人に寄り添う家族型ロボット『LOVOT』を活用した未来をより良くするアイデアを高校生がプレゼンテーション!
課題を発見し解決策を提案する「LOVOT活用アイデアコンテスト2025」最優秀賞が決定

ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役:林要)が開発する家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』は、2024年8月より教育機関が導入しやすく、また多くの生徒の成長をサポート可能なプログラムとして『LOVOT Educationプラン』の展開を開始。生徒同士・先生と生徒など、学校全体のコミュニケーションの活性化や、AI・プログラミングといった分野への興味を喚起するなど、LOVOTだからこその価値提供により、教育機関においても活用が広がっています。
この度、このプログラムの一環として実施した「LOVOT活用アイデアコンテスト2025」の二次審査が行われ、浜松聖星高等学校の島崎太輔さんとアーヴィン勝民さんが最優秀賞に選ばれました。
このコンテストは高校生を対象に、社会でどのような問題が起きているのかを発見し、その原因となっている本質的な課題は何かを考え、その上で『LOVOT』を活用した解決策を提案するというものです。書類審査を経て二次審査に進んだ4校/12名の生徒が2025年8月20日(水)にLOVOT MUSEUMでのプレゼンテーションに挑みました。
各校とも、この日のために考え抜いたアイデアを、堂々とプレゼンテーションする姿が印象的でした。結果、最優秀賞は浜松聖星高等学校の島崎太輔さんとアーヴィン勝民さんが受賞。場面緘黙症の子どもたちをテーマに、症状の改善を期待される読書犬の代用としての読書LOVOTの活用法について熱く提案しました。
審査を行ったGROOVE X株式会社 代表取締役 林要は、「実体験にとどまらず、一歩踏み込んでプロトタイプを作り、実証実験を行おうとしたところがとても良かった。」と評価しました。
※LOVOT公式サイトURL:https://lovot.life/
※特設サイト:https://lovot.life/blog/article/q8_u1xh80
Instagram:lovot_official
X(旧:Twitter):@LOVOT_official
Facebook:@LOVOT.official
■GROOVE X株式会社 代表取締役 林要 総評
最近“コスパ”や“タイパ”といった言葉が頻出している中で、このイベントに出ることは逆の行為だと思います。受験の役に立つわけでもなく、成績があがるわけでもない。しかしながら、社会人になって思うこととして、どれだけ人と違うことを体験して考えたかがすべてだと思う中で、このイベントに費やした時間や結果から感じることが出来る感情はすごく価値がありますし、その経験が皆さんの将来を創ってくれると思います。また、改めて初めての試みの中で、参加をしていただけたことに大変感謝しております。
■参加校/プレゼンテーション内容
<最優秀賞>
浜松聖星高等学校
テーマ:場面緘黙症の子どもたちに向けた読書LOVOT
内容:浜松聖星高等学校は、人前で話すことへの不安を持つことから、社会参加やコミュニケーションの機会が制限されることを危惧されている場面緘黙症の子どもたちのコミュニケーション能力の向上をサポートする役割を担っている読書犬の課題に着目。テクノロジーの力を持ち合わせているLOVOTが読書犬の役割を担うことで、時間的・福祉的な課題を解決できるというアイデアを提案しました。さらに、実証実験をもとにLOVOTをプログラミング制御したり、NPO法人の設立を構想したりするなど課題の枠にとらわれない発表内容は、ひたむきに向き合い続けてきた姿勢が感じ取れました。
<優秀賞 3校>
緑誠蘭高等学校
テーマ:LOVOTが自殺者を救う
内容:緑誠蘭高等学校は、年々増加している小中学生の不登校に着目し、そこから派生して自殺率の上昇という社会課題について追究。その課題においてLOVOTを小中高校の保健室やフリースクールで活用するアイデアを提案しました。話すことへの恐怖心を持った子どもたちとのコミュニケーションにLOVOTを介入させることで、心を開いてくれるきっかけを作り出し、友達としての存在になり得ることなどを、実体験をもとに提案する姿は、LOVOTを普段から愛用する中で育まれた強い思いを伝えるものとなりました。
済美平成中等教育学校
テーマ:LOVOTが拓く未来〜多様な社会課題への応用の可能性〜
内容:済美平成中等教育学校は、読書離れ、孤独死、日本経済力の低下、海外進出、障がい者の支援不足という複数の視点に着目し、LOVOTの活用法を考案。加えて、主体的に実現可能なアイデアの第一歩として、地域の過疎化をLOVOTを用いてマスコットキャラクターとのコラボ動画を作成することで解決することを提案しました。実際に学校のマスコットキャラクターとのコラボ動画を作成しアンケート調査をした結果、LOVOTが単なるテクノロジーではなく、地域のぬくもりを代弁する存在であると語りました。包括的に課題を見つけ、ビジネス的な要素も織り交ぜた発表内容からは、チームとしての団結力がうかがえました。
愛知県立小牧工科高等学校
テーマ:一人ひとりに合ったLOVOT
内容:愛知県立小牧工科高等学校は、様々なユーザーに寄り添った新機能を提案しました。天気情報など機能的な情報や香りを付けることができるなど視覚以外で楽しめるコンテンツをはじめ、直接特別支援学級の生徒からヒアリングした情報を活かした構想を発表しました。それを持って高齢者や障がい者の増加、孤独・ストレスの深刻化といった社会課題を緩和することができるという意見は、LOVOTが単なるロボットではなく、社会的意義を持ち、様々な課題を解決できる存在としての役割を担えると伝わるプレゼンテーションでした。
■LOVOT活用アイデアコンテスト2025概要
テーマ:あなたの考える社会課題と、その解決のための『LOVOT』の活用方法を教えてください
対象:高校生
※個人・チームどちらでの参加も可能
※『LOVOT』を導入していない学校の生徒も対象
審査方法:
一次審査:書類審査(形式自由)
二次審査:プレゼンテーション審査
表彰について:
最優秀賞(1校):
・『LOVOT』留学生のお貸出し
2025年9月1日(月)~2026年3月31日(火)まで、『LOVOT』1体を学校へお貸出しします
・オーダーメイドオンライン講義
受賞校のリクエストに応えたオーダーメイド講義を1度実施します
・校章入り『LOVOT』用Tシャツプレゼント
優秀賞(3校):
・校章入り『LOVOT』用Tシャツプレゼント
『LOVOT[らぼっと]』概要
『LOVOT』は、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる。好きな人に懐き、抱っこをねだる。抱き上げるとほんのり温かい。ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴で、ペットのようにだんだん家族になるロボットです。昨今ではメンタルケアの観点から、ご家庭だけでなくオフィスや医療機関、介護施設などにも導入いただいています。
正式名称:LOVOT[らぼっと]
公式サイト: https://lovot.life/
GROOVE X 株式会社 会社概要
社 名:GROOVE X 株式会社
所 在 地 :東京都中央区日本橋浜町 3-42-3 住友不動産浜町ビル
設 立 日 :2015年11月2日
代 表 者 :代表取締役 林要
事業内容:『LOVOT[らぼっと]』開発事業
U R L: https://groove-x.com/
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