高校生のキャリア観醸成に向けた「青田創り」プログラムを高校6校と合同開催!
〜「青田買い」から「青田創り」へ。日本を代表する大企業とともに、企業や業界の垣根を超えて若年層を育成〜
株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)が設立した一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、高校生を対象としたキャリア観を醸成する「青田創り」プログラムを関東1都2県の高校6校と合同で開催したことをお知らせいたします。今回で3度目となる本プログラムでは、大手企業出身の「社内起業家」や官公庁出身者など様々なバックグラウンドを持つ社会人が登壇し、高校生にとって「働くとは何か」を考えるきっかけを提供しました。今後も一般社団法人エッジソン・マネジメント協会では、1企業、1高校の垣根を超えて、日本を代表する大企業とともに「青田創り」に向けた取り組みを実施してまいります。
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高校生の8割が仕事に対する「漠然とした不安」
国立青少年教育振興機構の青少年教育研究センターが令和5年に実施した調査によると、日本の高校生の約80%が「自分の将来に不安を感じている」とのデータが示されています。
その背景には、昨今SNSで社会人より発信される「仕事がしんどい」「仕事を辞めたい」といった声の影響もありますが、最大の原因は高校生が「働く」ことについて具体的に知り、考える機会が限られていることにあると考えています。「働く」を知り、「働く」について自ら考える機会がないため、結果として、漠然とした不安からネガティブな印象を抱いてしまっているのが実態なのではないでしょうか。
また、近年では青田買いをしようと採用活動のスタートを早める企業が増加している影響で、就職活動を前倒しする大学生が増加しています。その結果、十分なキャリア観を醸成できないままキャリアの選択を迫られることで悩むケースや、就職活動の長期化により学業に影響が出るケースも出てきています。
社会人との対話によって見えてくる将来のキャリア
こうした状況を受け、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会は、様々な企業・官公庁の協力のもと、高校生も含めた若年層に「働くことのそのものの意味」や、「働くことで得られる喜び」などを学生自身に考え、実感してもらう場を提供しています。
本プログラムでは、仕事を通じて得られる喜びや葛藤を知ってもらうことを重視し、社会人が高校生に一方的に伝えるだけでなく、高校生と社会人が同じ目線で同じテーマについて語る「対話」の時間も取り入れています。
今回は、株式会社日立製作所社員や千葉県印西市市長など様々なバックグラウンドを持つ社会人7名に登壇いただきました。
インターネットや会社HP等では知ることのできない社会人のリアルなキャリア観が共有され、学生はもちろん、同席した社会人にとっても自分自身のキャリア観がブラッシュアップされる機会になりました。
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<イベント概要>
日時: 2025年1月26日(日) 13:30 ~ 16:30
主催: 一般社団法人エッジソン・マネジメント協会
<プログラム>
第一部 登壇者7名による自身のキャリア紹介
第二部 登壇者と学生による交流会
<参加学生所属高校(五十音順)>
茨城県立 土浦第三高等学校
神奈川県立 大磯高等学校
東京電機大学 高等学校
東京都立 日比谷高等学校
東京都立 南多摩中等教育学校
広尾学園 高等学校
【主な参加学生の声】
ー 「今までは自分の将来についてあまり良いイメージが無かった。今回参加してみて、様々な考え方 を聞くことができたので、今後『自分が将来どうなりたいか』についてポジティブに考えてみたい。」
ー 「自分で勝手に選択肢を絞らない。高校生のうちにできるだけたくさんのものに触れ、未来を豊かなものにしていきたい。」
ー 「『好きなこと』と『仕事』は違うのではなく、人に何かを届けられたらそれは仕事。今のうちから『好き』をきわめて、人の役に立ちたい、と思った。」
【主な参加高校教員のコメント】
ー 「今の高校教育は生徒の選択肢を狭めることになりやすい。高校生は可能性を無限に秘めているので、可能性を閉ざさず、様々なことに挑戦してほしい。」(広尾学園 高等学校)
ー 「今の高校生は構造上、親や教員、塾の先生の話ばかり耳に入ることになるので、広い視野を持ちづらい。そういう意味では、こういった社会人のリアルを双方向に見聞きできる体験は貴重。生徒にはどんどん外の世界に出て、広い視野を持ってほしいと思っています。」(茨城県立 土浦第三高等学校)
今後の展望
現代の学校教育では、仕事や「働く」ことに対する具体的なイメージを持たないまま、文理選択やキャリア選択を迫られる高校生が多いのが実態です。「働く」という概念が遠く感じられる今の高校生にとって、教室の外に出て、社会人との対話を通じて実体験を知ることのできる機会はますます重要となっています。
一般社団法人エッジソン・マネジメント協会では、「日本を、世界で最も若者が育つ社会へ」を目的に、日本を代表する大企業や著名大学など産官学で連携し、高校生から大学1、2年生を対象に「青田創り」プログラムと称し様々な活動を行っています。 今後も、日本を代表する大企業とともに「青田創り」に向けた取り組みを実施することで、企業や教育機関の垣根を超えて、若者の育成に情熱を持つ方との連携を深め、日本全国を対象とした若年層へのキャリア醸成、および、次世代リーダーの育成・輩出に注力していきます。
一般社団法人 エッジソン・マネジメント協会について
「日本を、世界で最も若者が育つ社会」にすることを目的に、2022年に株式会社リンクアンドモチベーションが設立。短期的な狩猟型の「青田買い」ではなく長期的な農耕型の「青田創り」進めるべく、日本を代表する企業のビジネスパーソンや大学関係者、官公庁関係者が企業・組織の垣根を越えて参画し、「高い志を持ち、自ら新たな目的・志に尖ることのできる人財」の育成に取り組んでいる。大阪・関西万博TEAM EXPO 2025に向けた「次世代共創リーダー育成プロジェクト」を中心に、さまざまな産官学連携プロジェクトが進行中。直近、NIKKEIリスキリングや人事向け媒体などメディア掲載多数。
▼実施プロジェクト例
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プロフィール
株式会社リンクアンドモチベーション エグゼクティブディレクター
一般社団法人『エッジソン・マネジメント協会』代表理事
早稲田大学/同志社大学/大阪公立大学 非常勤講師
早稲田大学 モチベーションサイエンス研究所 招聘研究員
樫原 洋平
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一橋大学経済学部卒業後、2003年にリンクアンドモチベーション入社。メガバンク、総合商社、グローバルメーカー、インフラ、ITなど多様な業界の採用コンサルティングに100社以上従事。また、大学教育事業を立ち上げ、産学連携での教育プログラムを開発、実行。早稲田大学/同志社大学などで非常勤講師を務める。2022年にパナソニックグループ、日立製作所、清水建設、京セラ、早稲田大学、同志社大学の産学から理事を迎え、一般社団法人『エッジソン・マネジメント協会』を立ち上げ。著書に『エッジソン・マネジメント』(PHP研究所)。専門は若手の採用・活用・育成。
リンクアンドモチベーションの概要
・代表取締役会長:小笹 芳央
・資本金:13億8,061万円
・証券コード:2170(東証プライム)
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業:2000年4月
・事業内容
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)
マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)
ベンチャー・インキュベーション
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