千葉大生が50円均一の古着市を開催 500人来場 売上金約4万円を寄付
千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト
国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会と株式会社京葉銀行は、2017年度より協同でecoプロジェクトを実施しており、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを行っています。その一環で、京葉銀行と千葉大学の関係者から集めた古着を50円均一で販売するイベントを10月23日(日)にZOZOの広場にて開催し、500人以上が来場しました。
- イベント概要
身近なところからエコを啓発したいという学生の想いから古着市を企画しました。京葉銀行の行員と千葉大学の学生・教職員から不用になった衣類を回収し、学生が検品・仕分けをしたものを、地域の方向けに1着50円という格安で販売しました。
名 称:CHIBA'S BAZAAR ~古着でつなげるエコの糸~
日 時:2022年10月23日(日)10:00~16:00
場 所:ZOZOの広場
販売価格:1着50円均一(入場料無料)
取り扱い:レディース、メンズ、子供服 約1,100着
主 催:千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト
運 営:千葉大学環境ISO学生委員会
協 力:株式会社ZOZO
- イベントの様子
イベント当日はよく晴れ、開店時間の10時にはたくさんの方が訪れました。お気に入りの1着を見つける方や、中には20着以上まとめて購入する方もいて、大賑わいでした。
近所に住む70代の女性は、「全部50円は安いですね。孫が3人いるのでかわいい服がたくさんあってよかったわ」と8着ほど購入されました。友達と2人で来た千葉大学の学生は、お互いに似合うかどうか確認しあいながら、両手いっぱいに服を選んでいました。チラシを見て来たという女性は「これ、絹100%って書いてあって、とても素敵な柄だったから、スカーフにリメイクしようと思っています」と、花柄のワンピースを手に取っていました。一緒に来た娘さんも冬にぴったりのアルパカの毛でつくられたセーターを見つけて喜んでいました。
<結果>
出品点数 約1,100着
来場者数 約500人
購入組数 約350組
購入点数 829着
売上 4万1,450円
売上は千葉県と千葉大学医学部附属病院に寄付し、コロナ対策に充てられます。残った古着は他のイベントにブース出店して販売するほか、子ども食堂に寄付する予定です。
- 担当した学生のコメント(園芸学部2年 戸井田俊介)
大学生になって自分自身が服に興味を持つようになり、新しい服を買う機会が増えましたが、一方で、着なくなった服もあり、不用になった服が多くの家で眠っているのではないかと思うようになりました。そこで、古着を集めてリユースしようと思いつきました。2022年の5~6月にかけて、千葉大学の学生や教職員と京葉銀行の行員の方から古着を集めたところ、段ボール30箱分という、想像以上の量が集まったことから、着なくなった服を捨てるよりリユースに繋げたいというニーズは多くあることを実感しました。1,000着以上の服をレディース、メンズ、子供服などに分類するのは大変でした。
販売会のようなイベントを企画するのは初めてだったので、当日はどうなるか不安でしたが、開店早々からたくさんの人が来てくれて、ほとんどの方が1着以上、多い人で20着以上買ってくださり、とても嬉しかったです。この企画を通じて、こうしたイベントに市民の方が古着を提供するニーズも、購入するニーズもあることがわかり、また、2回目の開催を望む声もあったので、次年度以降も実施できればよいなと思っています。- 「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」について
千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施しています。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識の啓発活動を実践しています。
公式サイト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
本年度のプロジェクトキックオフリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000599.000015177.html
昨年度のプロジェクト報告リリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000585.000015177.html
- 本件に関するお問い合わせ
京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065
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