東京建物と〈みずほ〉による循環型社会実現に向けた取り組み「ゼロウェイストオフィス」化に向けた取り組みを大手町タワー(オフィス部分)で開始
株式会社みずほフィナンシャルグループと東京建物株式会社は、循環型社会の実現に向け、大手町タワーのオフィス部分における廃棄物再利用率を100%とする“ゼロウェイストオフィス”化に向けた取り組み(以下、「本取り組み」)を開始します。

大手町タワーは、東京建物が開発、運営を担い、みずほFGが本社を置く大規模複合ビルで、オフィス部分だけで年間約520tもの廃棄物を排出しています。これまでも、「廃棄物」を「資源」として活用できるようリサイクルに取り組んでまいりましたが、2023年度の再利用率は67%にとどまり、さらなる向上余地がある水準となっています。
みずほFGは長期的なゼロウェイストオフィスを、東京建物はマテリアリティの一つとして「循環型社会の推進」を特定し、2030年度までに長期保有ビル※からの廃棄物再利用率90%を目指しており、両社の旗艦物件である大手町タワーの廃棄物削減が重要であるとの認識のもと、連携を強化していくこととしました。
具体的には、みずほFGのオフィス内における資源消費量を削減した上で、両社によるビル利用者の分別意識向上施策の実施、技術発展に合わせたリサイクル内容の見直し、両社のネットワークを生かし、実証・実装段階にあるリサイクル技術を試験導入するなど、幅広い取り組みを推進します。
関連イベント「たねと珈琲」について
本取り組みに先立ち、大手町エリアに集い、利用する方々がサステナビリティについて考える機会を提供するため、両社共催によるイベント「たねと珈琲」を開催します。


名称 |
「たねと珈琲」 |
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開催日時 |
2025年3月25日(火)~28日(金) 各日11時30分~18時00分 |
会場 |
東京都千代田区大手町1-5-5 大手町タワー1F「大手町の森」 |
主催 |
株式会社みずほフィナンシャルグループ、東京建物株式会社 |
概要 |
サステナブルなビジネスの特徴・想いに合わせたコーヒーの提供(無料) 応援したいと思った「ビジネスの種(コーヒー)」を選んで注文することが可能 |
これまでの大手町タワーにおける東京建物とみずほFGの連携について
これまで、東京建物とみずほFGは、大手町タワー開業10周年を記念した、都市に「森」がある意義や必要性を考えるトークショーの開催(2023年8月)や、地域創生に向けた取り組みの一環として、日本全国の名産品を集めた「あおまる47物産展」の定期開催(2025年1月より)など、多くのオフィスワーカーでにぎわう大手町タワーの特性を生かした連携を強化してきました。今後も、さまざまな取り組みを通じて、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。


(ご参考)両社のサステナビリティへの取り組み
<みずほフィナンシャルグループ>
みずほFGは、様々なステークホルダーと共創してサステナビリティの実現に挑戦しています。社員のアイディア・力を結集し、自社をサステナブルな組織へ転換するために「〈みずほ〉まるごとSXプロジェクト」を進めており、長期的にゼロウェイストオフィスを志向しています。
URL:https://www.mizuho-fg.co.jp/sustainability
<東京建物>
東京建物グループは、「グループ環境方針」において「地球にやさしい省資源活動」を掲げています。また、マテリアリティの一つとして「循環型社会の推進」を特定するとともに、この課題解決に事業を通じて取り組むために、廃棄物に関するKPI・目標として、長期保有ビル(※1)において「2030年度までに、2019年度比で、廃棄物の排出量原単位を20%削減する」こと、「2030年度までに、廃棄物の再利用率90%を実現する」ことを設定し、環境負荷の低減に努め、循環型社会の形成に寄与しています。その他、循環型社会の推進に関する取り組みの詳細については、東京建物のサステナビリティサイトをご覧ください。
URL: https://tatemono.com/sustainability/
(ご参考)大手町タワーについて
大手町タワーは、地下鉄各線大手町駅に直結し、みずほFGが本社を置くオフィスフロアのほか、商業ゾーン「OOTEMORI(オーテモリ)」に加え、上層階にはラグジュアリーホテル「アマン東京」が入居する大規模複合施設です。
敷地の約3分の1(約3,600㎡)を占める広大な都市の森である「大手町の森」は、絶滅危惧種を含む多様な動植物が確認されるとともに、ヒートアイランド現象の緩和や土壌の保水効果によるゲリラ豪雨時の雨水流出防止など、都市の環境改善にも寄与する森に育っています。
商業ゾーン「OOTEMORI」は、施設内に東京メトロ東西線と丸ノ内線の連絡通路を有するなど、地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅の地下ネットワークの中心に位置しています。高さ15mの吹抜け空間を通じ地上の「大手町の森」からの自然光が差し込む、地下とは思えない森の中にあるような安らぎを感じていただける「森のプラザ」を整備しており、周辺エリアで働く方々にオン・オフの利用シーンを問わず便利で憩える場を提供しています。

※ 東京建物が実質的にエネルギー管理権原を有し、かつ、廃棄物の再利用・減量に係る計画書を提出している主な長期保有ビル・商業施設
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