アドビ、Adobe Experience Manager Sitesの最新バージョンで顧客体験を再構築

アドビ株式会社

• Adobe Experience Manager Sitesのアップデートにより、企業のwebサイトの構築とwebコンテンツの公開・管理が大幅にスピードアップ
• 新しいEdge Delivery ServicesによるwebコンテンツのA/Bテストと最適化の迅速化、一般的な文書作成ツールによるwebページの編集、webならびにモバイルサイトのパフォーマンス向上が可能に
• 24 Hour Fitness、Hanesbrands、Merative、PGA TOUR、サンスター、Volvo Trucks、WESCO Internationalなどのグローバル企業がすでにAdobe Experience Manager Sitesを導入

【2023年10月12日】

アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、世界最大級のクリエイティビティカンファレンスであるAdobe MAXにおいて、企業向けコンテンツ管理システム(CMS)であるAdobe Experience Manager Sites(https://business.adobe.com/products/experience-manager/sites/aem-sites.html)の最新バージョンを発表しました。Adobe Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/)の一部であるこの企業向けアプリケーションにはエッジサーバーを活用した高速配信システム「Edge Delivery Services」が含まれており、企業はwebコンテンツのA/Bテストや最適化を迅速に行ってコンバージョンを促進したり、Microsoft WordやGoogle Docsなど既存の生産性ツールを使ってwebページを簡単に編集できるため、webサイトのパフォーマンスが向上します。


今回Experience Manager Sitesに追加された新機能は、パーソナライズされたデジタル体験をこれまで以上に迅速に作成・提供する必要に直面している企業のために投入されました。本日のアップデートにより、企業はコンテンツの作成と管理を迅速化し、パーソナライズされたwebコンテンツで顧客を魅了してビジネスとエンゲージメントを向上させることができます。最新バージョンのAdobe Experience Manager Sitesをすでに導入しその価値の最大化に取り組んでいる企業には、24 Hour Fitness、Hanesbrands、PGA TOUR、Sunstar、Volvo Trucks、WESCO Internationalなどのグローバル企業が含まれます。


アドビのデジタルエクスペリエンスビジネス担当シニア バイス プレジデントであるエリック ホール(Eric Hall)は、次のように述べています。「アドビは、パーソナライズされた魅力的な顧客体験をこれまでにないスピードで提供するための、業界初のイノベーションを企業に提供し続けています。最新バージョンのAdobe Experience Manager Sitesを採用したグローバル企業が収益性に優れたExperience-Led Growth(エクスペリエンス主導の成長)を加速させ、そのメリットをすでに実感していることを嬉しく思います。」


新機能

アドビは、企業と顧客のつながり方を変革します。Adobe Experience Manager Sitesの新機能Edge Delivery Servicesにより、あらゆるデバイスや顧客接点において企業がコンテンツのオーサリングから公開までをスピードアップできるように支援します。


  • webサイトパフォーマンスの向上: Adobe Experience Manager Sitesはサイトのロード時間と応答性を劇的に改善するため、マーケターはSEOランキング、トラフィック、コンバージョンを高めることができます。この製品は、主要なパフォーマンス指標(Core Web VitalsやGoogle Lighthouseスコアなど)を追加開発なしで最大化する機能を備えたCMSです。これにより、企業はより高いランクを獲得し、ページを迅速に公開し、顧客の関心を維持することができます。

  • webコンテンツの最適化: 新しい組み込みのテストツールでブランド体験を迅速にテストできるため、マーケティング部門はどのコンテンツがエンゲージメントとコンバージョンを促進しているのかを深く理解できます。テストを迅速に実行してインサイトを取得、webページやモバイルアプリの要素を微調整・最適化することで、エンゲージメントとコンバージョンを高めることができます。

  • オーサリングの簡易化: ドキュメントベースのオーサリングの実現により、コンテンツ管理はすべてのマーケターにとって迅速でアクセスしやすいものに生まれ変わりました。Adobe Experience Manager(https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/adobe-experience-manager.html)は、Microsoft WordやGoogle Docsのような使い慣れた生産性ツールを活用し、あらゆるマーケターがwebページをすばやく作成・編集できる唯一のCMSです。webやモバイルアプリの顧客体験のレイアウトやページ構造の調整も、ドラッグ&ドロップの簡単操作で行なえます。


生成AIがもたらす強力なパーソナライゼーションと実地テスト

Adobe Sensei GenAI for Adobe Experience Manager Sitesは、LLM(大規模言語モデル)中立の強力なツールを提供し、既存のワークフロー内で直接、ブランドのメッセージスタイルでマーケティング用コピーを作成・修正できます。さらに、リアルタイムのインサイトの活用により対象オーディエンスへのパーソナライゼーションを促進できるだけでなく、顧客の共感を得やすいデジタル体験のタイプも理解できます。これらのインサイトと併せて実地テストを継続的に重ねることで、最適化し続けることができます。


価値の最大化

最新バージョンのExperience Manager Sitesをいち早く導入した企業は、新機能のメリットを実感しています。Volvo Trucksは、Mobile Performance Scoreを35から100に、キーワードランキングを2.5%から43%に向上させました。Merativeは、webパフォーマンスのスコアを34から100へと約200%改善し、ページの読み込み速度を10.9秒から1.6秒へと85%短縮しました。Hanes傘下のブランドMaidenformは、ページの読み込み速度を以前より400%高速化し、社内で最速のEコマースサイトを構築しました。


Hanesのコンシューマーテクノロジー部門グローバルヘッド兼バイス プレジデントのレオ グリフィン(Leo Griffin)氏は、次のように述べています。「他の企業でもあることだと思いますが、Maidenformのwebサイトのパフォーマンス最適化は日々の優先事項に追われて後回しになり、Lighthouseスコアも低下していました。当社のオンラインでのプレゼンスが顧客との信頼構築にいかに重要であるかを考えると、顧客体験を即座に強化する必要がありました。Adobe Experience Manager as a Cloud Serviceに含まれるEdge Delivery Servicesを利用して新規に構築したwebサイトは一貫してLighthouse 95~100点を達成できています。この改善は、最高の顧客体験の提供だけでなく、当社のビジネス目標にもプラスに働くと確信しています。」


SunstarのDX戦略・サービス担当ディレクターのケリー ハンガーフォード(Kelly Hungerford)氏は、次のように述べています。「一般的に普及しているツールが使える柔軟なオーサリング要件により、社内の拡張性かと安全性に優れた環境にいながらにして、担当者がweb制作未経験であっても完璧にSEOされたコンテンツを迅速に作成できます。私たちは編集環境のセットアップが複雑なWordPress環境から移行して試験運用を開始しましたが、想定通りの12週間以内に5つの言語でUAT検証済みのwebサイトを構築することができました。これ以上考えられないほどの時間短縮です。」


提供開始時期

 最新バージョンのAdobe Experience Manager Sitesは提供を開始しています。


※当資料は、2023年10月10日に米国本社から発表されたプレスリリース(https://news.adobe.com/news/news-details/2023/Adobe-Reimagines-Customer-Experiences-With-All-New-Adobe-Experience-Manager-for-Enterprises/default.aspx)の抄訳です。


■「アドビ」について 
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud(https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。 Document Cloud(https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html)では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html)は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei(https://www.adobe.com/jp/sensei.html)を活用しています。  

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。 
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

© 2023 Adobe Inc. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

アドビ株式会社

71フォロワー

RSS
URL
https://www.adobe.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
大崎1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー19F
電話番号
03-5740-2622
代表者名
中井陽子
上場
海外市場
資本金
1億8000万円
設立
1992年03月