楽天トラベル、旅行のサステナビリティに関する意識調査を実施
- コロナ禍の3年間を経て、4割超が旅行時のサステナビリティへの意識が増したと回答 -
旅行予約サービス「楽天トラベル」( https://travel.rakuten.co.jp )は、旅行や観光をする際のサステナビリティに関する意識調査を2022年12月に実施しました。
調査結果まとめ
20代から60代の男女約1,000名の旅行者が対象。新型コロナウイルスの感染拡大時期と重なる3年間(2020年1月~2022年12月)を通じて、旅行をする際のサステナビリティへの意識の変化をたずねたところ、意識が増したという回答が4割を超え、変わらないという回答が6割弱となった。意識が変化したきっかけは、「食品廃棄、食糧危機」が最も多く、次いで「エネルギー価格の上昇や供給不安」「自然環境の破壊や自然災害」が上位にあげられた。旅行をする際にサステナビリティを「意識している」と回答した割合は、年代別では20代が最も多く、旅行の頻度や、宿泊にかける金額が高い人ほど意識も高まる傾向がみられた。サステナビリティに取り組む宿泊施設と旅行先に求めることの上位には、費用のお得さや、不便を感じない程度のサービス、設備があげられ、サステナビリティに配慮しつつも価格やサービス面で妥協はしたくないという旅行者が多いことがわかった。
調査結果概要
・直近3年間(注1)において旅行をする際のサステナビリティへの意識の変化をたずねたところ、「以前よりも強く意識するようになった」が7.5%、「意識する機会が少し増えた」が34.6%となり、以前よりも意識が増したとの回答が4割超に上った。「変わらない」は56.7%。「以前より意識がかなり低くなった」「意識する機会が少し減った」と回答した人の合計は1.3%だった。
▼2020年1月〜2022年12月の3年間で、レジャーや出張を目的とした旅行をする際のサステナビリティに関する意識はどう変化しましたか。
・旅行・観光をする際のサステナビリティへの意識度をたずねたところ、意識していないと回答した人の合計が55.4%と半数以上を占めた。年代別では、20代の意識が高く、40代は低い傾向がみられた。
・旅行者のサステナビリティへの意識度を旅行の頻度別に比べたところ、1年間に5回以上旅行をする層はサステナビリティを意識している割合が最も高く、平均を5ポイント超上回った。一方で、1年の旅行回数が1回の層は割合が最も低く、平均を5ポイント超下回った。さらに宿泊価格別にみると、一回の宿泊価格が15,000円以上~40,000円未満の旅行者はサステナビリティを意識している割合が平均よりも5ポイント以上高く、5,000円未満の旅行者は平均よりも10ポイント以上低かった。
・旅行中のサステナビリティへの課題を複数提示した上で、問題だと感じるかをたずねたところ、全体の約7割は何かしらの課題を感じると回答。トップ3は旅行先のゴミや廃棄の問題(31.4%)、旅行先の食品ロスの問題(28.8%)、宿泊施設の過度なサービス提供(22.2%)。
・旅行時に取り組みたいサステナビリティの取り組みのトップ3も、旅行先でのごみの持ち帰りや清掃(42.9%)、フードロスに配慮した旅行(38.7%)、宿とのサービス提供の調整(33.3%)と、問題意識と連動した結果となった。旅行者の約8割が、何らかのサステナビリティの取り組みに対して行動意欲を示した。
・宿泊施設を選ぶ際に参考にしたいサステナビリティの取り組みトップ3は、「フードロスやアメニティなどの廃棄の減少」(43.8%)、「連泊時の過度なタオルやシーツの交換による節水などの水の使用量削減」(34.5%)、「食材の地産地消等の地域の食文化の提供」(33.6%)に。
・サステナビリティに取り組む宿泊施設に求めることは、「宿泊料金のお得さ」(88.7%)が最も多く、次いで「不便を感じない程度のサービスや設備」(87.8%)、「上質で洗練されたサービスや設備」(76.7%)に。一方、サステナビリティに取り組む観光地に求めることは、「不便を感じない程度のサービスや設備」(86.7%)がトップだった。
・旅行前に旅行先や宿泊施設のサステナビリティへの取り組みについての情報を得られているかを聞いたところ、約7割は主な取り組みに関する情報が事前に得られていないと感じていることがわかった。
(注1)2020年1年~2022年12月の3年間
※アンケートの詳細は補足資料をご参照ください。
補足資料: https://rak.box.com/s/9kygmmu6ktkwgzp40bhpuc5t5zr10x1v
【アンケート概要】
・対象者: 男女20歳~69歳 1,082名(20代男性106名 女性105名、30代男性110名 女性109名、40代男性108名 女性107名、50代男性109名 女性107名、60代男性109名 女性112名、「直近2年以内に宿泊旅行経験がある」かつ「自分自身で宿泊の手配をした」方)
・調査期間: 2022年12月
・調査方法: インターネットリサーチ
・備考: 本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。
「楽天トラベル」は、国際基準であるGSTC-I(観光産業向け基準)を参照し、国内の登録宿泊施設におけるサステナビリティへの取り組みや取り組み度合いを紹介する「サステナビリティアイコン」「サステナブルトラベルバッジ」を公開しています。旅行者は、これらの情報を確認することで、各宿泊施設のサステナビリティへの取り組みを理解し、それぞれの旅行スタイルに適した宿泊施設を選ぶことができます。さらに「楽天トラベル」では、宿泊施設を対象としたEV充電器の設置拡大にも取り組んでいます。詳細は特設サイトならびに関連プレスリリースをご覧ください。
特設サイト: 「楽天トラベルと始める 旅行×サステナビリティ」
https://travel.rakuten.co.jp/special/sustainability/
参考リリース: 楽天とエネチェンジ、「楽天トラベル」においてEV充電器の設置でパートナーシップ契約を締結
https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2022/1108_01.html
参考リリース: 楽天トラベル、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会に加盟
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000021228.html
以 上
20代から60代の男女約1,000名の旅行者が対象。新型コロナウイルスの感染拡大時期と重なる3年間(2020年1月~2022年12月)を通じて、旅行をする際のサステナビリティへの意識の変化をたずねたところ、意識が増したという回答が4割を超え、変わらないという回答が6割弱となった。意識が変化したきっかけは、「食品廃棄、食糧危機」が最も多く、次いで「エネルギー価格の上昇や供給不安」「自然環境の破壊や自然災害」が上位にあげられた。旅行をする際にサステナビリティを「意識している」と回答した割合は、年代別では20代が最も多く、旅行の頻度や、宿泊にかける金額が高い人ほど意識も高まる傾向がみられた。サステナビリティに取り組む宿泊施設と旅行先に求めることの上位には、費用のお得さや、不便を感じない程度のサービス、設備があげられ、サステナビリティに配慮しつつも価格やサービス面で妥協はしたくないという旅行者が多いことがわかった。
調査結果概要
・直近3年間(注1)において旅行をする際のサステナビリティへの意識の変化をたずねたところ、「以前よりも強く意識するようになった」が7.5%、「意識する機会が少し増えた」が34.6%となり、以前よりも意識が増したとの回答が4割超に上った。「変わらない」は56.7%。「以前より意識がかなり低くなった」「意識する機会が少し減った」と回答した人の合計は1.3%だった。
▼2020年1月〜2022年12月の3年間で、レジャーや出張を目的とした旅行をする際のサステナビリティに関する意識はどう変化しましたか。
・意識が変化したと回答した人に、変化のきっかけをたずねたところ(複数回答)、「食品廃棄・食糧危機」(45.6%)が最も多く、次いで「エネルギー価格の上昇や供給不安」(41.6%)、「自然環境の破壊や自然災害」(40.1%)だった。
・旅行・観光をする際のサステナビリティへの意識度をたずねたところ、意識していないと回答した人の合計が55.4%と半数以上を占めた。年代別では、20代の意識が高く、40代は低い傾向がみられた。
・旅行者のサステナビリティへの意識度を旅行の頻度別に比べたところ、1年間に5回以上旅行をする層はサステナビリティを意識している割合が最も高く、平均を5ポイント超上回った。一方で、1年の旅行回数が1回の層は割合が最も低く、平均を5ポイント超下回った。さらに宿泊価格別にみると、一回の宿泊価格が15,000円以上~40,000円未満の旅行者はサステナビリティを意識している割合が平均よりも5ポイント以上高く、5,000円未満の旅行者は平均よりも10ポイント以上低かった。
・旅行中のサステナビリティへの課題を複数提示した上で、問題だと感じるかをたずねたところ、全体の約7割は何かしらの課題を感じると回答。トップ3は旅行先のゴミや廃棄の問題(31.4%)、旅行先の食品ロスの問題(28.8%)、宿泊施設の過度なサービス提供(22.2%)。
・旅行時に取り組みたいサステナビリティの取り組みのトップ3も、旅行先でのごみの持ち帰りや清掃(42.9%)、フードロスに配慮した旅行(38.7%)、宿とのサービス提供の調整(33.3%)と、問題意識と連動した結果となった。旅行者の約8割が、何らかのサステナビリティの取り組みに対して行動意欲を示した。
・宿泊施設を選ぶ際に参考にしたいサステナビリティの取り組みトップ3は、「フードロスやアメニティなどの廃棄の減少」(43.8%)、「連泊時の過度なタオルやシーツの交換による節水などの水の使用量削減」(34.5%)、「食材の地産地消等の地域の食文化の提供」(33.6%)に。
・サステナビリティに取り組む宿泊施設に求めることは、「宿泊料金のお得さ」(88.7%)が最も多く、次いで「不便を感じない程度のサービスや設備」(87.8%)、「上質で洗練されたサービスや設備」(76.7%)に。一方、サステナビリティに取り組む観光地に求めることは、「不便を感じない程度のサービスや設備」(86.7%)がトップだった。
・旅行前に旅行先や宿泊施設のサステナビリティへの取り組みについての情報を得られているかを聞いたところ、約7割は主な取り組みに関する情報が事前に得られていないと感じていることがわかった。
(注1)2020年1年~2022年12月の3年間
※アンケートの詳細は補足資料をご参照ください。
補足資料: https://rak.box.com/s/9kygmmu6ktkwgzp40bhpuc5t5zr10x1v
【アンケート概要】
・対象者: 男女20歳~69歳 1,082名(20代男性106名 女性105名、30代男性110名 女性109名、40代男性108名 女性107名、50代男性109名 女性107名、60代男性109名 女性112名、「直近2年以内に宿泊旅行経験がある」かつ「自分自身で宿泊の手配をした」方)
・調査期間: 2022年12月
・調査方法: インターネットリサーチ
・備考: 本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。
「楽天トラベル」は、国際基準であるGSTC-I(観光産業向け基準)を参照し、国内の登録宿泊施設におけるサステナビリティへの取り組みや取り組み度合いを紹介する「サステナビリティアイコン」「サステナブルトラベルバッジ」を公開しています。旅行者は、これらの情報を確認することで、各宿泊施設のサステナビリティへの取り組みを理解し、それぞれの旅行スタイルに適した宿泊施設を選ぶことができます。さらに「楽天トラベル」では、宿泊施設を対象としたEV充電器の設置拡大にも取り組んでいます。詳細は特設サイトならびに関連プレスリリースをご覧ください。
特設サイト: 「楽天トラベルと始める 旅行×サステナビリティ」
https://travel.rakuten.co.jp/special/sustainability/
参考リリース: 楽天とエネチェンジ、「楽天トラベル」においてEV充電器の設置でパートナーシップ契約を締結
https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2022/1108_01.html
参考リリース: 楽天トラベル、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会に加盟
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000021228.html
以 上
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