感染予防対策は、意識・行動ともに低下が顕著 「腸内環境を整える」「免疫力UP」の食生活意識も弱まる
- 2023年5月 新型コロナウイルス生活影響度調査(健康編)-
■調査結果
【マスクの着用意識】
家の外や外出先でのマスクの着用意識について、「外しても良い(そろそろ外しても良さそう~すでに外している)」は45%であり、「すでに外している」人は18%と先月調査より5ptの増加。今年に入り”外しても良い”割合は、増加傾向が続いてはいるものの、マスクを外すことに抵抗感を持つ人は一定数いると考えられる。<図1>
マスクを着用すべき外出先は、「公共交通機関での移動中」が63%、「商業施設」「勤務先」「娯楽施設」が4割台であり、いずれも減少傾向は続いている。<図2>
【予防対策と食生活】
感染予防対策に対し、「努力をしている(最大限+努力している)」は30%、1年前までは「努力している」が半数を占めていたことから、感染予防意識の低下が見られる。また、感染予防対策は「あまり意識していない」が21%と半年前より11ptの増加。<図3>
意識的に食生活を改善・強化している人の目的は、「ダイエット、体重管理」「腸内環境を整える」が3割台と多い。半年前の結果と比べると「腸内環境を整える」と「免疫力アップ」は5ptの減少。<図4>
【ダイエットへの取り組み】
「現在、ダイエットをしている」は21%、「近いうちにダイエットをしたい」は26%であり、女性の「現在、ダイエットをしている」人は25%と多い。<図5>
実際に行っているダイエットは「食べる量を減らす」が56%と最も多く、次いで「ウォーキング・ランニングなどをする」43%、「家でストレッチや体操などをする」38%が主な方法である。男性は「ウォーキング・ランニング」、女性は「ストレッチ」をする割合が多い。<図6>
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は、先月から微減の20%と過去最低値。「将来に対する不安度」は、先月から微増の35%。「直近1週間のストレス度」は、先月から微増の38%。<図7>
コロナにより習慣化しそうなことでは、「マスクの着用」「石鹸などを用いた手洗い」「アルコール消毒の使用」の予防対策、「規則正しい生活を心掛ける」の低下が目立つ。<図8>
■レポート項目一覧
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/同居家族/同居子ども/世帯年収/職業/ワクチン接種状況)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間の外出目的
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 新型コロナウイルスのワクチン接種/感染状況/マスク着用意識について
□ ワクチン接種状況と追加接種意向
□ ワクチン追加接種不安要因/阻害要因
□ 新型コロナウイルス感染有無
□ 家の外や外出時におけるマスク着用意向/マスク非着用者への反応
□ 活動シーン別のマスク着用意向
□ 「外出時にマスクを着用すべき」と思う子供の年齢・学齢
▼第3章 コロナ禍における健康について
□ 人との関わり方(友人/同僚やクラスメイト/地域住民/家族/夫婦関係)
□ 現在の健康状態
□ 体調面と精神面の不調
□ 感染予防対策の度合い
□ 健康管理や体調改善のために現在実行・今後強化していきたいこと
□ 食生活で現在取り入れていること・今後強化していきたいこと
□ 食生活の改善・強化目的
□ 内面的な健康のために現在実行・今後強化していきたいこと
□ コロナ禍における体重増減の実態
□ ダイエットの取り組み状況
□ 行っている/今後行いたい・今後も継続したいダイエット方法
□ 健康維持や改善のために欲しいもの・欲しい理由(自由回答抜粋)
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
□ 新規感染者数推移×調査期間 など
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/health/20230605corona/
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2023年5月26日(金)~5月28日(日)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社クロス・マーケティング
広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」
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