【調査データ:アスマーク×文教大学】サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について

【テレビ】親世代にとってテレビは必需品で、子世代にとっては親とのコミュニケーションツール

株式会社アスマーク

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、全国の20代~60代以上男女に「【アスマーク×文教大学】サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について」調査を実施し、その結果を4月9日に公開しました。

※調査日は2024年8月21日(水)~8月26日(月)です。

調査結果

近年若者を中心に「テレビ離れ」が進んでいます。昔は、「家族でテレビを囲んで見る」というのが日常でしたが、今ではスマートフォンやタブレット、PCなど、個人のライフスタイルに合わせて動画コンテンツを自由に楽しんでいるように感じます。特にNetflixやAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスの普及により、いつでもどこでも自分のペースで視聴できる環境が整ってきています。
実際、「最近はテレビよりも動画配信サービスで動画を見ている」といったことがあるのではないでしょうか。ドラマやバラエティ、映画に至るまで、動画配信サービスでは取り揃えていることが多いので、「テレビ離れ」といった変化が生じるのは自然だと考えます。

そこで今回は、アスマークの学術調査チームが文教大学(大橋ゼミ)と共同で『サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について』を明らかにするべく、アンケート調査を実施しました。調査における進行・アドバイスをアスマークが実施し、質問紙設計とレポート作成を文教大学様にて実施しています。

本調査結果については、ゼミの活動の一環で学生がまとめたものであり、当社のレポート形式と異なる部分がございます。また、当社は調査設計時のアドバイザーとしての立ち位置を担っており、分析についても学生の主体性を重視しております。
調査会社としての見解と異なる可能性を考慮の上、ご参考いただけますと幸いです。
※学生が学会で発表したプレゼン資料として、調査結果をレポートにまとめております。



過去、文教大学様と実施したレポートも以下からダウンロードが可能です。
【アスマーク×文教大学】一人暮らしの新卒社員の離職意向における学術分析レポート

トピックス

  • 【親】「テレビ購入を推奨する」を答えた割合は、上の世代のほうが高い

  • 【子】「テレビが必要か聞かれた」と答えた割合は、若い世代のほうが高い

  • 20代男女が同居人とテレビをつける時間帯のピークは朝と夜の2つ

  • 休日は午前中にテレビをつけている時間帯がなだらか

ピックアップ

■子へテレビ購入を推奨・親からテレビの必要有無の問い

Q8.あなたが現在、お子様がいる親という立場だとしてお答えください。そのお子様が進学や就職を機に初めて一人暮らしをする際に、あなたはテレビ購入を勧めますか。(1つ選択)
Q11.「一人暮らしを経験したことがある」方にお聞きします。初めて一人暮らしをする際に親にテレビが必要かを聞かれた記憶はありますか。(1つ選択)

下のグラフは、「子にテレビ購入を推奨する割合」が実線、「親からテレビが必要か聞かれた割合」を破線の折れ線で、男女別で表したものです。そして、「子にテレビ購入を推奨する割合」を調査するために伺った際、子供がいない対象者もいたので、「お子様がいる親という立場」という質問の仕方、つまり「もし子供がいるならば」というif条件の上で聞いた質問にしました。そのため、グラフに黒い縦線を引いており、これは第1子出産年齢の平均値です。黒線の左側は比較的子供がいる率が少なく(“もしも”で答えている割合が高く)、右側は子供がいる率が高いというガイドラインとなります。

このグラフから、「テレビ購入を推奨する」を答えた割合は、上の世代のほうが高いこと。そして、「テレビが必要か聞かれた」と答えた割合は、若い世代のほうが高いことがわかった。

子へテレビ購入を推奨・親からテレビの必要有無の問い

■「一人で」 or 「同居している方と一緒に」テレビを視聴する時間帯

Q17-2.Q16の回答で「全く視聴しない」以外を選択した方にお聞きします。あなたが現在、一人でテレビ番組を視聴する時間帯について当てはまるものをすべてお答えください。(それぞれ複数選択可)
Q17-2-1.平日、Q17-2-2.休日


Q18-4.あなたが現在、同居している方と一緒にテレビ番組を視聴する時間帯について当てはまるものをすべてお答えください。(それぞれ複数選択可)
Q18-4-1.平日、Q18-4-2.休日

20代がテレビを視聴する時間帯で特徴を見つけた。平日は、6~8時頃に1つ目のピーク、19~22時頃に2つ目のピークがある様子伺えた。これは、おおよそ朝食と夕食時間※と重なる。
※ 参考:農林水産省『4.食生活の実態(日記調査結果)

また、昼食は12時頃とした場合、特に20代の女性は「一人でテレビを見る人数が多かった」という結果となった。そして、一人でテレビを見る場合は、22~0時にかけて視聴する人が多いということ、第3のピークが0時前にあるということもわかった。

20代男女がTVを見る時間帯(平日)_「一人で」 or 「同居している方と一緒に」テレビを視聴する時間帯

続いて、休日。午前中のピークはなだらかとなり、一人で視聴、二人以上で視聴のどちらでも一定の視聴者がいた。平日と比較するとゆっくり過ごしている様子が伺える。また、夕食帯の第2のピークは休日も健在であるものの、0時前の夜中のピークはなかった。

20代男女がTVを見る時間帯(休み日)_「一人で」 or 「同居している方と一緒に」テレビを視聴する時間帯

調査概要

調査名

サブスクリプションの利用増加・若者のテレビ離れと現代の若者の動画視聴時の環境について

対象者条件

【性別】男性・女性
【年齢】20代~60代以上
【地域】全国

調査項目

【本調査】
・同居有無
・同行している人
・動画サブスクリプションサービスに契約している契約数
・性格に関して
・動画サブスクリプションサービスを利用した、動画視聴の1日の利用時間
・動画サブスクリプションサービスを利用して、よく見る番組のジャンル×場所
・一人暮らしの経験有無
・親目線で、お子様にテレビ購入を進めるかどうか
・進学や就職を機に、新生活のためにテレビを用意するかどうか
・初めて一人暮らしをすることになった理由
・一人暮らしを始めた年
・一人暮らしを始めた頃の両親の年齢
・一人暮らしをする前にいた、実家の家の形態
・一人暮らしをする前に、実家では1日テレビ番組をどのくらい見ていたか
・一人暮らしをする前に、実家でテレビ番組の視聴以外で使っていた理由
・初めて一人暮らしをする際に、親にテレビが必要かどうか聞かれたか
・自身の家に現在テレビがあるかどうか
・小学生の頃、実家にテレビがあったかどうか
・現在、食事をするときにテレビをつけるかどうか
・一人で一日にテレビ番組をどのくらいの時間視聴するか
・一人でテレビ番組の視聴以外で使う理由
・一人でテレビ番組を視聴する時間帯
・現在同居している人のうち、一緒にテレビ番組を見ることがある人
・現在同居している人と一緒に1日にテレビ番組をどのくらいの時間視聴するか
・現在同居している人と一緒にテレビ番組の視聴以外でテレビを使う理由
・現在同居している人と一緒にテレビ番組を視聴する時間帯

サンプルサイズ

1,000サンプル

割付

性年代で均等回収

調査期間

2024年8月21日(水)~8月26日(月)

調査方法

Webアンケート

調査機関

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

代表取締役:町田 正一
所在地  :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 :03-5468-5101
FAX番号 :03-5468-5102
設立   :2001年12月21日
資本金  :139百万円(2023年12月31日現在)
加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)
      マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)

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会社概要

株式会社アスマーク

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URL
https://www.asmarq.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区東一丁目32番12号 渋谷プロパティータワー4階
電話番号
03-5468-5101
代表者名
町田正一
上場
東証スタンダード
資本金
1億3900万円
設立
2001年12月