未来を担う10代に知ってほしい。進路・職業選びにも潜む、「男だから」「女だから」の無意識の思い込み。ポーラ、「10代のためのジェンダーの授業」冊子、第二弾発行
「おしごと年鑑※」特別付録として、全国の小・中学校約3万校に寄贈
「10代のためのジェンダーの授業」冊子は、昨年第一弾を作成し、ジェンダー平等教育が求められる教育現場から大きな反響をいただきました。昨年(2022年7月)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が制度改正され、「男女の賃金の差異」が情報公表の必須項目になるなど、日本のジェンダー平等に関する状況は日々変わっています。第二弾となる今年の冊子は、性別にもとづくアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)の影響についても紹介。これからの未来を担う10代の小・中学生が将来を決める際、「女子は理系より文系」、「これは男 or 女の仕事」「女だから or 男だから難しい」といった、無意識の思い込みに左右されず、誰もが能力と個性を発揮できる社会をつくるための気づきとなるような、データによる現状の解説や、新聞の投稿文を題材にしたワークシートも作成いたしました。
※「おしごと年鑑」:朝日学生新聞社のキャリア教育支援プロジェクト「おしごとはくぶつかん」が発行している教材「おしごとはくぶつかん」https://oshihaku.jp/about-media/
What is gender? ジェンダーって何?
なぜ、ジェンダー平等について考える必要があるのか。最新のデータと解説、チェックシートを用いて、10代の小・中学生に、興味関心を持ってもらい、自分事化してもらえるような内容に。
教育現場での活用事例
昨年、「10代のためのジェンダーの授業」冊子を、「おしごと年鑑2022」に同梱し、全国の小・中学校約3万校に寄贈したところ、多くの学校から「もっと活用したいから追加で送ってほしい。」という声がよせられ、要望のあった学校に追加寄贈しました。今回の第二弾冊子には、追加希望先の一つ、松戸市立和名ケ谷中学校の授業リポートも掲載。「すべての生徒、先生と理解を深めたい」と、性の多様性についても話を広げながら、全クラスに授業を展開していただきました。
監修:ジェンダー専門家 斎藤万里子様
「 10代のためのジェンダーの授業」冊子は、特定非営利活動法人Gender Action Platform理事で、元国連職員、現在はフリーの専門家として国際機関やNPOなどで活躍されている斎藤万里子さんに、「誰もが能力と個性を発揮できる社会をつくるために」という想いのもと、監修いただきました。
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