デザイン事務所が教える一生使える配色の仕組み『「悩まない」配色の基本 好きな色から考える』刊行
13色のメインカラーを使いこなそう
世の中には、素敵な配色見本がたくさんありますが、いざ自分で使いこなそうと思うとなかなか難しいものです。実際に配色を考えるときは、メインカラーが指定されていたり、好きな色や使いたい色から決めたりすることも多いでしょう。
本書は、ぼんやりしたイメージや感覚に頼らずに、自分で自由に「配色」を考えて、色の使い方のルールをつくれるようになるための1冊です。様々な書籍や雑誌のデザインを手掛けるプロが、汎用性の高い13色について、それぞれをメインで使う場合の「配色」の考え方を紹介していきます。
13色には、ひとつひとつ歴史や文化、心理的影響などストーリーと世界観があります。それを理解できる実例とバリエーションを、イラストを交えてわかりやすく掲載。さらにその色の背景まで知ることができます。バリエーションは主に、デザイン・印刷業界で「特色」として使われている「DIC見本帳」の代表的な色名からセレクトしているのも特徴です。
2色と3色の配色を作る際、感覚ではなく「やわらかい色を合わせる」「強い色をぶつける」「無彩色を合わせる」「アースカラーを合わせる」「同系色でまとめる」などのそれぞれ5パターンで作成しています。このロジックにより、どんな色にも応用ができます。真似だけでなく自分のアレンジができるようになり、オリジナリティのある配色を身につけることができます。
■書籍概要
『「悩まない」配色の基本 好きな色から考える』
著者:細山田デザイン事務所
発売日:2023年11月7日
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
判型:A5・232ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798178790
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/25850
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798178799
■目次
この本の目的
はじめに
指定色は1色でも配色
選択色2色/ 3色の時の考え方
さらに色数を増やす時の考え方
色の世界の広げ方
黒色と白色のはなし
STUDY_01 黄色系
STUDY_02 オレンジ色系
STUDY_03 赤色系
STUDY_04 茶色系
STUDY_05 ピンク色系
STUDY_06 紫色系
STUDY_07 青色系
STUDY_08 水色系
STUDY_09 青緑色系
STUDY_10 緑色系
STUDY_11 黄緑色系
STUDY_12 グレー系
STUDY_13 金色系
―これだけは知っておきたい色の基礎知識―
色を表現するための3属性
トーン別の色展開
RGBとCMYK
色見本帳を使いましょう- 1
色見本帳を使いましょう- 2
文字の色と面の色では感じ方が違う
―COLUMN―
色を見るには環境を揃える
色で分類するということ
「フランスの伝統色」の秘密
色数の多い用紙は何?
パーティで配色を活用
海外のペイントショップ
街(環境)の中の色のルール
2色印刷のこと
色焼けのこと
PPフィルムの話
プラスチック製品等の色の決め方
活版やリソグラフの色について
パリの人たちの配色
■著者プロフィール
細山田デザイン事務所(ホソヤマダデザインジムショ)
東京・渋谷区富ヶ谷にあるデザイン事務所。料理やライフスタイルの本、児童書から専門書まで、様々な書籍や雑誌を中心にデザインしている。
2023年現在デザインを手がけている雑誌は、『dancyu』『GOETHE』『明日の友』『こどもちゃれんじ』ほか多数。著書に『誰も教えてくれないデザインの基本 最新版』(エクスナレッジ)、『一生役立つ「伝わる」デザインの考え方』(ナツメ社)、『細山田デザインのまかない帖~おいしい本をつくる場所』(セブン&アイ出版)がある。同所にて活版とリソグラフの製作スタジオLetterpressLettersを主宰している。
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