サステナブルな野菜を使ったスープをロイヤルパークホテルズで提供~環境に配慮された堆肥を用いて生産された野菜を活用~
三菱地所グループは、「濠プロジェクト※1」と題して、環境省皇居外苑管理事務所と連携し、東京・丸の内の皇居外苑濠の水辺生態系の復元や生物多様性の保全を目指す取り組みを行っております。2019年からは、環境省が実施する皇居外苑濠の管理※2の過程で刈り取った水草「ヒシ(菱)※3」を堆肥化し、この堆肥を用いて山梨県で栽培された野菜を三菱地所本社カフェテリアなどで食材として活用するという、都市と地方をつなぐ資源循環の仕組みを構築しています。
この取り組みの一環として、ロイヤルパークホテルズでは2021年夏より、ヒシを含む堆肥で栽培された玉ねぎやトウモロコシを使用し、グループ統括総料理長監修のもとスープに加工したものを、期間限定でロイヤルパークホテルズの一部にて提供してまいりました。今年もこの玉ねぎとトウモロコシを使用したスープをお客様へご提供いたします。今後もサステナブルな野菜の使用などを通じ、お客様にSDGsを身近に感じていただける体験を提供してまいります。
【貢献する主なSDGs】
【注釈】
※1 濠プロジェクト:
三菱地所が2017年に環境省との間で協定を締結して実施している、皇居外苑濠を中心とした水辺生態系の復元・生物多様性の保全を目指すプロジェクト。生きものの保全や復元には、三菱地所グループの従業員や大丸有エリアのオフィスワーカーも参加している。
※2 皇居外苑濠の管理:
皇居外苑濠の一部では、夏季を中心にヒシが水面を覆い尽くすほど繁殖して美観を損ねているほか、他の水生植物の生育を阻害するなどの生態系への影響が生じていることから環境省が定期的に刈取を行っている。
※3 ヒシ(菱):
ミソハギ科の一年草の水草であり、葉が水面に浮く浮葉植物。皇居外苑濠で繁茂し、水面を覆う現象が起きている。生態系(エコシステム)に影響を与える植物である一方で、ヒシがあることで小型の生物が大型の生物から身を守るための隠れ家としての機能も有しており、その生育状況によって生態系にさまざまな影響を与えることから「エコシステム・エンジニア」と呼ばれる。
■実施概要
<スープの提供>
提供期間:2023年8月25日(金)~ ※無くなり次第終了予定
提供ホテル:
ロイヤルパークホテル(東京・日本橋)/横浜ロイヤルパークホテル
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留/ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋
ザ ロイヤルパークホテル 京都三条
ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8/ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー
ザ ロイヤルパーク キャンバス 名古屋/ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条
ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜/ザ ロイヤルパーク キャンバス 神戸三宮
*ご提供方法はホテルにより異なりますが、朝食やエグゼクティブラウンジでのご提供、またランチ・ディナーの一品などとしてご提供いたします。
■スープの詳細
髙橋 明グループ統括総料理長監修のもと、野菜本来の甘さと旨味を活かし、野菜そのものを感じられるスープに仕上げています。
【コーンスープ】
生でも美味しいトウモロコシのざくざくとした食感を楽しむ、食べるスープに仕上げました。八ヶ岳から送られてきた新鮮なトウモロコシが持つ純粋な甘さを引き立てるため、あえて牛乳と生クリームの量を最小限にし、塩と胡椒を効かせたシンプルな味付けのスープを冷製でお召し上がりいただきます。
【オニオンスープ】
標高が高く気温差の大きい八ヶ岳で育った玉ねぎを使用したクリーミーな温製スープです。
生サラダでも食べられる素材の甘みをさらに引き出すため、じっくりとバターでソテーし、ブイヨンと牛乳で煮込んでいます。口に含むと広がる、玉ねぎのまろやかな味と香りをぜひお試しください。
■ロイヤルパークホテルズについて
三菱地所グループのロイヤルパークホテルズは、フルサービス型ホテル及びプレミアム宿泊主体型ホテル「THEシリーズ」を国内20か所で展開しております。今回の活動では、お客様に美味しい食事を楽しみながら、サステナブルな活動を身近に感じていただくことで、生物多様性の保全や環境保護への理解推進に寄与することを目指しております。今後も新規ホテルの出店を進めることで、チェーン拡大とブランド力の向上を図るとともに、グループ一体となって持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。
※全ての画像はイメージです。
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