Sansan、「BtoBマーケティングに関する実態調査」を実施
〜9割がBtoBマーケティングを重視、成果が出ている企業ほど顧客データベースを整備・活用〜
調査の結果、BtoBマーケティングの重要度は企業規模を問わず高まっており、新たな売上拡大策として期待されていることがわかりました。また、BtoBマーケティングの成果が出ている企業ほど顧客データベースの整備、活用が進んでいることも明らかになりました。
■調査結果サマリ
・全体の9割以上が「BtoB事業でもマーケティングは重要」と回答。企業規模を問わず重視している
・BtoBマーケティングが重要な理由の上位は「売上目標・予算の達成」「商圏を広げる」「プッシュ型の営業活動だけでは限界がある」。新たな売上拡大策として期待されている
・BtoBマーケティングに重要な「顧客データベース」の整備ができている企業は全体のわずか24.3%。成果が出ている企業ほど顧客データベースの整備、活用が進んでいる
・顧客データベースは「データが正確で最新」「一元管理でき、部署横断・全社で共有できる」状態が望ましい
■調査の背景
SaaSをはじめとするIT・WEBサービスの増加に伴い、法人向けの商品・サービスに特化したマーケティング戦略・手法はBtoBマーケティングとして体系化されています。コロナ禍で対面の営業活動や新規顧客開拓が難しい状況を経験したことから、BtoBマーケティングはIT企業だけでなく、老舗メーカーや地方企業、中小企業にも広がりを見せています。
その一方、マーケティングの成果は企業によって差があり苦戦している企業も少なくありません。その実態や課題を明らかにするために「BtoBマーケティングに関する実態調査」を実施しました。
■調査の結果
全体の9割以上が「BtoB事業でもマーケティングは重要」と回答。企業規模を問わず重視している
法人向け商品・サービスを提供する企業で自社のマーケティングに関わる900名のビジネスパーソンに、BtoB事業におけるマーケティングの重要度をたずねたところ、「非常に重要だと思う」が38.6%、「やや重要だと思う」が52.3%と、全体の9割以上が重要と回答しました。この傾向は、企業規模を問わず顕著となっています。
BtoBマーケティングが重要な理由の上位は「売上目標・予算の達成」「商圏を広げる」「プッシュ型の営業活動だけでは限界がある」。新たな売上拡大策として期待されている
前問で「BtoB事業でもマーケティングは重要」と答えた818名にその理由をたずねたところ、第1位は「売上目標・予算の達成」(40.6%)、第2位は「商圏を広げる」(34.4%)、第3位は「プッシュ型の営業活動だけでは限界がある」(31.1%)となりました。マーケティング施策が新たな売上拡大策として期待されていることがうかがえます。
BtoBマーケティングの主な施策は「展示会への出展」「WEB広告」「オフラインセミナー開催」
BtoBマーケティングで実施している施策の上位は、第1位「展示会への出展」(42.0%)、第2位「WEB広告」(36.0%)、第3位「オフラインセミナー開催」(30.8%)となり、オフライン・オンラインの両方を駆使したハイブリッドなマーケティング活動が行われていることが分かりました。
BtoBマーケティングで「十分な成果が出ている」と答えたのはわずか13%。8割以上が何らかの課題を抱えている
BtoBマーケティングの成果について「十分な成果が出ている」と答えたのはわずか13%で、8割以上が何らかの課題を抱えていることが分かりました。
BtoBマーケティングの成果が十分に出ている企業が注力している取り組みの上位は「マーケティング戦略の立案」「データ分析、レポーティング」「顧客データ、顧客リストの整備・更新」
前問で「十分な成果が出ている」と答えた117名に注力している取り組みをたずねたところ、第1位「マーケティング戦略の立案」(36.8%)、第2位「データ分析、レポーティング」(35.9%)、第3位「顧客データ、顧客リストの整備・更新」(33.3%)が上位となり、データの整備・活用に力を入れていることが分かりました。
BtoBマーケティングに重要な「顧客データベース」の整備ができている企業は全体のわずか24.3%。成果が出ている企業ほど顧客データベースの整備、活用が進んでいる
BtoBマーケティングの施策実施にあたり重要な、「顧客データベース」の整備ができている企業は全体のわずか24.3%でした。その一方、マーケティングの成果が出ている企業ほど顧客データベースの整備、活用が進んでいることが分かりました。
顧客データベースは「データが正確で最新」「一元管理でき、部署横断・全社で共有できる」状態が望ましい
顧客データベースがどのような状態であることが望ましいかをたずねたところ、第1位「データの内容が正確」(35.7%)、第2位「全てのデータが一元管理できる」(35.1%)、第3位「必要なデータを簡単に抽出できる」(32.9%)、第4位「データが常に最新に更新されている」(32.8%)、第5位「部署横断・全社で共有できる」(31.2%)が上位となりました。
■調査概要
調査名:BtoBマーケティングに関する実態調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:法人向け商品・サービスを提供する企業で自社のマーケティングに関わるビジネスパーソン900名
調査期間:2023年5月9日~5月11日
調査企画:Sansan株式会社
補 足:本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合があります。
(以上)
■営業を強くするデータベース「Sansan」
Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールの署名、ウェブフォームの入力内容といった顧客との接点から得られる情報を正確にデータ化し、接点情報の一元管理を可能にします。また、100万件以上の企業情報をあらかじめ搭載し、企業の業種や従業員規模、売上高、役職者情報といった、あらゆる顧客に関する情報を営業やマーケティング活動に活用できます。さらに、外部システムと連携しデータを統合させることで、ガバナンス強化やリスクマネジメントなど営業以外の目的でデータを幅広く活用することも後押しします。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約DXサービス「Contract One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F
資本金:65億53百万円(2023年2月28日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売
Sansan https://jp.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
Contract One https://contract-one.com
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