家事と住まい探しの実態調査
最も嫌いな家事は「排水口の掃除」。4人に1人はごみの分別ルールを正しく理解していない
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、賃貸物件で一人暮らしをし、料理・洗濯・掃除を日常的に行っている18~40歳の男女を対象に、家事との向き合い方や住まいに求めること、家事の工夫に関する調査を実施いたしました。
<トピックス>
≪家事に対する考え方・向き合い方≫
■住まいを選んだ際、家事のしやすさを意識したのは約3割
■約7割が水回りの掃除を負担に感じる
■最も嫌いな家事は「排水口の掃除」
■4人に1人はごみの分別ルールを正しく理解していない
≪住まいに求める条件・設備≫
■家事をする上でゆずれない設備1位「バス・トイレ別」
■6割以上がコンビニまで「徒歩5分以内」が理想的
≪家事の工夫≫
■キッチンでの工夫は空いているスペースを有効活用
<調査結果>
≪家事に対する考え方・向き合い方≫
■住まいを選んだ際、家事のしやすさを意識したのは約3割
住まいを選んだ際、家事のしやすさを意識したのは31.4%でした。また、半数以上の54.2%が「料理」を好きと回答しました。一方で「掃除」を好きと回答したのは34.4%でした。
■約7割が水回りの掃除を負担に感じる
さまざまな家事の中で、「トイレ掃除」が最も負担に感じる人が多く、「とても負担に感じる」「やや負担に感じる」を合わせて69.4%でした。さらに「風呂掃除」「排水口の掃除」と続き、水回りの掃除に対して負担を感じている人が多いようです。また、頻度が最も高いのは「洗い物・食器を片付ける」で、平均して週に5.8回でした。
■最も嫌いな家事は「排水口の掃除」
最も嫌いな家事を聞いたところ、一人暮らし歴に関わらず1位は「排水口の掃除」でした。汚れる前にこまめに掃除したり、便利グッズを買ったりして乗り越えているようです。また、2位は「トイレ掃除」で、水回りの掃除を嫌う人が多いことが分かりました。
■4人に1人はごみの分別ルールを正しく理解していない
ごみの分別ルールを正しく理解していないと回答したのは24.4%で、4人に1人は正しく理解できていないことが分かりました。また、洗濯物は半数以上が普段外に干していないという結果になりました。
≪住まいに求める条件・設備≫
■家事をする上でゆずれない設備1位「バス・トイレ別」
家事をする上でゆずれない設備について、一人暮らし歴に関わらず「バス・トイレ別」が1位でした。次いで一人暮らし歴3年未満は「コンロ2口以上」、3年以上は「ガスコンロ」でした。さらに、今後欲しい設備は一人暮らし歴に関わらず「広い作業スペース(まな板を置くのに十分な作業スペース)」が1位でした。
■6割以上がコンビニまでは「徒歩5分以内」が理想的
周辺環境については、64.5%がコンビニまで「徒歩5分以内」が理想的と回答しました。また、スーパーマーケットについては「5分以内」が理想的と回答したのは47.6%で、家事をするにあたりこれらの施設に近いことが求められているようです。
≪家事の工夫≫
■キッチンでの工夫は空いているスペースを有効活用
「一口コンロ」を使っている方に活用の工夫を聞いたところ、「電子レンジと併用する」「つくり置きする」といった回答が上がりました。さらに、キッチンでは「使っていないコンロの上にカバーを置いて一時的に作業台にする」などして限られたスペースを有効活用しているようです。
※コンロや電気機器類は必ずメーカーが提供する説明書に従ってご使用ください。
<調査概要>
■調査対象/賃貸物件で一人暮らしをし、料理・洗濯・掃除を日常的に行っている18~40歳の男女491名
■調査方法/インターネットによるアンケート調査
■調査期間/2024年1月15日(月)~1月17日(水)
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります。
<調査結果について>
アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。この他に「Z世代の住まい観」や「住まい探しで見落としがちな物件情報ランキング」など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。
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