ストレス緩和と職場のコミュ力UPをサポートするアプリ 「ahame(アハミー)」 企業向けサービス「ahame for business」提供開始
EQ(心の知能指数)向上を通じて、ストレスの少ない職場づくりを支援する
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])が展開する企業・個人向けの教育・研修メニューを提供する人材育成支援事業部では、職場の良好な人間関係づくりをサポートするアプリ「ahame(アハミー)」において、2025年11月10日より企業向けサービス「ahame for business(アハミーフォービジネス)」の提供を開始いたしました。

■「ahame for business」開発の背景
<EQ(心の知能指数)への着目>
職場で生じるストレスや人間関係の課題には、環境要因・組織構造・個人特性など、さまざまな要因が関係しています。近年、その根底にある要素のひとつとして注目されているのがEQ(Emotional Intelligence Quotient:心の知能指数)です。
EQは、自分や相手の感情を正しく理解し、適切に調整しながら、円滑なコミュニケーションや問題解決に活かす力を意味します。EQが高まることで、感情のコントロール、周囲との協力、仕事へのやりがい向上、変化への柔軟な対応など、個人と組織の両面にプラスの影響が期待できます。
この点に着目して開発した「ahame」は、ビジネスパーソンのEQ向上を支援するアプリとして2024年8月に個人向けサービスを開始。心理学にもとづいた学習設計と“1日3分”で続けられる手軽さが評価され、2025年9月末時点で会員数は5万人を突破しています。
<企業が抱える社内コミュニケーション課題>
一方、企業の現場に目を向けると、社内コミュニケーション不全は依然として多くの組織で課題となっています。
企業の人事責任者・担当者を対象に行ったHR総研の調査「社内コミュニケーションに関するアンケート2025」※によると、従業員規模を問わず「社内コミュニケーションの不全の原因」として、経営層や管理職の「コミュニケーション力」そのものが課題となっていることが指摘されています。大企業では「管理職のコミュニケーション力」が41%、中堅企業では「管理職のコミュニケーション力」と「組織風土・社風」が共に48%、中小企業では「経営層のコミュニケーション力」が39%を占めています。
こうした背景の根底には、上司やメンバー一人ひとりが自分や相手の感情を理解し、適切にやりとりするEQを十分に発揮できていないという課題があるといえます。
今回提供を開始する「ahame for business」は、EQを高めることで、従業員一人ひとりが抱えるストレスを緩和し、職場の人間関係やコミュニケーション力を底上げします。その結果、組織全体の課題解決につなげることを目的に開発しました。
従業員向けには、従来の研修やeラーニングでの知識定着にとどまらず、「記録する → 学ぶ → 試す → 振り返る → 成長を実感する」という小さな成長サイクルを自然に回せるアプリ設計を採用。日々の職場実践と成長実感の両立を支援します。
そして、育成担当者向けには、従業員の学習データに加え、職場課題を「見える化」する管理機能を搭載。既存施策の検証や改善、新規施策の企画・導入判断に役立てることができます。
当社は本サービスの提供を通じて、従業員のEQ向上と、コミュニケーション不全の解消による健全な組織づくり、そして安定的な企業経営の実現を支援してまいります。
※ HR総研「「社内コミュニケーション」に関するアンケート2025」
https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=398
■「ahame for business」の特徴と期待される効果
<特徴>
●「一過性の学び」ではなく、「行動変化につなげる仕組み」を提供
▶従来の研修やeラーニングでは難しかった「学びの継続」と「日常の実践」を、アプリを通じて自然に結びつけます
●心理学とゲームデザインの専門家が監修した、1日3分から無理なく続けられる学習体験
▶短時間でも「気づき」から「納得」「行動」へとつながるプロセスを促し、前向きな思考変化を支援します
●従業員一人ひとりの感情データと行動ログを分析し、成長と課題を「見える化」
▶日々の感情や学びの積み重ねが可視化され、受講者は成長の手応えを感じながら前向きな行動が促せます
●人事・育成担当者にとっての「効果検証と改善」を支援
▶受講状況や全体の感情傾向を可視化し、組織課題の把握や施策改善に活用できます
●既存施策と連動し、育成効果を高める
▶研修・OJT・ストレスチェックなどと組み合わせることで、育成施策の実効性を高めます
<期待される効果>
「ahame for business」の導入により、従業員のEQが高まり、個人・職場・組織それぞれにおいて前向きな変化が生まれます。これらの変化を通じて、一人ひとりのストレス緩和と職場のコミュニケーション力向上を支援します。
●個人レベル
感情理解や内省を通じて自己認知が高まり、ストレスが緩和。前向きに仕事へ取り組めるようになる
●職場レベル
上司・部下・同僚など、周囲との信頼関係が強まり、チームのコミュニケーションが活性化する
●組織レベル
育成施策の定着支援や離職防止、従業員エンゲージメントの向上に向けた取り組みを後押しできる
■「ahame for business」の機能1.育成担当者向け管理ツール
1.育成担当者向け管理ツール
受講状況の確認にとどまらず、動画視聴・診断・AI対話などの学習データを横断して組織の課題を可視化。運用はシンプルにしつつ、施策効果を確認・改善する判断材料は充実した管理画面になっています。
※安心してご利用いただけるよう、受講者のプライバシーが侵害される情報は一切表示しません。
●受講進捗管理
受講者の「ログイン状況」「コンテンツ受講状況」「動画視聴回数ランキング」などの進捗管理ができる
●EQパートナー受講管理
「イライラ」「うれしい」「こまった」など従業員の日々の職場感情記録や、AIとの会話内容を分類して表示
従業員が職場で抱いている感情が分かる
●動画受講管理
職場でよくある困ったシーンの対策動画の視聴傾向から、職場のコミュニケーション課題傾向を確認する
●診断受講管理
受講者全体または属性ごとの9タイプ診断の分布を可視化。チーム編成など戦略的な人材配置にも活用できる
●メール送信機能
受講促進やリマインド、お知らせなどを、受講者に一斉送信・選択送信・定期送信できる

2.従業員向け機能
従業員一人ひとりが継続して学習していける「自律を促す成長サイクル」に基づいた設計です。知識を学ぶだけではなく、内省や実践、伴走までを1つのサービス内で網羅できるよう、各コンテンツの開発を行っています。さらに各コンテンツは「心理学」と「楽しさ」の仕掛けのプロが共同開発・監修。専門家の知見とJMAMが長年培った人材育成メソッドを融合し、「学びたい」気持ちを自然に引き出す設計としています。1日3分から無理なく続けられるため、EQ向上の習慣化が可能です。

従業員向け機能詳細は下記をご参照ください。
「ahame for business」 https://www.jmam.co.jp/hrm/service/dir/ahame/
3.お申込み・ご利用料金
資料請求・お問い合わせ後、当社担当よりご連絡いたします。1名からご利用可能、年間契約の場合、月額1,000円(税抜)~となります。お申し込み後は5営業日を目安にご利用開始いただけます。
ご興味をお持ちの方は、詳細ページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
詳細は下記をご参照ください。
「ahame for business」 https://www.jmam.co.jp/hrm/service/dir/ahame/
■日本能率協会マネジメントセンター<JMAM>
一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、設立。
学びのデザイン事業(人材育成支援・出版)、時間<とき>デザイン事業(NOLTY等の手帳)を柱としています。JMAMは「成長に、寄り添う。」をパーパスとして掲げ、一人ひとりの成長に寄り添い、ありたい姿へと導くパートナーとして伴走します。

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