォーム「Handbook X」を採用したことを発表します。
■京急電鉄が「Handbook X」を採用した目的と背景
京急電鉄では、運転取扱実施基準や社内規程・各種資料など7種類のマニュアルを運用しながら、全乗務員と安全指針を共有し高品質な鉄道運行を実現しています。実務や法改正等に対応するため、年に5回程度の内容改訂を行ない全乗務員への浸透・徹底を図っています。
しかしながら、1,000ページ以上の規程集や、7種類のマニュアル(各200ページ程度)を全て紙で配布しているため、改訂したページの差し替えに時間がかかっていました。さらに、勤務形態が不規則であるため一斉周知が困難であることから、改訂内容の全乗務員への周知が完了するまでに1週間程度の時間を要してしまうという課題がありました。
また「サステナビリティ基本方針」のもと、同社では環境保全への取り組みを積極的に進めており、本取り組みはOA用紙使用枚数の大幅な削減にもつながり、サステナブルな社会の実現にも貢献できることから、約800人の乗務員にタブレットの支給を決定。紙で配布されている規程集やマニュアルを電子化し、閲覧権限なども統合的に管理できるコンテンツ管理システムの検討を開始しました。
このような背景や課題から様々なツールを比較した結果、以下の仕様や特長が京急電鉄のニーズに合致したことから、アステリアのHandbook Xの採用を決定しました。
Handbook Xの仕様 |
期待される効果(特長) |
コンテンツ管理 |
・紙による大量の規程集やマニュアルの電子化、共有を容易に実現 ・アプリ上で共有されているコンテンツの差し替えが瞬時に可能 |
ワークグループ機能 |
・コンテンツごとに職位階層や役割に応じた閲覧権限の付与が可能 |
プライベート領域 |
・利用者が保存したい任意のコンテンツもアプリ内に登録可能 ・利用者それぞれのニーズに合った自由度の高いブック構成を実現 |
多様な形式に対応 |
・多様なコンテンツをワンストップで閲覧可能 (PDF、動画ファイル、画像データ、YouTube等の外部リンクにも対応) |
ペーパーレスへの貢献 |
・完全電子化によるペーパーレス推進でOA用紙購入量の大幅な削減へ |
■京急電鉄での用途と今後の展開
Handbook Xの採用により、従来までは約800人の乗務員に印刷して配布していた1000ページ以上の規程集等を順次電子化します。さらには、電子化により新規マニュアルの共有が容易になったことから、乗り入れ運転している他社車両に関する動画マニュアルを新たに作成するなど、規程類のより一層の充実も図っていく方針です。
Handbook Xは、個々の乗務員のアプリ上で自ら作成した任意のコンテンツを登録、閲覧・共有することが可能です。これにより、会社から提供される規程集等と乗務員1人ひとりのニーズに応じたコンテンツをワンストップで管理・閲覧できる、オーダーメイドのコンテンツマネジメントを実現します。
将来的には、定期的に実施している乗務員へのテストやアンケートもHandbook X で運用することで、問題作成や集計などを効率化する社員教育での活用も検討しています。
京急電鉄はHandbook Xの採用により規程集等の完全電子化とスピーディな情報共有や、検索性の向上による業務効率化を見込んでいます。ペーパーレスが推進され紙資源の削減効果も期待できることから、同社が推進する環境保全への取り組みにも貢献します。
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■「京浜急行電鉄株式会社」について( Webサイト https://www.keikyu.co.jp )
東京の都心から羽田空港・横浜・三浦半島をつなぐ鉄道事業を始めとした、バス・タクシーなどの交通事業のほか、流通事業、レジャー・サービス事業、不動産事業なども展開。
■「Handbook X」について( Webサイトhttps://www.handbookx.com/jp )
Handbook X(ハンドブック エックス)は、2009年から提供しているHandbookをフルモデルチェンジし、コンテンツの登録から閲覧、共有までをアプリ上で完結するデジタルコンテンツプラットフォームとして2022年3月より提供を開始しました。デバイスをタップするだけで、様々なコンテンツを登録可能。魅力的なビジュアルの「ブック」ができあがり、様々なシーンで情報を閲覧・共有することができます。
■「アステリア株式会社」について( Webサイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品のASTERIA Warpは、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1万社(2023年8月1日現在)を超える企業に導入されています。また、デジタルコンテンツプラットフォームHandbook Xは、資料や動画、Webサイトなどあらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツールPlatioは誰でも簡単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノード統合プラットフォームGravioはノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DXや業務の効率化を推進しています。
また、(一社)ブロックチェーン推進協会、(一社)ノーコード推進協会などの設立を牽引するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
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アステリア、Asteria、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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