学びたい40代・立ち止まる50代 資産運用意識 世代間ギャップ
全国47都道府県大調査2025から見えてきた結果
2025年11月27日
メットライフ生命保険株式会社
メットライフ生命保険株式会社が全国の20代~70代までの男女約1万4,100人を対象に、資産運用や将来への備え等について調査した「全国47都道府県大調査2025」、年代別の資産運用に焦点を当て、深掘りしてみました。
今回の調査からは、その多くが就職氷河期世代にあたる40代・50代に共通する特徴として、資産運用やリスクに対する不安、収入や貯蓄が乏しいなかでの資金的余裕の無さを感じていることがわかりました。
一方で、今後の資産運用の実施について40代はむしろ30代に近い気持ちを抱いており、学びに対する前向きな姿勢も見られます。しかし、50代は家族の介護など、老後の準備が現実的に迫ってくる世代で、老後への不安はピークにもかかわらず、資産運用には他の年代より消極的なようです。

<ファイナンシャルプランナー 井戸美枝氏より、資産形成へのアドバイス>
資産形成を始めるのは早いに越したことはありませんが、年代別に「しなくてはならないこと」も変わってきます。
20代・30代の早めの備え、40代・50代の本格的な見直しが必要です。
特に50代は、自分自身の老後の準備と親世代の介護が現実的に迫ってくる世代です。
ボーナス時期、年末年始を機に、介護・相続を視野に入れた資産形成について、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
<主な調査結果>
■将来の不安と資産運用実施状況のギャップ
40代の約3割、50代の約4割が「現在資産運用をしておらず、運用意向もない」と回答。一方で、40代・50代の約7割が「老後生活」、約5割が「年金」を将来の不安材料と答えており、不安と行動の間にギャップが見られます。


■リスク・収入への不安が資産運用の障壁に
年代が上がるほど、「損やリスクを取りたくない」、「運用するほどの収入や貯蓄がない」といった理由が、資産運用をしない・意向もない理由が増える傾向となっています。背景には、相場の乱高下への不安や昇給の実感が持てないことが影響しています。


■40代は50代よりも今後の資産運用に前向き。来年の昇給への期待が背景に
40代の7割以上が「市場や金融商品の知識を得たい」、約3割が「NISAの保有を増やしたい・新たに始めたい」と回答。30代と近い傾向が見られ、50代との意識の違いが明らかになりました。また、「来年の給与が上昇すると思う」との回答割合も30代・40代で近く、前向きな姿勢がうかがえます。

調査結果の詳細につきましては、公式ホームページをご覧ください。
「全国 47 都道府県大調査 2025 ~社会情勢の変化と将来への備え~」
https://www.metlife.co.jp/data/changerougo/japanproject/pdf/survey_report_2025.pdf
調査概要
調査対象:全国47都道府県に在住(調査実査時点)の20代~70代の男女
調査方法:インターネット調査
調査数:14,100人
調査時期:2025年5月30日(金)~6月3日(火)
全国47都道府県大調査について
メットライフ生命は、明るく豊かな人生のあり方や必要な行動を考える礎として、お金や健康、社会に関する意識や、消費行動や生活の傾向等を明らかにする定点調査を、2018年から行ってきました。
8回目となる「全国47都道府県大調査2025 ~社会情勢の変化と将来への備え~ 」では、世界的に不確実性が高い中、相場の急変や物価上昇、NISAをはじめとした投資・資産形成への関心、AIの利用などにも着目して結果をまとめました。
当社は、急速に変化し、多様化するお客さまのニーズを深く理解して商品やサービスに生かしながら、よりたしかな未来に向けて継続的な責任を果たすことを目指していきます。
以上
メットライフ生命について
メットライフ生命は日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、現在は世界有数の生命保険グループ会社、米国メットライフの日本法人としてお客さまに常に寄り添い、最適な保障を選ぶお手伝いをしています。多様な販売チャネルを通じて、個人・法人のお客さまに対し幅広いリスクに対応できる、革新的な商品の提供に努めています。https://www.metlife.co.jp
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