【ホテルオークラ東京】フレデリック・シモナン パリのエスプリを初夏の薫りにのせて
シモナン氏、再来日決定! フランス料理「ラ・ベル・エポック」改修前最後の招聘フェア
2015年9月からの本館建替えに伴い単独営業となる別館は、競争力を高めこれまでと変わらぬオークラの寛ぎとおもてなしを実現するために、7月~8月の2ヵ月間、改修工事を行います。日本にフランス料理の真髄を導入し、現在の発展に尽力したホテルオークラ総料理長小野正吉(1918~1997)が育て、名だたるフランス人シェフと交流してきたフランス料理「ラ・ベル・エポック」。1973年の別館オープン時より親しまれてまいりましたがこの度の改修を機に移転し、店名の「古き良き時代」を彷彿とさせる現在のアール・ヌーボーを基調とした内装にてお客様をお迎えする機会は最後となります。
新進気鋭のシェフとして2011年に初来日してから4年。今年は日本の人間国宝にあたるM.O.F.(フランス国家最優秀職人)のファイナリストに選出され、審査員から「最も出来上がった料理に個性があったのはフレデリック・シモナンだ。彼の表現力はずば抜けている。」と称賛を得たシモナン氏。
近年ではヨーロッパのみならず、タイ、サウジアラビアなどでフェアを開催し、各国の食文化に触れることでさらに磨きのかかった腕前をご披露いただきます。ホテルオークラ東京の更なる進化への第一歩として実力派シモナン氏の進化した料理をご賞味ください。
【シモナン氏よりメッセージ】
「日本における高級フランス料理をひとりでも多くの方たちに知ってもらおうと「ホテルオークラ東京」では過去45年間にわたり、フランスから数多くの素晴らしい料理人を招聘されてきました。その中にはジョエル・ロブションやマルク・マルシャンなど僕自身を育ててくれた師ともいえるシェフもたくさんおり、そんな師匠たちに混じって僕自身も3度目の来日を果たすことが出来て、大いなる喜びと光栄を感じています。オークラで過ごした日々、数多くの思い出のなかで日本人がもつ人生哲学を学べたことは最大のしあわせでした。初来日した2011年という年はパリで自分の店をオープンした翌年のこと。海外で自分の名を冠したフェアを開催するのは初めての経験で、緊張と感動の連続でした。そして今年は現在のような形の「ラ・ベル・エポック」の最後を飾るフェアとして参加できることを心から誇りに思います。オークラの皆様に感謝するとともに、いつも寛大に僕を迎えてくれる日本という国に敬意を表します。ありがとう! 」
フレデリック・シモナン
2015年4月20日 パリ
■フレデリック・シモナン(Frederic Simonin)
1975年、フランス・ブルターニュ地方で生まれ、15歳で料理人をめざす。「ルドワイヤン」「ル・ムーリス」「タイユヴァン」「フォーシーズンズ・ジョルジュサンク」「レストラン ジスレーヌ・アラビアン」「セイズ・オ・セイズ」「ラ・ターブル・ド・ジョエル・ロブション」「アトリエ・ド・ジョエル・ロブション(ロンドン)」、「ラ・キュイジーヌ・ド・ジョエル・ロブション」など、高級フランス料理の王道をいくパリの名店で修業を重ね、2010年にはパリ17区に「レストラン フレデリック・シモナン」を開店。1年後にはミシュランで1つ星を獲得するという快挙を成し遂げた。現在は仏大手食品会社「Unilever Food Solutions」のガストロノミー部門コンサルタントをはじめ、クォリティーエージングを目指し、世界中のセレブリティーが集うスイスの名門「Clinique La Prairie」のホテル&レストラン・エグゼクティブシェフも兼任する。
【フードジャーナリスト 南谷桂子氏より】
2011年の初来日から実に4年間の月日が経過しました。あの初々しい若者も、今では立派な料理人として世界中で自分の料理フェアを開催できるまでに成長しました。一方、パリというグルメ都市、世界中の有名シェフがひしめき合うこの街で、自分の店を維持してゆくことの難しさ、それには自分の味で勝負することだけが最後まで残れることを彼は立派に証明してくれました。
パリの料理シーンにおいてフレデリック・シモナンの名は「時代に流されない・確かな技と実力・ヒューマンな人柄」で多くの人たちに愛されています。初めて会った人たちも、いつの間にか彼の人懐っこいフレンドリーなキャラクターに引き込まれていきます。それは一度、彼の料理を口にした瞬間に「本物」とは何かを感じるはず。世界の人たちを喜ばせ感動させる味、皿の中に彼の人柄が隠されています。
毎日、ひたすら厨房で料理の基本を反芻しながらも新しい技とひらめき、しなやかさで自分の味を追求しています。そんな彼だけの本物の味、パリのグルメたちを唸らせるシモナンワールドを、是非ともホテルオークラ東京の「ラ・ベル・エポック」で堪能していただけたら嬉しいと思います。
『ワインと文化社』
代表 南谷桂子
「フレデリック・シモナン パリのエスプリを初夏の薫りにのせて」開催概要
【期間】2015年6月1日(月)~7日(日)7日間
【会場】ホテルオークラ東京 フランス料理「ラ・ベル・エポック」(別館12階)
【時間】ランチ11:30~14:30/ディナー18:00~21:30
【料金】ランチコース:12,960円/ディナーコース:28,000円(サービス料別) ※要予約
【ご予約・お問い合わせ】フランス料理「ラ・ベル・エポック」TEL:03-3505-6073
【メニュー紹介】
■ランチコース
l’œuf de poule
Cuit nacré sur une royale d’oignon doux,
fin velouté de petits pois à la sarriette
Craquant au comté et lard paysan
こだわりの卵
"真珠の光沢"を思わせる半熟卵 ロワイヤル風オニオンドゥー
グリンピースのヴルーテ・サリエット風味
コンテチーズとベーコンのクラッカン ほか全7品
■ディナーコース
la sole de petit bateau
Rôtie au beurre mousseux chou fleur coquillages amande-citron jus au vert.
ドーバーソール"プチバトウ風"
ムース状のバターでロースト カリフラワーのピュレ
レモンで味付けしたマテ貝 グリーンソースを添えて ほか全8品
■フランス料理「ラ・ベル・エポック」とは
1973年別館開業時にオープンし、内装は1900年代初頭、フランスを中心とするヨーロッパで花開いたアール・ヌーボーの特色である曲線美主体の格調高いインテリアで統一されています。テーブルにはティファニー社のランプが設けられ、壁面には艶やかなステンドグラスが「古き良き時代=ラ・ベル・エポック」の華やかさと気品を生み出しています。当時は、中央にバーラウンジ、バンド演奏、ダンスフロアを配し、140席のレストランでありました。
2004年、ワインダイニング& シガーバー「バロン オークラ」オープンに伴い、レストラン面積は半分となり現在は席数68席、プライベートダイニングルームとしてご利用いただける個室も有しています。現在もオープン当初から受け継いでいるアール・ヌーボーの洗練された雰囲気を残した高級感のある空間となっています。
【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現した本館ロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。 本館につきましては、2015年8月末に営業を休止し2019年春新装オープン予定となります。別館においては2015年9月以降もご宿泊、宴会場などの施設は営業を継続、さらに3つのレストラン・バーを本館より移設し飲食施設の充実を図ってまいります。
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111(代表)
アクセス:東京都メトロ銀座線・虎ノ門駅、日比谷線・神谷町駅、南北線・六本木一丁目駅
※いずれも徒歩10分以内
webサイトURL:http://www.hotelokura.co.jp/tokyo
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