約8割が職場でハラスメントを感じたことがある。ハラスメントを感じた相手1位は上司、内容はパワハラ/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第49回】

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』にて、女性677名を対象に「職場のハラスメント」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-49/

■調査結果抜粋
職場でハラスメントを感じたことがある人は76.8%
ハラスメントの内容は、「パワハラ」が1位、次いで「セクハラ」
ハラスメントを感じた相手1位は「上司」
ハラスメントについて相談しても、改善した人は2割弱。改善しなくても半数が我慢
ハラスメントをなくすために必要なことは上司の理解、対応力

Q.1 職場で感じたことのあるハラスメントは?

※複数回答あり

『女の転職type』会員にハラスメントについて聞いてみたところ、76.8%の人が何らかのハラスメントを感じたことがあると回答しました。感じたことのあるハラスメントを聞いてみると、1位「パワハラ(パワーハラスメント)」58.1%、2位「セクハラ(セクシャルハラスメント)」36.6%、3位「モラハラ(モラルハラスメント)」35.0%という結果になりました。

Q.2 ハラスメントを感じた相手は?

※ハラスメントを感じたことがある人のみ
※複数回答あり

Q.1で何かしらのハラスメントを感じた人に、誰から感じたかを聞いてみると、圧倒的に多かったのが「上司」85.8%、次いで「同僚」39.8%、「社長」14.9%となりました。その他のコメントでは「グループ会社の社員」や「お客様」などがありました。

Q.3 ハラスメントについて誰かに相談した?

※ハラスメントを感じたことがある人のみ
※複数回答あり

ハラスメントについて誰かに相談したか聞いてみると、「同僚」37.1%が1位、次いで「誰にも相談していない」30.2%が2位でした。その他のコメントとしては「派遣会社の営業担当」や「労働基準監督署」などの回答がありました。

Q.4 相談した結果、状況は改善した?

※ハラスメントについて誰かに相談したことがある人のみ

ハラスメントについて誰かに相談した結果、状況が改善したかを聞いてみると、「改善した」「やや改善した」と答えた人は2割に満たず、「改善しなかった」81.9%が圧倒的に多い結果となりました。

Q.5 相談しても状況が改善されず、どうした?

※Q.4で「改善しなかった」を選んだ人のみ
※複数回答あり

Q.4 で「改善しなかった」を選んだ人に、その後どうしたかを聞いてみると、1位「我慢した」50.3%、2位「退職した(退職予定)」41.1%、3位「転職した(転職予定)」26.9%となりました。その他のコメントとしては「パワハラに言い返せるくらい仕事ができるようになった」「冷めた目で会社と付き合っている」などがありました。

Q.6 自分がしてしまったかも?というハラスメントはある?

※複数回答あり

一方で、自分が職場でしてしまったかもしれないハラスメントがあるかどうかを尋ねてみると、13.6%の人がハラスメントをしてしまった(可能性がある)と回答。その他には「無自覚に他人を傷つけている可能性はある」というコメントも目立ちました。

Q.7 ハラスメントが起きてしまう原因は?

※複数回答あり

職場でハラスメントが起きてしまう原因について聞いてみると、1位「個々人の価値観の違い」74.0%、2位「世代による価値観の違い」66.3%、3位「ハラスメントへの理解不足」51.3%となりました。ハラスメント加害者本人の意識や知識不足に問題があると考えている人が多いことがわかります。

Q.8 ハラスメントをなくすために必要なことは?

※複数回答あり

ハラスメントをなくすために必要だと思うことを聞いてみると、1位「上司の理解、対応力」68.5%、2位「相談しやすい窓口の整備」63.2%となり、6割以上の人が回答しています。3位、4位は僅差で「ハラスメントに関するガイドラインの作成・周知」43.7%、「ハラスメントに関する研修の実施」43.1%が続いています。その他のコメントとしては、「労働基準監督署の指導」や「人事の定期的なフォロー」など、第三者による指導やサポートが必要だと感じている人が多いことがわかりました。

【各ハラスメントについて】※以下と定義してアンケートを実施

セクハラ:相手に不快感を与える性的な嫌がらせ
パワハラ:職場の上下関係を利用した嫌がらせ
マタハラ:妊娠中、出産間近、子育て中の女性に向けた嫌がらせ
モラハラ:相手の人格を否定したり、価値観を無視したりする行為。上下関係にかかわらない精神的な暴力
ジタハラ:労働時間の無理な短縮の強要、残業を許可しないなどの行為
アルハラ:お酒に関する強要・嫌がらせ行為
スメハラ:体臭、口臭、強すぎる香水などニオイにまつわるハラスメント

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-49/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査データの引用・転載の際は、「出典:女の転職type」と明記の上、該当ページURLをリンクしてご掲載ください。

調査内容:第49回「ハラスメント、感じてる / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2022年3月28日~4月8日
・有効回答数:677名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート

データで知る「女性と仕事」一覧
本件は第49回目のアンケートとなっており、働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者  :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金  :5億5866万円
設立   :1993年7月8日
従業員数 :662名(2021年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

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会社概要

URL
http://cdc.type.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル
電話番号
03-3560-1688
代表者名
多田 弘實
上場
東証1部
資本金
5億5866万円
設立
1993年07月