キングジムと大学横断の産学学連携で共同開発！新商品「ポーズー」ペングリップを10月3日に発売

ー京都芸術大学×中央大学の学生と共同開発、長時間の筆記を快適にするアイテムが誕生ー

京都芸術大学（所在地：京都府京都市 学長：佐藤 卓）は、株式会社キングジム（本社：東京都千代田区 代表取締役社長：木村 美代子）、中央大学（所在地：東京都八王子市 学長：河合 久）との産学学連携プロジェクトを通じて、新商品「ポーズー」ペングリップのデザイン開発に取り組みました。本商品は、2025年10月3日（金）からキングジム公式オンラインストア（https://kingjim.com/）、文具取扱店、家電量販店、ネット通販等で発売を開始しました。

「ポーズー」シリーズは、キングジムが展開する人気のぬいぐるみポーチで、見た目の愛らしさと高い機能性を兼ね備えています。第4弾となる今回は「今までにない学びのグッズ」をテーマに、中央大学の学生が“筆記の悩み”に着目した企画を立案し、京都芸術大学プロダクトデザイン学科の学生がそのデザインをブラッシュアップ。キングジムが商品化することで、学生のアイデアが社会に形となって実現しました。

新商品「ポーズー」ペングリップ（https://www.kingjim.co.jp/sp/pouzoo/pen-grip/）

京都芸術大学の学生たちは、従来の「手汗でペンが滑る」「ペンだこが痛い」といった悩みを、前向きで楽しく解決するデザインに発展させました。ぬいぐるみ素材のグリップは、かわいらしいだけでなく、長時間の筆記を快適にする工夫が施されています。こうした取り組みは、本学が掲げる「芸術の力で社会に変革をもたらす」という教育理念を体現するものです。
また、本商品は公益社団法人日本動物園水族館協会への寄付を通じ、野生動物の保全・福祉活動にもつながります。学生の学びが社会課題の解決や持続可能性への貢献に広がることも、本学として大きな意義を感じています。

■製品概要

製 品 名：「ポーズー」ペングリップ
価     格：¥1,800 +消費税
発 売 日：2025年10月3日（金）

■学生発のアイデアを社会実装

学生のアイデアをもとに具体化し、かわいい動物モチーフのデザインで商品化を実現しました。検討段階では「持ちやすさ」や「操作のしやすさ」といった細部まで確認を重ね、学生のリアルな声を商品仕様に反映しました。試作品を用いたフィードバックを繰り返すことで、見た目のかわいらしさと実用性を兼ね備えた商品に仕上げました。

■ 快適さと楽しさを両立する機能

・手汗で滑りにくく、疲れにくい！
お使いのペンに、ぬいぐるみ素材の「ポーズー」ペングリップを取り付けることで、手汗によるペンの滑りを防ぎ、柔らかい握り心地で指への負担を軽減します。また、ペンに適度な太さが加わることで、長時間の筆記でも疲れにくくなります。

・背面から簡単に取り付け可能！
背面ファスナーを開けて、お使いのペンを簡単に装着可能です。ペンの上部にノック機構があるボールペン、シャープペンシルに取り付けることができます。

・装着したままでペンがノックできる
ペングリップを装着したまま、動物の頭の部分を押してノック操作できます。デザインのかわいらしさだけでなく、書きたいときにすぐにペン先を出せる実用性も兼ね備えています。

・鞄やペンケースに付けられる
付属のストラップで、鞄やペンケースにキーホルダーのように取り付けて持ち運ぶことが可能です。

■社会的意義にもつながる、産学学連携の取り組み

今回は、中央大学の学生とともに「今までにない学びのグッズ」をテーマに取り組みました。
企画立案を中央大学商学部の1年生（2023年当時）30名が取り組み、今回のペングリップの企画を実施。

デザインのブラッシュアップを京都芸術大学プロダクトデザイン学科の2年生（2023年当時）7名が、中央大学の企画をもとにアイデアの深掘りやデザインブラッシュアップをおこないました。
手汗対策をネガティブに捉えるのではなく、「持ち歩きたくなる」「気分が上がる」アイテムに仕上げることを重視し、ぬいぐるみのような“もこもこ”な手触りのカバーで覆う形に発展しました。

商品開発に関わった学生と担当教員「当時」

京都芸術大学について

国内最大規模の芸術大学として通学課程、通信教育課程を合わせ、国内外から23,000名を超える多様な年齢層の意欲的な学生が集まる教育機関です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に"社会と芸術"の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施しています。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

所在地：〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
URL：https://www.kyoto-art.ac.jp/