『リビオメゾン東池袋』『緑の循環プロジェクト』『LIVIO×TENJIKU』 住宅事業において3プロジェクトがグッドデザイン賞を受賞

日鉄興和不動産株式会社

 日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 正浩、以下「当社」)は、『リビオメゾン東池袋』『緑の循環プロジェクト』『LIVIO×TENJIKU』の3つのプロジェクトにおいて、公益財団法人日本デザイン振興会主催「2025年度グッドデザイン賞」を受賞いたしましたのでお知らせします。住宅事業としては、2024年度に受賞した『グランリビオ浜田山』に続き、6年連続の受賞となります。 

 今後も、マンションブランド「リビオ」のコンセプトである“人生を豊かにデザインするためのマンション”のもと、お客さま一人一人の人生を豊かにする商品・サービスを提供するとともに、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現へ貢献してまいります。

2025年度グッドデザイン賞受賞プロジェクト

1. 集合住宅『リビオメゾン東池袋』

2. 集合住宅の既存樹木の循環利用プログラム『緑の循環プロジェクト』

3. 都市と地域をつなぐソフトサービス『LIVIO×TENJIKU』

▲(左)リビオメゾン東池袋[外観] 、(右上)緑の循環プロジェクト[リビオ専用圃場]、(右下)LIVIO×TENJIKU〔稲刈りイベント〕

1.賃貸マンション『リビオメゾン東池袋』(中〜大規模集合・共同住宅)

【概要】

 無意識下で疲弊する働き盛り世代へ、都市と自然の調和を感じ、自己表現を実現する「都心自然体空間」を提案します。1階庇の豊かな植栽で前面の公園と呼応、アースカラーのバルコニー軒裏や凹凸のある外観が、緑や都市のリズムを表現します。階ごとに異なる住戸内装設計やスマートホームの導入により、賃貸でありながら自分好みの住まいを選択・追求できる仕組みを企画しています。

【デザインのポイント】

1. 公園の樹々や都市の賑わいと呼応する、自然と都市を織り交ぜた建築・デザイン設計

2. 階ごとに異なる住戸内装設計、造作家具の有無を選択して入居できる仕組み

3. 照明・家電・鍵などが入居者の生活に連動し、住まいが住まう人に適応する空間

【審査員の評価】

 前面に広がる東池袋公園の樹木と呼応するように、大胆に緑化された大庇を設け、都市の景観形成に寄与しようとした点は評価できる。奥行きの異なるバルコニーが外観にリズムを与えており、勾配を設けた軒裏のデザインにより、スラブを薄く見せることで軽やかさが表現されている点にも好感が持てる。間取りのバリエーションが豊富で、同一プランでも造作家具の有無が選べるなど、住まいを選ぶ楽しみが享受できる集合住宅になっている。大庇の植栽帯に共用部からアクセスできない計画となっているが、維持管理の観点からは若干の懸念が残る。都市の景観形成の重要な部分を担う庇上の植栽帯が、より良い状態で維持されることを期待している。

2.集合住宅の既存樹木の循環利用プログラム『緑の循環プロジェクト』

【概要】

 当社の開発敷地には多くの既存樹木があり、従来は建物計画の効率性等の観点からその多くを伐採していました。しかし、環境保全・廃棄物削減・アップサイクルの視点から見直すこととし、既存樹木の専用圃場を設け、移植・再資源化の選択肢を拡充し、都市部と郊外で緑を融通する仕組みを構築しました。これにより、持続可能な開発と社会的責任を両立させるべく全社的に取り組んでいます。

【デザインのポイント】

1. 既存樹木を専用圃場1か所に集め樹木の管理・移植の調整をし、高効率かつ適切な樹木の状態を保つ仕組みを構築

2. 既存樹木の再資源化の選択肢を多く持ち、再資源化の先が可視化できるリサイクル・アップサイクルを推進

3. 既存樹木を全社の開発プロジェクトに融通し、社員の啓蒙はもちろん居住者・地域・働く人の環境意識の変容を促進

【審査員の評価】

 開発敷地の既存樹木の利活用における選択肢を確立し、資源循環を通じて新たな価値を創出している。特に、既存樹木の専用圃場を整備するというアイデアは高く評価できる。樹木の循環的利用における選択肢の増加に繋がり、より広範な取り組みに繋がっている。規模の大きい供給主体だからこそ取り組めるものであり、社会的責任のあり方として興味深い。植栽の効果は視覚面にとどまらず、歴史の継承や緑陰のヒートアイランド抑制など広範にわたる。今後の取り組みの展開に期待したい。

3.都市と地域をつなぐソフトサービス『LIVIO×TENJIKU』

【概要】

 本件は、都市部のマンション居住者が単なる観光ではなく、地域に深く関わるライフスタイルを実現するサービスです。宿泊サービスと自然体験イベントを通じて「地域をマンションの共用部」として手軽な活用を実現。居住者には豊かな自然環境での学びの場を、地域には魅力や課題の可視化を通じた事業や関係人口創出の機会を提供しています。

【デザインのポイント】

1. 地域と深く関わる体験と交流を通じ、都市に暮らすLIVIO居住者に豊かな生涯学習の機会を提供

2. LIVIO居住者限定サービスにより安定した送客を実現し、地域の雇用創出と関係人口の拡大を

促進

3. マンション入居後も居住者の暮らしに寄り添うソフトサービスを展開し、製造者としての責任

を果たす

【審査員の評価】

 このプロジェクトは、都市部の住民と農村のコミュニティーをつなぐソフトサービスを設計することで、不動産開発業者が建設以外にもその役割を拡大できることを示す好例である。都市部の居住空間の減少と農村地域の人口減少という二つの課題に取り組むため、このイニシアチブではプラットフォームを通じて、居住者が本物の地域体験を安全でシームレスに利用できるようにしている。観光だけでなく、持続可能なライフスタイルを学習する機会を設けており、実践的な知識の向上や世代間交流を促進し、地域の絆を深めている。このプロジェクトは双方向の価値を生み出す。都市部の住民は自然教育を受け、文化的関わりを得られる一方、農村地域では、安定した訪問者数、雇用創出、注目度向上により利益を得ることができる。農村地域と継続的に関わる「関係人口」を育成することで、「LIVIO × TENJIKU」は都市と農村の共生モデルを構築する。住宅を提供するだけでなく、人、コミュニティー、地域の間の永続的なつながりを設計するという、住宅サービスの未来を示している。

■マンションブランド「リビオ」について

 日鉄興和不動産のマンションブランド「リビオ」は、“人生を豊かにデザインするためのマンション”をコンセプトとしています。幅広いエリア、幅広いお客さまのニーズにこたえる物件ラインナップを取り揃えております。お客さまひとりひとりの人生を豊かにするために考えつづけるマンションブランドです。

・リビオブランドホームページ:https://sumai.nskre.co.jp

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会社概要

日鉄興和不動産株式会社

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URL
http://www.nskre.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR
電話番号
03-6774-8000
代表者名
三輪正浩
上場
未上場
資本金
198億円
設立
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