データ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」、「ECモールおよびSNSのレビュー収集・分析ソリューション」を提供開始

ブランドや商品への消費者の声を効率的に収集・分析することでPDCAサイクルの高速化を実現

AnyMind Group株式会社（読み：エニーマインドグループ、代表取締役CEO：十河 宏輔、以下「当社」）は、データ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」の「ECモールおよびSNSのレビュー収集・分析ソリューション」を提供開始しました。ECモールやSNSに投稿されている消費者の口コミやレビューを収集・分析し、マーケティング戦略の立案から実行までを支援します。

■背景

インターネット上の口コミや評価の収集・分析は手作業が多く、各ECモールの自社ブランドレビューを集めるだけでも多大な工数がかかります。例えば、10,000種類以上のSKUを管理している企業では、数十万件のレビューを手動で収集・分析する必要があり、その工数は年間で100時間を超えることも珍しくありません。さらに、類似ブランドの製品レビューを収集・分析する企業もあります。データの収集も、収集したレビューデータを詳細に分析し、マーケティング戦略に反映させることも容易ではありません。

■本ソリューションについて

Amazonや楽天市場のカスタマーレビュー、Instagramのコメント、Xの投稿などを広範囲に収集・分析し、各モールごとに異なる顧客層の意見や嗜好を把握することが可能です。また、レビューや口コミを大規模言語モデル（LLM）を用いた、高度な自然言語処理を経由した分析により、従来よりも口コミやレビューの文章全体のニュアンスに基づいたインサイトの抽出が可能となりました。これにより、消費者のインサイトを深く理解し、競合商品と比較することで自社ブランドの強みや独自の価値を明確に把握することができます。

具体的には、商品の使用感に関するUSP（Unique Selling Proposition）の比較や、ポジティブ・ネガティブな評価の数値化を行うことで、データに基づいた市場での自社ブランドの評価を把握し、次の意思決定に役立てることができます。これにより、ネガティブなレビューを改善点として取り上げ、ポジティブな評価を強化することで、マーケティングのPDCAサイクルをより効果的に回すことが可能です。

本ソリューションは、Google Cloudを活用します。Google Cloudは世界最高水準のセキュリティ環境を提供しており、内部では暗号化されて安全に処理されます。送信されたデータが学習に使用されることもなく、データの機密性を維持したまま分析を進めることが可能です。

分析イメージ

【提供の流れ】

1. レビューを収集・分析したいブランドや製品を指定

2. 収集・分析したい内容を設定し、レビューを収集

3. 収集したデータをもとに分析

4. 当社からレポートを提出

■AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役 CEO 十河 宏輔のコメント

マーケティング戦略において、データの収集と分析は、顧客理解と効果的な戦略立案に欠かせません。本ソリューションを活用することで、インターネット上の膨大な情報から必要なデータを瞬時に集め、分析できます。これにより、データに基づく判断が可能となり、意思決定の精度とスピードが向上します。今後もデータの効率的な活用を支援し、ブランド企業の成長に貢献してまいります。

◾️データ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」

AnyMind Groupが事業を通じて蓄積した知見やデータを、各企業独自データと組み合わせてカスタマイズした最適なかたちで提供するカスタマイズ型AIソリューション。LLMや生成AIをはじめとした最先端技術を活用し、データの集積・可視化・インサイト導出・画像/動画生成といったさまざまな機能を提供し、経営・マーケティング活動のあらゆるシーンで効率化から高度化まで、AI活用によるビジネスの成長を実現します。

URL：https://anyai.jp/

■AnyMind Groupについて

AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、10個のプラットフォームやソリューション展開。プラットフォームとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS」（Business Process as a Service）モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。

会社名   ：AnyMind Group株式会社

設立 　  ：2016年4月

URL 　  ：https://anymindgroup.com/ja/ 

所在地   ：東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F

代表者   ：代表取締役CEO 十河 宏輔

拠点：日本（東京・佐賀）、シンガポール、タイ（バンコク：2拠点）、ベトナム（ホーチミン・ハノイ）、インド（ムンバイ・デリー・バンガロール）、インドネシア（ジャカルタ・バンテン）、フィリピン、台湾、香港、マレーシア（クアラルンプール・プタリンジャヤ）、カンボジア、アラブ首長国連邦、上海、深セン、韓国、サウジアラビア

事業概要：
​​ブランドコマース事業

ブランド企業及びインフルエンサー・クリエイターなどの個人向けに、EC及びD2C領域を中心としたブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理をワンストップで支援するプラットフォームを開発・提供しています。

パートナーグロース事業

Webメディアやアプリを運営するパブリッシャーとクリエイター向けに、自社プラットフォームを活用した収益化及びブランド成長に向けた支援サービスを提供しています。